J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。1月22日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届けしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は2018年に結成25周年を迎えたバックストリート・ボーイズを特集。
ニック、ブライアン、ケヴィン、ハウィー・D.、A.J.の5人からなるバックストリート・ボーイズは、1990年代から2000年代にかけてポップシーンに一大ブームを作った、世界的スーパーボーイズグループです。
初日は、結成からヨーロッパでの人気獲得を経て、母国アメリカでのデビューまでを紹介。2日目は、その続きから……。
1日目:バックストリート・ボーイズ、アメリカではなくヨーロッパでデビューした当時の音楽事情とは? 本人からのコメントも!
■天国と地獄を味わった時期
1997年に満を持してリリースしたアメリカ版デビュー・アルバム『Backstreet Boys』。このセールスは全世界で1300万枚を超え、本格的なブレイクを果たします。この年の10月には、アルバムを引っさげた初来日も果たしています。
翌年の1998年にはその勢いのまま全米ツアーを開催しようと意気込んでいたのですが、メンバーのブライアンが、持病だった心臓病の悪化で手術せざるをえなくなってしまったことや、メンバーの身内や、デビュー当時から一緒に曲作りをしてきたプロデューサーのひとりが病気で亡くなってしまうなど、不幸に見舞われてしまいます。アメリカの音楽雑誌『ローリング・ストーン』誌のインタビューでメンバーは、この1998年頃について「天国と地獄を味わった時期」と語っていました。
そんな苦難を乗り越えながら、1999年には3枚目のアルバム『Millennium』をリリース。この作品には彼らの人気を決定づけた、グループ最大のヒット曲『I Want It That Way』が収録されています。この『Millennium』で初の全米ナンバー1を獲得。全世界でなんと3500万枚以上のセールスを記録する、歴史的ヒットに。名実共に時代を代表するモンスターグループの地位を確立しました。
■ヒットの陰に名プロデューサーあり
時代を超える名曲を次々と世に送り出してきたバックストリート・ボーイズ。そのサウンド、楽曲を語る上で無視できない人物が、マックス・マーティンです。
マックス・マーティンは、今なお世界の音楽シーンの第一線で活躍する音楽プロデューサー。マックス・マーティンと言えばバックストリート・ボーイズ、バックストリート・ボーイズの楽曲と言えばマックス・マーティン、と言っても過言ではないほど、当時のバックストリート・ボーイズの大ヒットソングの数々は、マックス・マーティンが手がけていました。
最近ではテイラー・スウィフトの『We Are Never Ever Getting Back Together』、『Shake It Off』、ケイティ・ペリーの『Teenage Dream』、『California Gurls』、ザ・ウィークエンドの『Can't Feel My Face』、アリアナ・グランデの『No Tears Left to Cry』などなど、大ヒット曲を星の数ほど生み出している、泣く子も黙るスーパー・プロデューサーです。
藤田:アーティストだけでなく、プロデューサーにも注目して楽曲を聴くというのも、音楽の楽しみかたのひとつなんじゃないかと思います。
母国アメリカでもナンバー1を手中にし、向かうところ敵なしとなったバックストリート・ボーイズは、2000年には4枚目のアルバム『Black & Blue』をリリース。こちらも全世界で2400万枚の大ヒットを記録しました。そして、このアルバムを引っさげて「100時間で世界6大陸を周る」という話題性たっぷりなツアーを敢行。専用ジェットで来日した際には日本でもバックス旋風が吹き荒れました。
しかし、彼らはこの『Black & Blue』をもって、グループとしての活動を一時休止することになります。結果的に5年を費やすことになるこの休止期間は、メンバーそれぞれソロ活動を行ったり、ブロードウェイのステージに立ったりするなど、個々の活動に時間を費やす充電期間となりました。
この休止期間を経て、2004年頃から5人でのライブ活動を再開。2005年には5枚目のオリジナル・アルバム『Never Gone』をリリースし、本格的に再始動しました。しかし、その後グループとしての苦境が続くことに……。3日目に続きます。
3日目:バックストリート・ボーイズ メンバー脱退、セールス不振…苦難を乗り越えたグループの軌跡を振り返る【特集】
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は2018年に結成25周年を迎えたバックストリート・ボーイズを特集。
ニック、ブライアン、ケヴィン、ハウィー・D.、A.J.の5人からなるバックストリート・ボーイズは、1990年代から2000年代にかけてポップシーンに一大ブームを作った、世界的スーパーボーイズグループです。
初日は、結成からヨーロッパでの人気獲得を経て、母国アメリカでのデビューまでを紹介。2日目は、その続きから……。
1日目:バックストリート・ボーイズ、アメリカではなくヨーロッパでデビューした当時の音楽事情とは? 本人からのコメントも!
