J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、5月27日にデビュー20周年イヤーを締めくくる5年ぶりのフルアルバム『三毒史』をリリースした椎名林檎を特集しています。
初日から3日目までは、初期作、東京事変、ソロ復帰から現在までの活動を振り返りました。最終回となる5月30日(木)のオンエアでは、リスナーが選ぶ「椎名林檎といえばこの1曲」をコメントとともに紹介しました。
【1日目】椎名林檎が女性に示した、「自由に自分らしく生きることが素敵」という価値観
【2日目】東京事変の軌跡を振り返る。解散発表後の「粋」な歌詞とは
【3日目】椎名林檎がトータス松本や宮本浩次に「コラボのオファー」をした理由
■J-WAVEリスナーが選ぶ、椎名林檎・東京事変の1曲
・『本能』
「ど定番ですが『本能』。去年のツアーで、この曲で登場した林檎さんが衝撃的すぎて、今思い出しても感動」
あっこゴリラ:当時、鮮烈なビジュアルとリリックとサウンド、日本全体が度肝を抜かれたと思います。『ここでキスして。』ともかぶるんですけど、切羽詰まってる感じを演出していて、10年後にツアー「林檎博」でストリングスを入れて鹿のオブジェをつけていて。「もう勝てないです」という感じです。
・『丸の内サディスティック』
「高校の音楽の授業でピアノ、ベースをカバー。信じられないくらい褒められた1曲。私の初勤務地も丸の内でした」
あっこゴリラ:林檎さんのリリックって駅名が多いですよね。私も『歌舞伎町の女王』でJR新宿駅の東口とか覚えてましたもんね。あと、どうしても言いたいことがあって、林檎さんは韻を踏むライミングがすごいんです。ダブルミーニングとかですね。それが顕著に表れてるのが『丸の内サディスティック』だなと思います。
・『カリソメ乙女』
「やっぱり、これかな。映画『さくらん』の主題歌であり、ジャズと花魁という組み合わせがめちゃくちゃカッコいい。アルバム『平成風俗』に入っているタンゴバージョンも素晴らしくて甲乙つけがたい。好きすぎる」
あっこゴリラ:シングルバージョンとアルバムバージョンでアレンジを変えてくるんです。ライブも変えてきて、それがいいんです!
・『茜さす 帰路照らされど…』
「しっとりとした始まりから、サビでガッと盛り上がる感じがたまりません。後半の英語詞部分でグワッと心が掴まれます」
あっこゴリラ:林檎さんのこっち路線にも、すごい曲がいっぱいあるんです。この他にも初期だと『すべりだい』とか『同じ夜』、東京事変時代の『心』とか『落日』とか、しっとりとしたミドルテンポのいい曲がいっぱいあるんです。だいたいカップリングだったりするんですけど。
・東京事変『勝ち戦』
「1曲に絞れるわけがないのですが、東京事変もOKとのことなので『勝ち戦』。初めてライブDVDを観たときに、和訳の素晴らしさを知ってずっと好きな曲です」
あっこゴリラ:わかる! この曲は和訳がすごいんですよ。ぜひ調べてみてください。
・『月に負け犬』
「高校生のとき、あまり集団行動が得意じゃなくいつもウォークマンでこの曲を聴きながら学校生活を過ごしていました。自分の欲や理想と社会のギャップをどう埋めようか、認められるってなんだろうと毎日考えていた頃を思い出します」
あっこゴリラ:2000年の『勝訴ストリップ』に収録されているナンバーです。進路を選ぶときに「いろいろ好きなものが多すぎちゃってどうしたらいいんだろう」って。でも林檎さんが「これだ」と決めた覚悟とか当時の気持ちを書かれたのかなと勝手に妄想して聴き込んで、迷っている自分と重ねて、思い込みすぎちゃったりする、自分の時期も思い出す曲です。
最後に、あっこゴリラが選ぶ「椎名林檎といえばこの1曲」を紹介しました。
・『茎(STEM)』
あっこゴリラ:アルバム『加爾基 精液 栗ノ花』に収録されている曲でシングルでもリリースされた曲なんですけど、覚悟を決めて「えいやっ」と足を踏み出すときに流れてくるBGMだなと思いますね。「林檎さん、この曲を作ってくれてありがとうございます」と心から感謝したい。この曲は素晴らしいです。
『茎(STEM)』は英語バージョンやライブバージョンがあります。
次週6月3日(月)からの「FEATURE TOPICS」では、「マキシマム ザ ホルモン2号店」も話題のマキシマム ザ ホルモンを特集します。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
