J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。11月16日(金)のオンエアでは、シンガーソングライターの若旦那さんをお迎えしました。
J-WAVEでは毎月、“WOW!”と思える都市生活をデザインするキャンペーンを行っています。11月、12月は“心も体も温かくする”キャンペーン「HAPPINESS IS A WARM THING」を合言葉に、お風呂やサウナでラジオを聴く習慣を提案しています。そこで、銭湯にこだわりがある若旦那さんに、魅力やオススメの銭湯について訊きました。
■ストレスをきっかけに銭湯にのめり込む
まずは、若旦那さんが銭湯にのめり込んだきっかけを伺いました。
若旦那:10年くらい前にストレスがありすぎちゃって、アトピーみたいになって、医者に薬をいただいたんだけど、「絶対に飲みたくない」という抵抗をしました。でも最初は飲んでいて、それからどんどん薬の量が増えたので、「これはまずい」と根本的に変えたいと思いました。そこで、界隈で有名な銭湯に通いはじめたのがきっかけです。半年で完治しました。
渡部:どれくらいの頻度で行っていたんですか?
若旦那:週5です。ほぼ毎日で、今はもっと増えたかもしれません。1日1回、多いときは違う場所をはしごして1日3回行きます。
■心がリセットされる「温冷浴」
そんな若旦那さんの「銭湯道」とは、どのようなものなのでしょうか。
若旦那:僕は銭湯の入り方にルールがあるんです。「温冷浴」といって、「温かい」と「冷たい」を繰り返しやると、全部リセットされて、明日は新しい自分でスタートできます。
渡部:「温冷」と聞くと、サウナを思い浮かべますね。
若旦那:サウナじゃないんです。まず「温冷」でないといけない理由は、重力の解放。人間のストレスは重力なんです。年をとっていくと筋力が弱まって、臓器とか骨が重力に負けて丸まってくるんですよ。ドンドン下に落ちて病気になっていく。お風呂に入ってるときだけ、人間は重力から解放されるんです。気持ちのストレスじゃなくて、体のストレスの解放でもある。体と気持ちはつながっていますから、体が解放されると心も勝手に解放されます。
渡部:それで、温かいのと冷たいのを繰り返してリセットしていく。
若旦那:温かいところに入ると副交感神経で、これはリラックスしているとき。仕事で集中してるときは交感神経で、水に入るのも交感神経なんです。冷たい緊張状態。副交感神経と交感神経を交互にやることで、自然と真ん中に入るんです。揺さぶることによって、お風呂から上がるときにスパーンと、気持ちが一番真ん中に入るんですね。ポジティブでもネガティブでもない、「無」。銭湯界隈の人たちは「整った」と言いますね。
ちなみに、調子がいいときは「温」と「冷」それぞれ10回ずつ繰り返し、50分~1時間ほど入るという若旦那さん。それ以上入ると疲れてしまうそうで、普段はだいたい5~7回ずつ、40分~1時間の入浴だと教えてくれました。
■オススメの銭湯
続いて、若旦那さんに都内でオススメの銭湯を訊きました。
第1位:月見湯温泉(下高井戸)
若旦那:ここは44.5度の熱湯(あつゆ)があります。熱湯は水と違った気持ちよさがあるんですよ。ここのすごいところは、水風呂が温泉です。なかなかないですよ。
第2位:蒲田温泉(蒲田)
若旦那:ここは、東京の黒湯の温泉です。本当にお湯がいい。ただ、水風呂が小さい。ふたり入ったらぎゅうぎゅうです。あと、今どき珍しく、薪で焚いています。薪とボイラーの違いはわからないですけど、「薪でやってくれてるのか~」と思いながら入るといいです。
第3位:小杉湯(高円寺)
若旦那:ここは「温冷浴の聖地」と言われているところです。小杉湯は、自然回帰水という水があって、シャワーから出る水も全て回帰水なんです。ここの女将さんが、リウマチを治したといわれています。それで、みんなに勧めたいと、全部を回帰水に、銭湯を変えたそうです。
最後に、都内からさらに足を伸ばして、関東のオススメ銭湯も教えていただきました。
七里川温泉(千葉県)
若旦那:ここはすごいですよ。ホラ貝みたいなBGMがずっと流れていて、入り口でバーベキューができます。温冷浴ではないけれど、とにかく山の中で気持ちいい。鴨川の近くにあって秘境という感じです。
天山湯治郷(神奈川県)
若旦那:公衆浴場です。旅館に行かなくても、こんなに素晴らしい温泉に、公衆浴場料金で入れるという場所です。ここは完全に温冷浴です。昔の蒸し風呂というんですか、サウナみたいなのが再現されているんです。
草津温泉共同浴場(群馬県)
若旦那:ここは、僕は行ったことのない憧れの場所です。ここには数カ所の公衆浴場がありまして、温冷浴じゃないですけど、上がって別のところに行くときに冷気を浴びて冷めます。50度ちかい熱湯もあります。
オススメの銭湯を紹介してくれた若旦那さんは、本名・新羅慎二の名義で、サブスクリプション限定ミニアルバム『夢の向こう側のレジスタンス』を好評配信中です。2019年4月6日(土)には、さだまさしさんをゲストに迎え、渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて、ライブを行います。銭湯とともに、こちらもぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/
J-WAVEでは毎月、“WOW!”と思える都市生活をデザインするキャンペーンを行っています。11月、12月は“心も体も温かくする”キャンペーン「HAPPINESS IS A WARM THING」を合言葉に、お風呂やサウナでラジオを聴く習慣を提案しています。そこで、銭湯にこだわりがある若旦那さんに、魅力やオススメの銭湯について訊きました。
■ストレスをきっかけに銭湯にのめり込む
まずは、若旦那さんが銭湯にのめり込んだきっかけを伺いました。
若旦那:10年くらい前にストレスがありすぎちゃって、アトピーみたいになって、医者に薬をいただいたんだけど、「絶対に飲みたくない」という抵抗をしました。でも最初は飲んでいて、それからどんどん薬の量が増えたので、「これはまずい」と根本的に変えたいと思いました。そこで、界隈で有名な銭湯に通いはじめたのがきっかけです。半年で完治しました。
渡部:どれくらいの頻度で行っていたんですか?
