J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「MEET UP」。1月11日(金)のオンエアでは、格闘技イベント「RAIZIN」で劇的な一本勝ちをして、初代RIZINバンタム級王者となった堀口恭司さんにお話を訊きました。
■現役王者に勝利!
格闘技団体「Bellator MMA」の現役王者ダリオン・コールドウェル選手に勝利した堀口さん。身長178センチのコールドウェル選手に対し、堀口さんは165センチです。身長差が13センチもある相手を攻略した試合戦略について訊きました。
堀口:レスリングが得意な選手だったので、タックルを切る作戦でした。もともと空手をやっていて、大きな選手ともやっていたので、それほど気にはなりませんでしたが、写真などで第三者としてみたときに「こんなに違ったんだ」と思いました。
渡部:飛び込んでいったり打撃をあてたり、前に出たりするのは勇気がいるのかなと思いましたが、恐怖心はなかったですか?
堀口:いつも練習でやっていることを出せば勝てると思っていたので、恐怖心はなかったです。
コールドウェル選手に勝利するための作戦とは、どのようなものだったのでしょうか。
堀口:自分の得意な打撃を出して、相手の得意な寝技に持ち込まれてないように、という作戦でした。倒されても相手のスタミナをどんどん削って、最終的に決めるというのがプランでした。
渡部:コールドウェル選手が上のポジションで、実況では「堀口さん、だいぶ削られているけど大丈夫ですか」という感じでしたが、全然そういうことではなかったんですね。
堀口:そんなことはないですね。本当は逆です。自分はあそこで相手の体力を削っていたんですよ。
渡部:3ラウンドめでフロントチョークを決めますが、ああいうのはイメージしていましたか?
堀口:セコンドにも3ラウンドめに「相手がきているので、しっかり仕留めにいけよ」と言われました。コールドウェル選手が1度負けているのがフロントチョークだったので、「いけるな」と思って狙っていました。
堀口さんは試合終了後、パーティーなどはせず、映像を見ながらコーチと反省会を開いたそう。試合については「80点くらいです」と振り返りました。
堀口:得意の打撃をもうちょっと見せたかった。あと、テイクダウンもいっぱいされてしまったので、そこが反省点かな。
■空手から総合格闘技の世界へ
トーク後半では、堀口さんの経緯を訊きました。
堀口:格闘技をはじめたのは5歳のとき、親父がやっていた空手です。「そんなのやりたくねえ」って言っていたんですけど、無理矢理「行け」と言われました。
渡部:空手で結果が出はじめたのは?
堀口:すぐに出ましたね。運動神経は悪いほうではないので。そのあと、だんだん負けだして、やる気を出して本腰を入れました。
渡部:高校は作新学院だったそうですが、スポーツは何をしていたんですか?
堀口:高校は空手部で、推薦で入りました。全寮制で朝から晩まで空手をやって、勉強をしてという感じでした。
渡部:将来も空手を続けようと思っていたのですか?
堀口:その頃、総合格闘技の「PRIDE」が流行っていて、自分も「ああなりたいな」と思っていました。
渡部:山本“KID”徳郁さんのところにも行っていたそうですが、学んだことや影響を受けたことは?
堀口:KIDさんは多くを語らないで、「俺の背中についてこい」「男はこうだ」ということを学びましたね。弱いところはみせない。
渡部:その7年間があってアメリカに渡りましたが、理由はあったのですか?
堀口:アメリカのUFCという団体でチャンピオンに負けてしまって、「日本の技術では勝てない」と思い、 渡りました。寮に入っていたので言葉が通じず、はじめの3カ月はキツかったですね。
アメリカと日本の格闘技環境の違いについては、「日本はひとつのジムで全部の格闘技はできないけど、アメリカはひとつのところで全部の練習が効率よくできる」と堀口さん。また、「アメリカの厳しい環境で精神面が強くなった」と語りました。
番組では、堀口さんの選曲によるKendrick Lamar『DNA.』とPost Malone, Swae Lee『Sunflower』をオンエア。スポンサードを受けているサイト「HIP HOP DNA」から紹介された曲だそうです。
また「時代や階級は関係なく、戦いたい相手」を訊くと「マイク・タイソンとミルコ・クロコップ」と答えた堀口さん。2019年は「できるだけ試合に出たい。日本の格闘技をもっと盛り上げたい」と抱負を語りました。今後の活躍にも注目です!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/
■現役王者に勝利!
