世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival 2019」が、現地時間4月12日(金)~14日(日)、19日(金)~21日(日)の週末2回にわたって、米カリフォルニア州インディオにて開催されました。
このイベントに、J-WAVEの番組『GOLDEN PASS』(毎週日曜23:00-23:54)でナビゲーターを務める藤田琢己が潜入! 世界中から大きな注目を集めた「コーチェラ」はどんなフェスだったのでしょうか。藤田が会場の雰囲気やイベントの模様を振り返ります。(編集部)
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■コーチェラってどんなフェス?
2019年4月19~21日にアメリカ・カリフォルニア州インディオで行われた「Coachella Valley Music and Arts Festival 2019」(コーチェラ)に行ってきました。世界のフェスでもなかなか例のない「2週連続同じラインナップで行われるフェス」ということで、動員人数ももちろん桁違い! 2週合計で約25万人を動員するという、すごい規模のフェスなんです。
今年は、『This Is America』でグラミー賞「年間最優秀楽曲賞」を含む4冠に輝いたチャイルディッシュ・ガンビーノやTame Impala、アリアナ・グランデといったトリを飾ったアーティストたちを筆頭に、今旬なラインナップが揃いました。個人的には、クラブ系のDJやヒップホップ勢が、しっかりとラインナップされている印象です。去年はX-JAPANが出演してニュースになりましたが、今年はPerfumeがパフォーマンスするということで、改めて日本でも話題になりましたね。そして、いくつかのステージをいち早くライブ配信していることで、音楽ファンの間でかなり広がりを見せています。日本でも馴染みの海外フェスの一つと言えるのではないでしょうか。
■とにかく広大! 目印は観覧車
今回は2週目の初日、19日(金)から参加した模様をレポートしたいと思います。日本からはduo MUSIC EXCHANGEが新たにツアーを組んでいて、そこに参加させていただくことになりました。会場は、LAから車で2~3時間内陸にドライブした、インディオのエンパイア・ポロクラブというところで行われます。普段はポロ(馬に乗ってボールをスティックで打つ競技)の競技場だという、東京ドームおよそ9個分の広大な芝生の土地に、8つほどのステージが展開されています。
会場の周辺はカーキャンピングをする人たちのエリアが広がっており、音楽半分、仲間とのキャンプ半分という雰囲気でそれぞれの時間を過ごしています。会場に来る人は、アメリカ現地から車で来る人、付近のホテルからシャトルバスが出ていて、それに乗り合いで到着する人、Uberに乗ってくる人、家族に送ってもらう人など、さまざま。何と言っても、駐車場を含めた総敷地面積が広いです! 広大な土地にあるので、入り口に目印が必要……ということなのか、コーチェラ名物が入り口付近にある“観覧車”! 駐車場に車を止めて、遠くにある観覧車をめがけて歩いていきます。
駐車場からの入口ゲートはこんな感じです。
車を降り、てくてく歩くこと10分。観覧車が向こうの方に見えてきました。
駐車場から会場入り口まで送ってくれる輪タクです。名前は「Pedicab:ペディキャブ」。彼らはフェス側と契約していて、全米中のフェスを回って仕事をしています。写真の彼はジョーイ。マイアミ州オーランドから来ていて、ユニバーサル・スタジオでもお仕事しているとか。お値段は11ドル。僕が乗車したのは3分半ほど……皆さんは歩いていましたね(笑)。
セキュリティチェック、持ち物検査をして、いざ中へ!