■天国と地獄を味わった時期
1997年に満を持してリリースしたアメリカ版デビュー・アルバム『Backstreet Boys』。このセールスは全世界で1300万枚を超え、本格的なブレイクを果たします。この年の10月には、アルバムを引っさげた初来日も果たしています。
翌年の1998年にはその勢いのまま全米ツアーを開催しようと意気込んでいたのですが、メンバーのブライアンが、持病だった心臓病の悪化で手術せざるをえなくなってしまったことや、メンバーの身内や、デビュー当時から一緒に曲作りをしてきたプロデューサーのひとりが病気で亡くなってしまうなど、不幸に見舞われてしまいます。アメリカの音楽雑誌『ローリング・ストーン』誌のインタビューでメンバーは、この1998年頃について「天国と地獄を味わった時期」と語っていました。
そんな苦難を乗り越えながら、1999年には3枚目のアルバム『Millennium』をリリース。この作品には彼らの人気を決定づけた、グループ最大のヒット曲『I Want It That Way』が収録されています。この『Millennium』で初の全米ナンバー1を獲得。全世界でなんと3500万枚以上のセールスを記録する、歴史的ヒットに。名実共に時代を代表するモンスターグループの地位を確立しました。
■ヒットの陰に名プロデューサーあり
時代を超える名曲を次々と世に送り出してきたバックストリート・ボーイズ。そのサウンド、楽曲を語る上で無視できない人物が、マックス・マーティンです。
マックス・マーティンは、今なお世界の音楽シーンの第一線で活躍する音楽プロデューサー。マックス・マーティンと言えばバックストリート・ボーイズ、バックストリート・ボーイズの楽曲と言えばマックス・マーティン、と言っても過言ではないほど、当時のバックストリート・ボーイズの大ヒットソングの数々は、マックス・マーティンが手がけていました。
最近ではテイラー・スウィフトの『We Are Never Ever Getting Back Together』、『Shake It Off』、ケイティ・ペリーの『Teenage Dream』、『California Gurls』、ザ・ウィークエンドの『Can't Feel My Face』、アリアナ・グランデの『No Tears Left to Cry』などなど、大ヒット曲を星の数ほど生み出している、泣く子も黙るスーパー・プロデューサーです。
藤田:アーティストだけでなく、プロデューサーにも注目して楽曲を聴くというのも、音楽の楽しみかたのひとつなんじゃないかと思います。
母国アメリカでもナンバー1を手中にし、向かうところ敵なしとなったバックストリート・ボーイズは、2000年には4枚目のアルバム『Black & Blue』をリリース。こちらも全世界で2400万枚の大ヒットを記録しました。そして、このアルバムを引っさげて「100時間で世界6大陸を周る」という話題性たっぷりなツアーを敢行。専用ジェットで来日した際には日本でもバックス旋風が吹き荒れました。
しかし、彼らはこの『Black & Blue』をもって、グループとしての活動を一時休止することになります。結果的に5年を費やすことになるこの休止期間は、メンバーそれぞれソロ活動を行ったり、ブロードウェイのステージに立ったりするなど、個々の活動に時間を費やす充電期間となりました。
この休止期間を経て、2004年頃から5人でのライブ活動を再開。2005年には5枚目のオリジナル・アルバム『Never Gone』をリリースし、本格的に再始動しました。しかし、その後グループとしての苦境が続くことに……。3日目に続きます。
3日目:バックストリート・ボーイズ メンバー脱退、セールス不振…苦難を乗り越えたグループの軌跡を振り返る【特集】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/