格闘技団体「Bellator MMA」の現役王者ダリオン・コールドウェル選手に勝利した堀口さん。身長178センチのコールドウェル選手に対し、堀口さんは165センチです。身長差が13センチもある相手を攻略した試合戦略について訊きました。
堀口:レスリングが得意な選手だったので、タックルを切る作戦でした。もともと空手をやっていて、大きな選手ともやっていたので、それほど気にはなりませんでしたが、写真などで第三者としてみたときに「こんなに違ったんだ」と思いました。
渡部:飛び込んでいったり打撃をあてたり、前に出たりするのは勇気がいるのかなと思いましたが、恐怖心はなかったですか?
堀口:いつも練習でやっていることを出せば勝てると思っていたので、恐怖心はなかったです。
コールドウェル選手に勝利するための作戦とは、どのようなものだったのでしょうか。
堀口:自分の得意な打撃を出して、相手の得意な寝技に持ち込まれてないように、という作戦でした。倒されても相手のスタミナをどんどん削って、最終的に決めるというのがプランでした。
渡部:コールドウェル選手が上のポジションで、実況では「堀口さん、だいぶ削られているけど大丈夫ですか」という感じでしたが、全然そういうことではなかったんですね。
堀口:そんなことはないですね。本当は逆です。自分はあそこで相手の体力を削っていたんですよ。
渡部:3ラウンドめでフロントチョークを決めますが、ああいうのはイメージしていましたか?
堀口:セコンドにも3ラウンドめに「相手がきているので、しっかり仕留めにいけよ」と言われました。コールドウェル選手が1度負けているのがフロントチョークだったので、「いけるな」と思って狙っていました。
堀口さんは試合終了後、パーティーなどはせず、映像を見ながらコーチと反省会を開いたそう。試合については「80点くらいです」と振り返りました。
堀口:得意の打撃をもうちょっと見せたかった。あと、テイクダウンもいっぱいされてしまったので、そこが反省点かな。
■空手から総合格闘技の世界へ
トーク後半では、堀口さんの経緯を訊きました。
堀口:格闘技をはじめたのは5歳のとき、親父がやっていた空手です。「そんなのやりたくねえ」って言っていたんですけど、無理矢理「行け」と言われました。
渡部:空手で結果が出はじめたのは?
堀口:すぐに出ましたね。運動神経は悪いほうではないので。そのあと、だんだん負けだして、やる気を出して本腰を入れました。
渡部:高校は作新学院だったそうですが、スポーツは何をしていたんですか?
堀口:高校は空手部で、推薦で入りました。全寮制で朝から晩まで空手をやって、勉強をしてという感じでした。
渡部:将来も空手を続けようと思っていたのですか?
堀口:その頃、総合格闘技の「PRIDE」が流行っていて、自分も「ああなりたいな」と思っていました。
渡部:山本“KID”徳郁さんのところにも行っていたそうですが、学んだことや影響を受けたことは?
堀口:KIDさんは多くを語らないで、「俺の背中についてこい」「男はこうだ」ということを学びましたね。弱いところはみせない。
渡部:その7年間があってアメリカに渡りましたが、理由はあったのですか?
堀口:アメリカのUFCという団体でチャンピオンに負けてしまって、「日本の技術では勝てない」と思い、 渡りました。寮に入っていたので言葉が通じず、はじめの3カ月はキツかったですね。
アメリカと日本の格闘技環境の違いについては、「日本はひとつのジムで全部の格闘技はできないけど、アメリカはひとつのところで全部の練習が効率よくできる」と堀口さん。また、「アメリカの厳しい環境で精神面が強くなった」と語りました。
番組では、堀口さんの選曲によるKendrick Lamar『DNA.』とPost Malone, Swae Lee『Sunflower』をオンエア。スポンサードを受けているサイト「HIP HOP DNA」から紹介された曲だそうです。
また「時代や階級は関係なく、戦いたい相手」を訊くと「マイク・タイソンとミルコ・クロコップ」と答えた堀口さん。2019年は「できるだけ試合に出たい。日本の格闘技をもっと盛り上げたい」と抱負を語りました。今後の活躍にも注目です!
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番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/