J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。2月23日(土)のオンエアでは、大橋トリオさんを迎えて、子どもの頃に影響を受けた音楽や、新しいアルバムについて訊きました。
■家族から影響を受けて…
大橋さんは1978年、男3人きょうだいの次男として生まれました。子ども時代について伺うと……。
大橋:自分中心的なことが多かったかな。
山田:3人きょうだいの真ん中って、ヤンチャな子が多いというイメージがありますが、どうでした?
大橋:うちは兄がクレバーなヤンチャで、弟は単なるヤンチャで、真ん中はしょうもないです。
山田:クラスのひょうきん者っていうタイプですか?
大橋:そうでもないんですよ。だからしょうもないんだけど、そのわりに目立ちたがり屋でした。小学校高学年ぐらいって、だいたい暗黒期じゃないですか。僕はその期間が長かったんです。
渡辺:僕はなんとなくわかります。いろいろなことがスベってるんですよね。自分ではイケてると思ってるポイントが、全部スベってる。
そんな日々の中で、音楽がひとつの楽しみだったそう。
渡辺:ピアノの練習が嫌とか、なかったんですか?
大橋:練習はしませんでした。純粋に音を出してることが楽しいだけで、レッスンはしていたけど、練習は一夜漬けみたいにレッスンがある日に慌ててしていました。
渡辺:お兄さんがいると、音楽的な影響を受けたんじゃないですか?
大橋:兄が高校のときぐらいに洋楽ロックを聴き始めて、それを自分も吸収して、勝手にCDを借りてたんですけど、めちゃめちゃ怒るんですよ。減るものでもないのに。
大橋さんが当時聴いていた音楽を訊くと、MR. BIG、エリック・クラプトン、Extremeなどが挙がりました。バンドを組んでカバー曲も演奏していたとか。さらに、思い出の1曲としてa-ha『Take On Me』を挙げます。
大橋:父親の影響が大きくて、父親がわりと大きないい音でレコードを聴いていたんです。僕が父親の膝の上に座って聴いていると、ノッている父親のグルーヴとかが体に伝わってくるんです。そこで今のグルーヴ感が培われてるんじゃないかと思います。a-ha『Take On Me』はアナログで聴くと、めっちゃかっこいいと思います。
■ホームシアターで観ているもの
最近プロジェクターとスクリーンを購入し、ホームシアターを構築したという大橋さん。どんな映像を観ているのでしょうか。
大橋:『ウォーキング・デッド』を、無駄に大迫力で、大音量で観たりしています。専用メガネをかければ3Dでも観られるんです。このあいだ、家に遊びに来たドラムの神谷洵平くんが『ゴーストバスターズ』を観ていました。最初のあたりで衝撃的な映像が出てくるんですけど、神谷くんの驚き方が面白くて、これから家に来る人全員に観せようと思っています。
映画のほか、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのライブ映像も観たそう。
大橋:すごかったですよ。これはかっこいい。ステージングとかも圧巻で、エンターテインメントだなと思いました。
■タイトルはダサかっこよく
大橋さんは、2月13日にアルバム『THUNDERBIRD』をリリースしたばかり。今作のテーマは「アナログ」だそうで……。
大橋:音はもちろん、グルーヴ感とかアレンジとか、時代のものは独特。それ以上に思うのは、1曲ずつ、よりいい音で大事に聴くスタイルが素晴らしいと思って。スマホですぐ聴けるのも便利でいいんだけど、そうじゃない楽しみや良さがアナログにはあったはずなんです。自分も、1曲ごとに大事に聴いてもらえるものを作らなければと思いました。
渡辺:“美しい”というより“綺麗”なアルバムだなと思います。『THUNDERBIRD』のタイトルの由来は?
大橋:テーマがアナログなので、アナログっぽい言葉ってなんだろうと思ったときに、いろいろな案を出してもらって、そのなかに『THUNDERBIRD』があったんです。ダサかっこいいなと思って、「絶対これだ」と思いました。
渡辺:メジャーデビューミニアルバムが『A BIRD』だったから、戻ってきたのかと思ってました。
大橋:それだったらグレードアップしてますね。思いつくのは特急の「サンダーバード」とか、人形劇の『サンダーバード』とかですね。ただ、この10年で時代が巡ったなって思いますね。10年前だったら、このタイトルはアウトだったと思うし、タイトルトラックの雰囲気も違ったと思います。今、いろいろと巡ったなかで、やっとできるようになった曲たちです。
渡辺:なるほど。
大橋:古い音がまた聴かれるようになってきたじゃないですか。そういうのがまた巡って、a-ha『Take On Me』もそうですけど、今聴いたら、また違うかっこよさがある。このアルバムも、そういうアルバムかなと思います。
大橋さんは、4月6日(土)から全国ホールツアー「ohashiTrio HALL TOUR 2019 ~THUNDERBIRD~」がスタートします。
大橋:アルバムのツアーですが、あえてアルバムの中で完成させないようにしています。ライブで曲が育って完成するというイメージです。そういうパターンがすごく面白い。曲って、生きてるんです。
新作アルバムとともに、全国ツアーもチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
■家族から影響を受けて…
大橋さんは1978年、男3人きょうだいの次男として生まれました。子ども時代について伺うと……。
大橋:自分中心的なことが多かったかな。
山田:3人きょうだいの真ん中って、ヤンチャな子が多いというイメージがありますが、どうでした?