会場は開放的な雰囲気です。入場すると、入口のすぐ近くにあるクラブミュージックテント・ステージの低音が体に響いてきます。
■コーチェラ名物のアート展示は「インスタ映え」間違いなし
コーチェラの会場全体はこんな感じです。お気づきかと思いますが、ほぼ四角形のフィールドの中に全部が収まっています。この中に4万5千人ほど収容することができます。広いですが、中央からの距離はそれほどでもないため、欲張ってステージを見ることも可能です。ただし、あまり急いでステージ間を移動している人はいませんでした。
さらに奥に進むと、螺旋階段内蔵の塔が! 周りが七色の窓で覆われています。会場には他にも、巨大なアート展示がたくさん。それぞれがとても大きいので、エリアの特徴として覚えておくと、ステージ間を移動しやすいですね。ただし、巨大な宇宙飛行士さんは、車輪がついていて、ゆっくりと会場を回遊しています。
気づいた細かいポイントですが、充電スポットが充実しています。雨が少ない土地柄か、このようなスポットには屋根がありません。日陰を求めてこの充電スポットの下に腰掛ける人もいました。
コーチェラが行われる時期は春ですが、肌を刺すような日差しが照りつけます。ただし、空気が乾燥しているため、汗もすぐに乾きます。肌にまとわりつくような日本の暑さとはちょっと違いますね。
暑さと乾燥対策に、会場には、空のボトルを持ち込むことができます。フリーウォータースポットが会場に点在しているので、みんなこぞって自分のボトルにお水を入れています。僕もたくさん利用しました。また、生搾りレモネードスタンドも各所に! レモン3つをギューッと絞って、その場で作ってくれます。お値段は9ドルです。
そして、夕方がいちばんの「インスタ映えタイム」ということで、みんな短い夕日の時間帯に観覧車をバックに写真を撮っていました。日が沈むのが日本より30~40分は遅いかな、という感じです。この写真の時間で18時くらいでしょうか。
夜になると、各オブジェや建物が光に照らされて、昼とはまた違う雰囲気になります。暑かった昼間とは打って変わって、夜は肌寒くなるのでジャンパーをバックパックに入れておくのをお勧めします。物販に薄手のパーカーが売っていたのが、絶妙に功を奏していました。
夜遅くなっても盛り上がっています。トリのアーティストが登場するのが夜の11時25分! ということで、写真にある飲食エリアのように、みんな遅くまでワイワイとやっています。一方でぞろぞろと帰り始める人もいました。本当に自由にマイペースに行動していますね。
コーチェラ特集その1はここまで。その2では、各ステージの模様をご紹介します! お楽しみに!
【番組情報】
番組名:『GOLDEN PASS』
放送日時:日曜 23時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldenpass/
このイベントに、J-WAVEの番組『GOLDEN PASS』(毎週日曜23:00-23:54)でナビゲーターを務める藤田琢己が潜入! 世界中から大きな注目を集めた「コーチェラ」はどんなフェスだったのでしょうか。藤田が会場の雰囲気やイベントの模様を振り返ります。(編集部)
【関連記事】「コーチェラ」会場の様子を、藤田琢己がレポート! 広大な敷地でマイペースに楽しむ世界最大級のフェス
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■コーチェラってどんなフェス?
2019年4月19~21日にアメリカ・カリフォルニア州インディオで行われた「Coachella Valley Music and Arts Festival 2019」(コーチェラ)に行ってきました。世界のフェスでもなかなか例のない「2週連続同じラインナップで行われるフェス」ということで、動員人数ももちろん桁違い! 2週合計で約25万人を動員するという、すごい規模のフェスなんです。
— Coachella (@coachella) 2019年1月3日(今年のラインナップ)
今年は、『This Is America』でグラミー賞「年間最優秀楽曲賞」を含む4冠に輝いたチャイルディッシュ・ガンビーノやTame Impala、アリアナ・グランデといったトリを飾ったアーティストたちを筆頭に、今旬なラインナップが揃いました。個人的には、クラブ系のDJやヒップホップ勢が、しっかりとラインナップされている印象です。去年はX-JAPANが出演してニュースになりましたが、今年はPerfumeがパフォーマンスするということで、改めて日本でも話題になりましたね。そして、いくつかのステージをいち早くライブ配信していることで、音楽ファンの間でかなり広がりを見せています。日本でも馴染みの海外フェスの一つと言えるのではないでしょうか。
■とにかく広大! 目印は観覧車