初日から3日目までは、初期作、東京事変、ソロ復帰から現在までの活動を振り返りました。最終回となる5月30日(木)のオンエアでは、リスナーが選ぶ「椎名林檎といえばこの1曲」をコメントとともに紹介しました。
【1日目】椎名林檎が女性に示した、「自由に自分らしく生きることが素敵」という価値観
【2日目】東京事変の軌跡を振り返る。解散発表後の「粋」な歌詞とは
【3日目】椎名林檎がトータス松本や宮本浩次に「コラボのオファー」をした理由
■J-WAVEリスナーが選ぶ、椎名林檎・東京事変の1曲
・『本能』
「ど定番ですが『本能』。去年のツアーで、この曲で登場した林檎さんが衝撃的すぎて、今思い出しても感動」
あっこゴリラ:当時、鮮烈なビジュアルとリリックとサウンド、日本全体が度肝を抜かれたと思います。『ここでキスして。』ともかぶるんですけど、切羽詰まってる感じを演出していて、10年後にツアー「林檎博」でストリングスを入れて鹿のオブジェをつけていて。「もう勝てないです」という感じです。
・『丸の内サディスティック』
「高校の音楽の授業でピアノ、ベースをカバー。信じられないくらい褒められた1曲。私の初勤務地も丸の内でした」
あっこゴリラ:林檎さんのリリックって駅名が多いですよね。私も『歌舞伎町の女王』でJR新宿駅の東口とか覚えてましたもんね。あと、どうしても言いたいことがあって、林檎さんは韻を踏むライミングがすごいんです。ダブルミーニングとかですね。それが顕著に表れてるのが『丸の内サディスティック』だなと思います。
・『カリソメ乙女』
「やっぱり、これかな。映画『さくらん』の主題歌であり、ジャズと花魁という組み合わせがめちゃくちゃカッコいい。アルバム『平成風俗』に入っているタンゴバージョンも素晴らしくて甲乙つけがたい。好きすぎる」
あっこゴリラ:シングルバージョンとアルバムバージョンでアレンジを変えてくるんです。ライブも変えてきて、それがいいんです!
・『茜さす 帰路照らされど…』
「しっとりとした始まりから、サビでガッと盛り上がる感じがたまりません。後半の英語詞部分でグワッと心が掴まれます」
あっこゴリラ:林檎さんのこっち路線にも、すごい曲がいっぱいあるんです。この他にも初期だと『すべりだい』とか『同じ夜』、東京事変時代の『心』とか『落日』とか、しっとりとしたミドルテンポのいい曲がいっぱいあるんです。だいたいカップリングだったりするんですけど。
・東京事変『勝ち戦』
「1曲に絞れるわけがないのですが、東京事変もOKとのことなので『勝ち戦』。初めてライブDVDを観たときに、和訳の素晴らしさを知ってずっと好きな曲です」
あっこゴリラ:わかる! この曲は和訳がすごいんですよ。ぜひ調べてみてください。
・『月に負け犬』
「高校生のとき、あまり集団行動が得意じゃなくいつもウォークマンでこの曲を聴きながら学校生活を過ごしていました。自分の欲や理想と社会のギャップをどう埋めようか、認められるってなんだろうと毎日考えていた頃を思い出します」
あっこゴリラ:2000年の『勝訴ストリップ』に収録されているナンバーです。進路を選ぶときに「いろいろ好きなものが多すぎちゃってどうしたらいいんだろう」って。でも林檎さんが「これだ」と決めた覚悟とか当時の気持ちを書かれたのかなと勝手に妄想して聴き込んで、迷っている自分と重ねて、思い込みすぎちゃったりする、自分の時期も思い出す曲です。
最後に、あっこゴリラが選ぶ「椎名林檎といえばこの1曲」を紹介しました。
・『茎(STEM)』
あっこゴリラ:アルバム『加爾基 精液 栗ノ花』に収録されている曲でシングルでもリリースされた曲なんですけど、覚悟を決めて「えいやっ」と足を踏み出すときに流れてくるBGMだなと思いますね。「林檎さん、この曲を作ってくれてありがとうございます」と心から感謝したい。この曲は素晴らしいです。
『茎(STEM)』は英語バージョンやライブバージョンがあります。
次週6月3日(月)からの「FEATURE TOPICS」では、「マキシマム ザ ホルモン2号店」も話題のマキシマム ザ ホルモンを特集します。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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