大橋:うちは兄がクレバーなヤンチャで、弟は単なるヤンチャで、真ん中はしょうもないです。
山田:クラスのひょうきん者っていうタイプですか?
大橋:そうでもないんですよ。だからしょうもないんだけど、そのわりに目立ちたがり屋でした。小学校高学年ぐらいって、だいたい暗黒期じゃないですか。僕はその期間が長かったんです。
渡辺:僕はなんとなくわかります。いろいろなことがスベってるんですよね。自分ではイケてると思ってるポイントが、全部スベってる。
そんな日々の中で、音楽がひとつの楽しみだったそう。
渡辺:ピアノの練習が嫌とか、なかったんですか?
大橋:練習はしませんでした。純粋に音を出してることが楽しいだけで、レッスンはしていたけど、練習は一夜漬けみたいにレッスンがある日に慌ててしていました。
渡辺:お兄さんがいると、音楽的な影響を受けたんじゃないですか?
大橋:兄が高校のときぐらいに洋楽ロックを聴き始めて、それを自分も吸収して、勝手にCDを借りてたんですけど、めちゃめちゃ怒るんですよ。減るものでもないのに。
大橋さんが当時聴いていた音楽を訊くと、MR. BIG、エリック・クラプトン、Extremeなどが挙がりました。バンドを組んでカバー曲も演奏していたとか。さらに、思い出の1曲としてa-ha『Take On Me』を挙げます。
大橋:父親の影響が大きくて、父親がわりと大きないい音でレコードを聴いていたんです。僕が父親の膝の上に座って聴いていると、ノッている父親のグルーヴとかが体に伝わってくるんです。そこで今のグルーヴ感が培われてるんじゃないかと思います。a-ha『Take On Me』はアナログで聴くと、めっちゃかっこいいと思います。
■ホームシアターで観ているもの
最近プロジェクターとスクリーンを購入し、ホームシアターを構築したという大橋さん。どんな映像を観ているのでしょうか。
大橋:『ウォーキング・デッド』を、無駄に大迫力で、大音量で観たりしています。専用メガネをかければ3Dでも観られるんです。このあいだ、家に遊びに来たドラムの神谷洵平くんが『ゴーストバスターズ』を観ていました。最初のあたりで衝撃的な映像が出てくるんですけど、神谷くんの驚き方が面白くて、これから家に来る人全員に観せようと思っています。
映画のほか、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのライブ映像も観たそう。
大橋:すごかったですよ。これはかっこいい。ステージングとかも圧巻で、エンターテインメントだなと思いました。
■タイトルはダサかっこよく
大橋さんは、2月13日にアルバム『THUNDERBIRD』をリリースしたばかり。今作のテーマは「アナログ」だそうで……。
大橋:音はもちろん、グルーヴ感とかアレンジとか、時代のものは独特。それ以上に思うのは、1曲ずつ、よりいい音で大事に聴くスタイルが素晴らしいと思って。スマホですぐ聴けるのも便利でいいんだけど、そうじゃない楽しみや良さがアナログにはあったはずなんです。自分も、1曲ごとに大事に聴いてもらえるものを作らなければと思いました。
渡辺:“美しい”というより“綺麗”なアルバムだなと思います。『THUNDERBIRD』のタイトルの由来は?
大橋:テーマがアナログなので、アナログっぽい言葉ってなんだろうと思ったときに、いろいろな案を出してもらって、そのなかに『THUNDERBIRD』があったんです。ダサかっこいいなと思って、「絶対これだ」と思いました。
渡辺:メジャーデビューミニアルバムが『A BIRD』だったから、戻ってきたのかと思ってました。
大橋:それだったらグレードアップしてますね。思いつくのは特急の「サンダーバード」とか、人形劇の『サンダーバード』とかですね。ただ、この10年で時代が巡ったなって思いますね。10年前だったら、このタイトルはアウトだったと思うし、タイトルトラックの雰囲気も違ったと思います。今、いろいろと巡ったなかで、やっとできるようになった曲たちです。
渡辺:なるほど。
大橋:古い音がまた聴かれるようになってきたじゃないですか。そういうのがまた巡って、a-ha『Take On Me』もそうですけど、今聴いたら、また違うかっこよさがある。このアルバムも、そういうアルバムかなと思います。
大橋さんは、4月6日(土)から全国ホールツアー「ohashiTrio HALL TOUR 2019 ~THUNDERBIRD~」がスタートします。
大橋:アルバムのツアーですが、あえてアルバムの中で完成させないようにしています。ライブで曲が育って完成するというイメージです。そういうパターンがすごく面白い。曲って、生きてるんです。
新作アルバムとともに、全国ツアーもチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/