WEAVERの新作は「音楽と小説」の融合! ヒロインの気持ちを歌うのは…

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。10月29日(月)のオンエアでは、WEAVERから杉本雄治さん(Vo.,P.)が登場。配信リリースとなった『栞 feat. 仲宗根泉(HY)』について訊きました。


■ドラマー・河邉による小説とのコラボ

これは、WEAVERの河邉 徹さん(Dr.)が書き上げた小説『流星コーリング』に楽曲を合わせた音と文字のプロジェクト第2弾。杉本さんに解説していただきました。

杉本:「WEAVERの中で物語を書いてサントラを自分たちで作ろうよ」みたいな感覚です。今年の5月に河邉がはじめて小説1作目を書いて、じゃあWEAVERで音楽を、ということで、今回が第2弾になります。
西沢:どんな本なんですか?
杉本:10代の登場人物の物語なんですけど、時間が何度もループしていくなかで、色々なことに気づいていくという小説です。栞というヒロインが出てくるんですが、ヒロインの気持ちを僕が歌うよりも女性に歌ってもらったほうが響くんじゃないかと思い、HYの仲宗根泉さんをフィーチャーしました。
西沢:WEAVERに女性ボーカルを入れるのははじめてですか?
杉本:コラボ自体がはじめてですね。仲宗根さんはラブソングの名曲がたくさんあるので、女性に歌ってほしいというときに真っ先に浮かんだので、引き受けていただいて本当に光栄です。

河邉さんの小説『流星コーリング』は、ハイブリッド総合書店hontoで一部連載中。小説とWEAVERの楽曲が同時に第4弾までリリースされる予定です。

西沢は『栞』を聴いて「全く違和感がない感じのデュエット。びっくり」と感想を述べました。

杉本:意外と僕、あまり雄々しい声じゃないので、最初はどうなるかなと思いました。
西沢:映画の曲でよく男と女で激しく違うものあるじゃないですか。あれとか濃くて疲れるからね!
杉本:今回よい溶け具合になりましたかね(笑)。


■読んで聴いて、世界観に浸ってほしい

来年の春にニューアルバムと小説が同時発売になるWEAVER。アルバムには『流星コーリング』の楽曲に加え、配信シングルになっていない曲やサントラとしてインスト曲も収録するそうです。

西沢:じゃあ小説『流星コーリング』が売れないと困るね。アルバムは売れたけど「『流星コーリング』って何?」みたいな。
杉本:相乗効果を狙って、両方読んで聴いてもらうのが一番世界観に浸れると思うので。
西沢:河邉さんが一番プレッシャーがかかっているんじゃないの?
杉本:作品自体はできあがっていて校閲をやっている段階なので、僕たちもストーリーはもう読んでます。僕もそんなに小説を読むタイプじゃないですけどすごく読みやすい作品なのでオススメです。
西沢:小説家に彼は向いているんですか?
杉本:向いてますね。もともとメンバーも「向いているのかな」と思っていたんですよ。短い歌詞よりも、長い小説のほうが彼の頭の中の世界は描けるんじゃないかなと思っていたので。

来年3月には、東名阪ツアー「WEAVER TOUR 2019」も決定しています。東京は3月31日(日)マイナビBLITZ⾚坂です。杉本さんは「今年はちょっと充電期間にもなっていたので、来年10周年に向けてライブもできるだけやりたいのでもう一度注目してください」と語っていました。ライブの詳細は公式ページをチェックしてください!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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