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BUMP OF CHICKEN『ロストマン』、ドラムの聴きどころは? Dos Monosの荘子itが語る

BUMP OF CHICKEN『ロストマン』、ドラムの聴きどころは? Dos Monosの荘子itが語る

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。7月15日(月)から18日(木)まで、ニューアルバム『aurora arc』をリリースしたBUMP OF CHICKENを特集。

2日目からは、BUMP OF CHICKENを敬愛する著名人にコメントをお届け。7月16日(火)のオンエアでは、ヒップホップグループ、Dos Monosのラッパー/トラックメイカーの荘子itさんが、BUMP OF CHICKENの魅力を語りました。

【1日目】BUMP OF CHICKEN、3年ぶりの新アルバム『aurora arc』を全曲解説!


■荘子itがいちばん最初にハマったBUMPの曲

ヒップホップ界からのコメント……というのは意外かもしれませんが、荘子itさんはBUMP OF CHICKENのサブスクリプション配信が決まったとき、SNSで歓喜のコメントを連投するほどの大ファンです。

荘子it:何を隠そう、僕はBUMP OF CHICKENさんが、自分が主体的に音楽を聴くようになったいちばん最初のアーティストなんです。もう聴いてたのは15年くらい前、小学生の頃で、4つ上の兄貴がいまして、その兄貴の部屋が壁を隔てて隣にあって。兄貴の部屋から音漏れでズンチャカズンチャカ、音が流れてくるっていうのが僕のいちばん古い音楽の記憶なんですけど、その中にすごいしっくりくる、好きだなっていうのが何も音楽を知らないながらにあったんですよね。

そんなある日、お兄さんがいないときに部屋に入り、お気に入りの音楽をまとめたMDから見つけたのが、BUMP OF CHICKENの『ガラスのブルース』でした。それから中学生になり自分で初めて買ったCDが、BUMP OF CHICKENのシングル『プラネタリウム』でした。

荘子it:こうやってこういう機会にしゃべれるっていうのは、やっぱり人生ですごい大事なバンドだなと思っています。


■『ロストマン』の聴きどころ

荘子itさんがセレクトしたナンバーは『ロストマン』

荘子it:この曲は、人生はいろんな選択肢がある中で、選んでいく道と選ばなかった道があって、そんな忘れちゃったほうの世界に思いを馳せるような歌詞がある曲です。

荘子itさんがぜひ注目してもらいたいというのがドラム。

荘子it:この曲は1番のサビから2番のAメロになるまで、ずっとドラムのパターンが、あまり盛り上げ過ぎないっていうか、すごく間を活かしたドラムになっているんですけど、2番のサビになるといきなり、普通に8ビートで超シンプルなドラムパターンがくるんです。それがきたときの高揚感というか、引き算の美学を感じます。僕のやっているヒップホップは、曲のド頭からいきなりブンブン、ビートが効いてる曲ばっかり作ってるんで、久しぶりにこの曲を聴いてみたら、2分半くらいでようやくビートが入ってくる感じがいいなと。勉強になりました。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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