15歳少女がイケメンを従えて大人の仲間入り!? 世界の「七五三」に仰天!

J-WAVEでオンエア中の『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「TOKYO CROSSING」。11月16日(金)のオンエアでは、日本の「七五三」に相当するお祝いが海外にあるのか、ポーランドとメキシコに注目しました。


■8歳になるとカトリックの仲間入り

ポーランドに詳しいマルタ・カルツさんによると、8歳になるとカトリックの儀式「コムニア」があると言います。

マルタ:「コムニア」は、カトリックの共同体に仲間入りするための行事なんです。家族全員が集まってお祝いする日です。男の子はスーツを、女の子はウェディングドレスのような素敵な白いワンピースを着て、教会に行きます。そして、神父さんからパンをもらい、ちゃんとカトリックに仲間入りしたという意識を持ちます。
カビラ:親御さんも力を入れて準備するのですか?
マルタ:そうです。子どもたちはそのときに、すごいプレゼントをもらえるんです。初めてのパソコン、腕時計、タブレットなどがもらえます。インターネットで検索すると、今年のコムニアではプレゼントにどんなトレンドがあるかが出てきます。とても大きなイベントです。
カビラ:多くの人を呼ぶのですか? それともファミリーだけですか?
マルタ:ファミリーだけなんですけど、親戚も招いてお食事をします。
カビラ:日本の成人式のようなものは、ポーランドにありますか?
マルタ:ポーランドは18歳が大人で、お酒が飲めるようになり、18歳のパーティーも、会場を借りて友だちを全員呼んで、けっこう予算がかかります。もうひとつは、高校を卒業する100日前に学校で行うパーティーです。そのときも、みんな大人の格好をしてパーティーをするのですが、先生たちも一緒に、伝統的なポロネーズという社交ダンスを踊ります。男の子はスーツで、女の子はセクシーな黒いワンピースなど、シックな格好をします。

カビラは「アメリカのプロムみたいですね」とコメントしました。


■生まれた瞬間から儀式スタート!?

続いて、メキシコに詳しい府川祐子さんにお話を伺うと、メキシコもカトリック信者が多い国ということで、さまざまな行事があると言います。

府川:生まれてすぐに、神様の名簿に名前を書いてもらう意味で、洗礼式を行います。どこの家庭も、できるだけ早く洗礼してしまおうということで、パドリーノとマドリーナ(名付け親の代父と代母)をつけて、赤ちゃんがカトリックとして健康に生きることを祈ります。
カビラ:成人式にかわるものはありますか?
府川:昔はスペインが統治していたので、その名残りだと思いますが、こちらでは女の子が15歳になるときに「キンセアニェーラ」または「キンセアニョス」という大きなお祝いをします。結婚式に負けず劣らずの準備をしてお客さまを招待して、15歳の女の子が大人の仲間入りをします。そして近くにいる見栄えのいい親戚や友人の男の子を集めてダンスを踊ります。ダンスを教える先生も商売になっていて、女の子や家族にとって待ちに待ったパーティーです。お父さんは涙ながらに挨拶しますね。

この話を聞いたカビラは思わず「15歳でイケメンを集めるんですね。パパの涙……わかるなあ」と、父親目線で話しました。

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【番組情報】
番組名:『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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