Bentham「バンド名の由来を訊かれると困る」その理由は…

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(木曜担当ナビゲーター:Bentham)。11月15日(木)のオンエアでは、小関竜矢(Vo./Gt.)と辻 怜次(Ba.)が登場。バンド名の由来や、10月に1カ月間おやすみしたときのエピソードで盛り上がりました!


■「Bentham」って由来は何?

まずは、リスナーからのメッセージを紹介しました。

「この前、授業で功利主義について勉強しているときに、先生が『功利主義の創始者と言えばジェレミ・ベンサムです。そういえば、『Bentham』という若手バンドが最近台頭してきてますね』と言っていました。これがバンド名の由来ですか?」

:ナイス先生だね! だって、そこにいたクラス40人くらいは「Benthamってバンドがいるんだ」って思ったわけでしょ。
小関:山口県の学校みたいです。素晴らしいですね。答えから言うと、ジェレミ・ベンサムの名前を借りただけです(笑)。
:オゼさん(小関)が「B」からはじめたかったこともあるよね。あと、バンド名がBenthamになる前は「漣(さざなみ)・コリン・ジャクソン」だったよね。
小関:いや、詳しく言うと、バンド名を「Bentham」と「漣・コリン・ジャクソン」で迷ったって話です。「漣・コリン・ジャクソン」は、コリン・ジャクソンっていう元陸上競技選手がいたのと、そのときに「漣」にハマってたんでしょうね。
:これがBenthamの母体となったバンドですね。
小関:あと、「窓縁(まどぶち)の枠(わく)」って謎のバンド名もありました。縁と枠で意味がダブってるんです。
:Benthamになってよかったね。

バンド名を決めた当時、小関はドイツが好きだったそうで……。

小関:そのときはドイツのギターを扱ってたし、ドイツの車も好きだったし、ドイツ犬を飼ったりしてたから、ドイツ語をいろいろ調べてて。そのなかで、ベンサムさんが出てきたんです。「Bからはじまるし、功利主義的ってなんかカッコイイ。俺の偏った考えと似てるやん、ええやん、最高やん!」ってなって、Benthamに決めました。でも、のちのちベンサムさんがドイツに全く関係ない、イギリスの哲学者だとわかりました。
:だから、バンド名の由来を訊かれると困るんだよね(笑)。


■地元・和歌山で元ベーシストに遭遇

続いて、『THE KINGS PLACE』をおやすみした10月の1カ月間の話題になり、辻が地元・和歌山県のエピソードを紹介しました。

:和歌山の実家に帰ったら1歳年上の兄が「釣りに行こう」と誘ってくれたので、朝から夕方までひたすら釣りをしてました。そのときに船を貸してくれたおっちゃんが、実は元ベーシストだったんです。
小関:マジ? すごいね!
:東京でプロミュージシャンだったらしくて、おっちゃん曰く「俺はベース奏者のロン・カーターの弟子だった」って。
小関:最初は疑うよね(笑)。
:そのおっちゃんの風貌も少し怪しかった(笑)。それで、俺が東京で仕事をしてるって言ったら「東京だとのんびりできないし、ここみたいに自然もないし大変でしょ。釣りはいいよな、自然と一体になれる」とか、おっちゃんが話してたの。で、吸ってたタバコを海に投げたんです。「自然を大事に」って言ってたのに(笑)。
小関:おっちゃんが実は「ロン・カーターの弟子じゃなかった」とか「結局、釣れたのは女でした」とか、辻くんがボケるかなと思ってすごくツッコミを考えて待ってたんだけど。

渾身のエピソードに小関が全く食いつかず、タジタジになる辻でした。

番組では、辻責任監修の新コーナー「地方ふしぎ発見」や、Benthamの新曲の歌詞をみんなで考えよう、という企画「キョクつく」もお届けしました!

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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