J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。この番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語ります。6月はミュージカル俳優の井上芳雄さんが登場。
7日(金)のオンエアでは、音楽をはじめるきっかけとなった賛美歌との出会い、自分の人生を決めた運命のミュージカルについて語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月14日23時59分まで)】
■音楽に目覚めたきっかけは賛美歌
井上さんはクリスチャンの家庭に生まれました。幼い頃から両親と教会に通い、賛美歌を聴いて育ち、物心がついた頃にはすでに聖歌隊に入っていたのだとか。そこで賛美歌を歌い、褒められていたそうです。
井上:周りの大人から褒められるんですよ。「芳雄くんは本当にキレイな声をしている」と(笑)。僕は小さい頃すごく声が高くて、ボーイソプラノだったんです。知らず知らずのうちに「自分は歌が得意なんだな」と刷り込まれて、そこから歌うようになったと思います。そういう意味でも最初の経験はやっぱり賛美歌だったということになると思います。
■カラオケでモテまくった学生時代
賛美歌の他には、父親が好きだったというザ・ビートルズやカーペンターズ、母親が好きだったという中島みゆきさんや加藤登紀子などの邦楽もよく聴いていました。「両親の影響を色濃く受けてると思います」と井上さん。
井上:そんなな、自我も目覚めまして。自分で最初に買ったCDは光GENJIだったんです。しかも、令和になった時代に言うのもなんなんですけど、光GENJIの『Hey!Say!』っていうアルバムでした。
井上さんは光GENJIが大好きで、ローラースケートには乗れなかったものの、ハチマキをして歌っていたほど憧れていたそうです。
中学・高校生ぐらいになり友人たちとカラオケに行くようになると、歌が得意だった井上さんはすごくモテました。十八番は藤井フミヤさんの『Another Orion』。「ここぞとばかりに歌ってました。いま思うとちょっとやらしいっていうか、周りの友だちに手加減がなかったなって気はします(笑)」と当時を振り返りました。
■人生を決めたミュージカル『キャッツ』
井上さんが小学4年生の頃、地元・福岡に劇団四季のミュージカル『キャッツ』がやってきました。家族で観に行くと、これがきっかけでミュージカルにどハマり。「『キャッツ』がなければ、音楽とこんなに深く関わることもなかったかも」とまで言います。
井上:なにがそんなに感動したかっていうと、今から振り返って考えればということなんですけど、やっぱり歌でドラマを伝えるという方法ですかね。そこにすごく感動しました。『キャッツ』はいろんな猫が出てくるんですけども、その中でグリザベラっていう娼婦猫がいます。昔はキレイで男の人からもチヤホヤされたであろう、でも今は歳をとってしまってみすぼらしい姿になって、みんなから避けられるようになってしまった猫です。でも、「自分はもう一度輝きたい」と言って歌う『メモリー』という曲があるんですけど、それを聴いたときに、涙が出るほど感動しました。なかなか小学4年生で歌を聴いて泣かないじゃないですか。しかも娼婦猫の悲哀みたいなものに対する共感がどこにあったのかわからないですけど。
年齢や性別を超えた感情をミュージカルによって呼び覚まされ、心が揺れ動かされたときに「これをやる」と決めたという井上さん。オンエアでは、その『メモリー』をお届けしました。
次週14日(金)も引き続き、井上さんが音楽遍歴を語ります。ぜひチェックしてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月14日23時59分まで)】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/
7日(金)のオンエアでは、音楽をはじめるきっかけとなった賛美歌との出会い、自分の人生を決めた運命のミュージカルについて語りました。
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■音楽に目覚めたきっかけは賛美歌
井上さんはクリスチャンの家庭に生まれました。幼い頃から両親と教会に通い、賛美歌を聴いて育ち、物心がついた頃にはすでに聖歌隊に入っていたのだとか。そこで賛美歌を歌い、褒められていたそうです。
井上:周りの大人から褒められるんですよ。「芳雄くんは本当にキレイな声をしている」と(笑)。僕は小さい頃すごく声が高くて、ボーイソプラノだったんです。知らず知らずのうちに「自分は歌が得意なんだな」と刷り込まれて、そこから歌うようになったと思います。そういう意味でも最初の経験はやっぱり賛美歌だったということになると思います。
■カラオケでモテまくった学生時代
賛美歌の他には、父親が好きだったというザ・ビートルズやカーペンターズ、母親が好きだったという中島みゆきさんや加藤登紀子などの邦楽もよく聴いていました。「両親の影響を色濃く受けてると思います」と井上さん。
井上:そんなな、自我も目覚めまして。自分で最初に買ったCDは光GENJIだったんです。しかも、令和になった時代に言うのもなんなんですけど、光GENJIの『Hey!Say!』っていうアルバムでした。
井上さんは光GENJIが大好きで、ローラースケートには乗れなかったものの、ハチマキをして歌っていたほど憧れていたそうです。
中学・高校生ぐらいになり友人たちとカラオケに行くようになると、歌が得意だった井上さんはすごくモテました。十八番は藤井フミヤさんの『Another Orion』。「ここぞとばかりに歌ってました。いま思うとちょっとやらしいっていうか、周りの友だちに手加減がなかったなって気はします(笑)」と当時を振り返りました。
■人生を決めたミュージカル『キャッツ』
井上さんが小学4年生の頃、地元・福岡に劇団四季のミュージカル『キャッツ』がやってきました。家族で観に行くと、これがきっかけでミュージカルにどハマり。「『キャッツ』がなければ、音楽とこんなに深く関わることもなかったかも」とまで言います。
井上:なにがそんなに感動したかっていうと、今から振り返って考えればということなんですけど、やっぱり歌でドラマを伝えるという方法ですかね。そこにすごく感動しました。『キャッツ』はいろんな猫が出てくるんですけども、その中でグリザベラっていう娼婦猫がいます。昔はキレイで男の人からもチヤホヤされたであろう、でも今は歳をとってしまってみすぼらしい姿になって、みんなから避けられるようになってしまった猫です。でも、「自分はもう一度輝きたい」と言って歌う『メモリー』という曲があるんですけど、それを聴いたときに、涙が出るほど感動しました。なかなか小学4年生で歌を聴いて泣かないじゃないですか。しかも娼婦猫の悲哀みたいなものに対する共感がどこにあったのかわからないですけど。
年齢や性別を超えた感情をミュージカルによって呼び覚まされ、心が揺れ動かされたときに「これをやる」と決めたという井上さん。オンエアでは、その『メモリー』をお届けしました。
次週14日(金)も引き続き、井上さんが音楽遍歴を語ります。ぜひチェックしてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く(2019年6月14日23時59分まで)】
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番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/