今回は2週目の初日、19日(金)から参加した模様をレポートしたいと思います。日本からはduo MUSIC EXCHANGEが新たにツアーを組んでいて、そこに参加させていただくことになりました。会場は、LAから車で2~3時間内陸にドライブした、インディオのエンパイア・ポロクラブというところで行われます。普段はポロ(馬に乗ってボールをスティックで打つ競技)の競技場だという、東京ドームおよそ9個分の広大な芝生の土地に、8つほどのステージが展開されています。
会場の周辺はカーキャンピングをする人たちのエリアが広がっており、音楽半分、仲間とのキャンプ半分という雰囲気でそれぞれの時間を過ごしています。会場に来る人は、アメリカ現地から車で来る人、付近のホテルからシャトルバスが出ていて、それに乗り合いで到着する人、Uberに乗ってくる人、家族に送ってもらう人など、さまざま。何と言っても、駐車場を含めた総敷地面積が広いです! 広大な土地にあるので、入り口に目印が必要……ということなのか、コーチェラ名物が入り口付近にある“観覧車”! 駐車場に車を止めて、遠くにある観覧車をめがけて歩いていきます。
駐車場からの入口ゲートはこんな感じです。
車を降り、てくてく歩くこと10分。観覧車が向こうの方に見えてきました。
駐車場から会場入り口まで送ってくれる輪タクです。名前は「Pedicab:ペディキャブ」。彼らはフェス側と契約していて、全米中のフェスを回って仕事をしています。写真の彼はジョーイ。マイアミ州オーランドから来ていて、ユニバーサル・スタジオでもお仕事しているとか。お値段は11ドル。僕が乗車したのは3分半ほど……皆さんは歩いていましたね(笑)。
セキュリティチェック、持ち物検査をして、いざ中へ!
会場は開放的な雰囲気です。入場すると、入口のすぐ近くにあるクラブミュージックテント・ステージの低音が体に響いてきます。
■コーチェラ名物のアート展示は「インスタ映え」間違いなし
2019 festival maps are here. More info on the venue, parking, directions and more here - https://t.co/1wxXgEsqKm pic.twitter.com/ByIjpBRHcN
— Coachella (@coachella) 2019年4月10日
コーチェラの会場全体はこんな感じです。お気づきかと思いますが、ほぼ四角形のフィールドの中に全部が収まっています。この中に4万5千人ほど収容することができます。広いですが、中央からの距離はそれほどでもないため、欲張ってステージを見ることも可能です。ただし、あまり急いでステージ間を移動している人はいませんでした。
さらに奥に進むと、螺旋階段内蔵の塔が! 周りが七色の窓で覆われています。会場には他にも、巨大なアート展示がたくさん。それぞれがとても大きいので、エリアの特徴として覚えておくと、ステージ間を移動しやすいですね。ただし、巨大な宇宙飛行士さんは、車輪がついていて、ゆっくりと会場を回遊しています。
気づいた細かいポイントですが、充電スポットが充実しています。雨が少ない土地柄か、このようなスポットには屋根がありません。日陰を求めてこの充電スポットの下に腰掛ける人もいました。
コーチェラが行われる時期は春ですが、肌を刺すような日差しが照りつけます。ただし、空気が乾燥しているため、汗もすぐに乾きます。肌にまとわりつくような日本の暑さとはちょっと違いますね。
暑さと乾燥対策に、会場には、空のボトルを持ち込むことができます。フリーウォータースポットが会場に点在しているので、みんなこぞって自分のボトルにお水を入れています。僕もたくさん利用しました。また、生搾りレモネードスタンドも各所に! レモン3つをギューッと絞って、その場で作ってくれます。お値段は9ドルです。
そして、夕方がいちばんの「インスタ映えタイム」ということで、みんな短い夕日の時間帯に観覧車をバックに写真を撮っていました。日が沈むのが日本より30~40分は遅いかな、という感じです。この写真の時間で18時くらいでしょうか。
夜になると、各オブジェや建物が光に照らされて、昼とはまた違う雰囲気になります。暑かった昼間とは打って変わって、夜は肌寒くなるのでジャンパーをバックパックに入れておくのをお勧めします。物販に薄手のパーカーが売っていたのが、絶妙に功を奏していました。
夜遅くなっても盛り上がっています。トリのアーティストが登場するのが夜の11時25分! ということで、写真にある飲食エリアのように、みんな遅くまでワイワイとやっています。一方でぞろぞろと帰り始める人もいました。本当に自由にマイペースに行動していますね。
コーチェラ特集その1はここまで。その2では、各ステージの模様をご紹介します! お楽しみに!
【番組情報】
番組名:『GOLDEN PASS』
放送日時:日曜 23時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldenpass/
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