若旦那:週5です。ほぼ毎日で、今はもっと増えたかもしれません。1日1回、多いときは違う場所をはしごして1日3回行きます。
■心がリセットされる「温冷浴」
そんな若旦那さんの「銭湯道」とは、どのようなものなのでしょうか。
若旦那:僕は銭湯の入り方にルールがあるんです。「温冷浴」といって、「温かい」と「冷たい」を繰り返しやると、全部リセットされて、明日は新しい自分でスタートできます。
渡部:「温冷」と聞くと、サウナを思い浮かべますね。
若旦那:サウナじゃないんです。まず「温冷」でないといけない理由は、重力の解放。人間のストレスは重力なんです。年をとっていくと筋力が弱まって、臓器とか骨が重力に負けて丸まってくるんですよ。ドンドン下に落ちて病気になっていく。お風呂に入ってるときだけ、人間は重力から解放されるんです。気持ちのストレスじゃなくて、体のストレスの解放でもある。体と気持ちはつながっていますから、体が解放されると心も勝手に解放されます。
渡部:それで、温かいのと冷たいのを繰り返してリセットしていく。
若旦那:温かいところに入ると副交感神経で、これはリラックスしているとき。仕事で集中してるときは交感神経で、水に入るのも交感神経なんです。冷たい緊張状態。副交感神経と交感神経を交互にやることで、自然と真ん中に入るんです。揺さぶることによって、お風呂から上がるときにスパーンと、気持ちが一番真ん中に入るんですね。ポジティブでもネガティブでもない、「無」。銭湯界隈の人たちは「整った」と言いますね。
ちなみに、調子がいいときは「温」と「冷」それぞれ10回ずつ繰り返し、50分~1時間ほど入るという若旦那さん。それ以上入ると疲れてしまうそうで、普段はだいたい5~7回ずつ、40分~1時間の入浴だと教えてくれました。
■オススメの銭湯
続いて、若旦那さんに都内でオススメの銭湯を訊きました。
第1位:月見湯温泉(下高井戸)
若旦那:ここは44.5度の熱湯(あつゆ)があります。熱湯は水と違った気持ちよさがあるんですよ。ここのすごいところは、水風呂が温泉です。なかなかないですよ。
第2位:蒲田温泉(蒲田)
若旦那:ここは、東京の黒湯の温泉です。本当にお湯がいい。ただ、水風呂が小さい。ふたり入ったらぎゅうぎゅうです。あと、今どき珍しく、薪で焚いています。薪とボイラーの違いはわからないですけど、「薪でやってくれてるのか~」と思いながら入るといいです。
第3位:小杉湯(高円寺)
若旦那:ここは「温冷浴の聖地」と言われているところです。小杉湯は、自然回帰水という水があって、シャワーから出る水も全て回帰水なんです。ここの女将さんが、リウマチを治したといわれています。それで、みんなに勧めたいと、全部を回帰水に、銭湯を変えたそうです。
最後に、都内からさらに足を伸ばして、関東のオススメ銭湯も教えていただきました。
七里川温泉(千葉県)
若旦那:ここはすごいですよ。ホラ貝みたいなBGMがずっと流れていて、入り口でバーベキューができます。温冷浴ではないけれど、とにかく山の中で気持ちいい。鴨川の近くにあって秘境という感じです。
天山湯治郷(神奈川県)
若旦那:公衆浴場です。旅館に行かなくても、こんなに素晴らしい温泉に、公衆浴場料金で入れるという場所です。ここは完全に温冷浴です。昔の蒸し風呂というんですか、サウナみたいなのが再現されているんです。
草津温泉共同浴場(群馬県)
若旦那:ここは、僕は行ったことのない憧れの場所です。ここには数カ所の公衆浴場がありまして、温冷浴じゃないですけど、上がって別のところに行くときに冷気を浴びて冷めます。50度ちかい熱湯もあります。
オススメの銭湯を紹介してくれた若旦那さんは、本名・新羅慎二の名義で、サブスクリプション限定ミニアルバム『夢の向こう側のレジスタンス』を好評配信中です。2019年4月6日(土)には、さだまさしさんをゲストに迎え、渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて、ライブを行います。銭湯とともに、こちらもぜひチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分-20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/