ブルエン・田邊駿一「親父がつけようとした名前は、鼻血が出るくらい字画が悪くて…」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。11月19日(月)のオンエアでは、BLUE ENCOUNTから、田邊駿一さん(Vo,Gt)と辻村勇太(B)を迎えて、最新シングル『FREEDOM』について訊きました。


■アルバム級の曲を収録した最新シングル

今回の『FREEDOM』はシングル盤と銘打ってますが、ディスク2枚組の大ボリュームです。

西沢:シングルで今どき3曲入ってるのはまだしも、ディスク2には6曲も入っていて。
田邊:初回限定盤はDVDが入ってまして。
西沢:昔、シングルというと2曲入りだったわけだけど、片面とか1曲の場合もあって、(今は)シングル出すのも準備が大変だね。
田邊:そうなんですよ。アルバム級の作品を待機させておいて、そこから「これやってみようか」「これじゃないな」と切磋琢磨して。
辻村:田邊がけっこう曲を持ってきてくれるので、そこからシングルというと厳選するのが大変ですね。

そして作品の話題から唐突に、田邊さんの名前の話に。

西沢:「田邊駿一」字画が多いよね! テストのとき時間がかかるな。
田邊:(笑)。本当は父は「晋作」って名前にしようとしていたらしいです。高杉晋作が大好きなので。でも「田邊晋作」にしたら鼻血が出るくらい字画が悪い、運気が悪くなるということで、そのとき親父が好きだった『優駿』という小説の「駿」を取った感じらしくて。
西沢:そんな深い話までありがとう!


■若者のエネルギーのはけ口に

話は新曲に戻り、『FREEDOM』というタイトルについて。

西沢:若くて、未来を見据えて、中高生に支持されているやつが絶対に入れなきゃいけない単語のひとつだよ。中学生がみたら「うわ、カッコいい!」と思う。騙してる。
田邊:騙してないです(笑)。みんな仲間、みんなバンド、みんなBLUE ENCOUNTですから。今回はパワーワードを付けさせていただきました。

トーク後半では、最近辻村さんが購入したビンテージベースの話題などで盛り上がりました。西沢はBLUE ENCOUNTのサウンドのイメージについて、「俺からしてみたら、たまったマグマを放出するエネルギーのはけ口だから」と絶賛します。

田邊:(メンバーとして)いつでも加入待ってるんで(笑)。
西沢:俺、学校に行かないときに、鬱屈したなかでヘッドホンで大音量でメタル聴いていた頃の自分が、BLUE ENCOUNTのライブに行って、下から全くノラないで、暗い目でじーっと上を見上げている少年(のイメージ)。
辻村:たまにいますね。
西沢:それだよ、俺は。
田邊:でもピストンさんは、メンバーのひとりなんで。
西沢:いやいやリーダーだから。

その後も自称・リーダーの西沢は、「次は全員日焼けで、パームツリーの下でアロハと短パンでみんなでVサインのジャケットで、ライトでポップなレゲエ」と、BLUE ENCOUNTの根幹を揺るがすようなキャラチェンジをすすめていました。

そんなBLUE ENCOUNTは、12月6日(木)、7日(金)に地元熊本で『BLUE ENCOUNT presents 「DO IT HERE vol.1」』と題した対バンイベントも決定しています。6日の対バン相手はキュウソネコカミ。西沢が「叩き潰してやれ!」と発破をかけると、「もちろんです」と気合いを見せる田邊さん。勢いのある2バンドのライブ、盛り上がりそうですね!

また、幕張メッセで開催される「COUNTDOWN JAPAN 18/19」の12月30日(日)に出演します。ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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