「相手を人間1回目だと思え」 イラっとした時の対処法をネバヤン・巽が紹介

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。11月14日(水)のオンエアでは、ベースの巽啓伍がソロでお送りしました。

今週もリスナーからのメールにたくさんお答えしました。そのなかの一通、「ネバヤンのみなさんはいつも穏やかそうに見えますが、怒るときはありますか? そんな時の発散・消化法をぜひ教えてください」というメールに、とっておきの消化方法を紹介しました。

先日、新宿に用事があった巽は、新宿駅から地下道を通り、アルタ前に上がる階段を利用することに。その日は金曜日の夜ということもあり、おそらく飲んでいたであろう若者たちが、巽の使いたい階段の前で輪になって盛り上がっていました。

:いや……階段の前ですることじゃないやろと。店で終わらせとけと。しかも、どかないんですよ。東京ドーム800個分くらいある公園とかで円になってるならわかりますよ。日本一、人が行き交うと言われている新宿駅の階段、アルタ前っていちばんメジャーな、地方の人でも知ってるようなところで溜まるかねって思って。それはイライラしましたね。

そのなかに誰ひとりとして、「道をあけよう」と提案する人がいなかったことにもイライラし、「勉強できても常識がない奴はあかんぞ!」と言おうとしたのですが、「その人たちも日々、勉強でイヤなこととかあるのかな」と考えると、言うことができなかったと振り返ります。

:消化法なんですけど、僕ひとつあって。昔、テレビ番組でたぶん島田紳助さんが言ってたんですけど、そういうムカついた時、対象が人間だった場合は「そいつが人間1回目やと思ったらいい。前世が虫だったとか思うと、そりゃ人間1回目じゃそこまで気が回らんよな。と思うと自分をいさめることができるよ」って言って。なるほどと。

巽は人間8回目くらいとのことで、そういう人間1回目の人たちには「そういう時もあるよな、1回目じゃ……」と、大きく受け止めることができると話しました。意外と効果があるようなので、誰かにイラっとした時は、ぜひ参考にしてみてください。

そして番組後半では、ZOMBIE-CHANGのサポートメンバーとして10月に行った中国ツアーの思い出を語りました。ツアーでは香港・台北・北京・上海・昆明を周ったのですが、北京でおもしろい音楽体験をしたと明かしました。

ツアーに出る前に、『僕らの先にある道』という北京を舞台にした映画を見ていた巽は、そのイメージから「北京はすごい物悲しい街なんじゃないか」と勝手な想像をしていたそう。

:実際行ってみると、その通りで。北京って首都じゃないですか。なのに、すごい退廃的なムードというか。街が静かで人が意外と少なくて。

ところが、夜になると街の人たちが公園にスピーカーを持ち寄り、勝手に音楽を流してみんなで踊っているのだそう。

:わりと四つ打ちとか、歌謡曲とテクノをミックスしたみたいな曲が流れながら。もちろん「Shazam」っていう曲を調べるアプリをやっても全然出てこないんですよ。「これは美しい! こんな楽しい場があるんだ! 日本ではなかなかこんなの許されないぞ」みたいな。中国ってすげぇなぁ、広いなぁっていうのを思いました。

その他、上海で体験した「ブラインド・マッサージ」など、中国ツアーの貴重な思い出話が盛りだくさんでした。

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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