Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

スガ シカオ、『夜空ノムコウ』をアコースティックセットで…横浜アリーナをしっとり酔わせる【J-WAVE LIVE】

J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」が、7月13日(土)、14日(日)、15日(月)に横浜アリーナにて開催。

音楽シーンの最前線で活躍するJ-WAVEと縁の深い全20組のアーティストが、3日間にわたってアツいライブを繰り広げる。ここでは13日に登場したスガ シカオのライブの模様をお届けしよう。

J-WAVE LIVEの常連であるスガ。この日は初のアコースティックセットで登場した。ステージが幕を開け、一曲目は『アイタイ』。緊迫感のあるストリングスの危うい色気に、会場は一気にスガならではのアダルトな雰囲気に染まる。続いての『傷口』は清らかなピアノが引き立つ演奏で、冒頭2曲にして楽曲の幅広さを感じさせた。



「J-WAVE LIVEには20回くらい出させていただいて。いつも盛り上げ役だったけれど、今日はアコースティックセットです。やっとことがないので新鮮」とスガ。「今日は、みなさんが“聴きたい”と思う曲を選んできました」と披露された『Progress』は、美しいストリングスに、パーカッションがアクセントとなっている。スガのボーカルをやわらかく包み込んでいた。

『19才』は、うなるベースラインと軽快なパーカッションに思わず体が揺れる。観客もテンションも急上昇し、曲が終わると、「シカオさん!」とアツく呼びかける声で溢れた。



スガの代表曲のひとつであるバラード『月とナイフ』は、アコースティックギターとエレキギターのみで演奏された。原曲と同じ深い響きのアコギに、切なさをかきたてるエレキが重なる。弦がきしむ音まで心地よく、スガのかすれた歌声とともに、会場へと染み渡っていった。



しっとりとした空気を引き連れて、『夜空ノムコウ』へ。壮大なストリングスと繊細なピアノで、横浜アリーナの天井に果てしない夜空が広がっていくようだ。アコースティックセットが映えるバラードに、観客はじっと聴き惚れた。最後は明るく『午後のパレード』。観客もハンドクラップで参加し、賑やかに締めくくった。



誰しもが耳にしたことのある名曲が連発されたスガのステージ。聴き惚れるような、ゆったりとしたテンポの楽曲が多く披露され、スガの新たな魅力を体感した観客も多かったのではないだろうか。

Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)

■セットリスト
01. アイタイ
02. 傷口
03. Progress
04. 19才
05. 月とナイフ
06. 夜空ノムコウ 
07. 午後のパレード

■開催概要
イベント名:「J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION」
日程:2019年7月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)

■オンエア情報
番組名:『J-WAVE SPECIAL J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION』(J-WAVE 81.3FM)
放送日時:2019年8月12日(月・祝)21時〜25時
番組名:『ライブ・プレミアム』『smart』(CS放送フジテレビNEXT)
放送日時:2019年9月19日〜2020年7月31日/6回放送)

【出演】

7月13日 出演:(五十音順)
EXILE TAKAHIRO
さかいゆう
SIRUP
スガ シカオ(Acoustic Set)
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
フジファブリック
OPENING ACT:ビッケブランカ

7月14日 出演:(五十音順)
AI
大橋トリオ(スペシャルバンドマスター)
KREVA
JUJU
Little Glee Monster
RYUJI IMAICHI
OPENING ACT:リーガルリリー

7月15日 出演:(五十音順)
あいみょん
SHISHAMO
Nulbarich
秦 基博
平井 堅
OPENING ACT:chelmico

会場:横浜アリーナ
主催:J-WAVE

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