J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。10月15日の週は、毎年10月が乳がん早期発見のために受診を推進する「ピンクリボン月間」にちなみ、世界で輝く女性にフォーカスしています。
10月18日(木)のオンエアでは、ザ・チェインスモーカーズとのコラボで知られるシンガーソングライターのホールジーさん、モデル・DJの植野有砂さん、モデルの大屋夏南さんの3人をお迎えし、YouTube Space Tokyoにて行われたトークイベント「GIRLS TALK SESSION」の模様をお届けしました。
まずは女性であることで苦労したことを訊きました。
大屋:モデルは女の子が多く働く環境です。普通にオフィスで働いている人よりは少ないかもしれないですが、表に出ているということで、世間のみなさんが持っている女性像とか、「女性はこうあるべきだ」という考えにフィットしないときに起きる摩擦を自分で感じて苦しいなと感じることはあります。今は色々な人がいて特徴を活かしたやり方でやっていけばいいと思いますが、17歳ではじめた若いときはちょっと気になっていました。今は女性であることは素晴らしいなと思い仕事をやっています。
ホールジー:女性アーティストだと、レコーディングのときに「技術的なことを言われてもわからないでしょ? 大丈夫、ミックスとか僕がやるから」と言わることが。だけど「私も自分でやるから、わかる」っていうことがあります。ミュージックビデオを撮るときには「歌って演技してくれれば、僕がディレクターやるから」と男性のディレクターが言うので「私もミュージックビデオを撮るから」と思うことも。実際に契約するときだって「心配しないで大丈夫だから」といわれても、「私の人生だからちゃんと契約の内容をみたい」ってことがあります。このように先入観でみられることが多いんです。私は、美しい女性アーティストでありながらも、会社のCEOであってもいいんじゃないかと思うんです。
続いて、今まで仕事・キャリアで最もつらかったこと、そしてそれを乗り越えた方法を伺いました。
植野:ブランドをやる前に、大阪のフェス会場でビラ配りをしなければならなかったのがつらくて。誰も悪くないんですけど、ブランドデビューもしてなかったので、みんな怒ってるように見えて不安しかなかった。フェスで紙を配られても邪魔でしかないし、自分がお客さんなら取らないと思うんですよ。その時は、その場で大泣きして東京に帰りました。その後、お店は無事にオープンできて結果オーライでしたが、そのことはトラウマになるぐらい覚えていることですね。その経験があって今があると思います。
ホールジー:自分がつらいのは、みんながコンサートをやっていたり、レッドカーペットを歩いていたり、他の女性アーティストをみたときに家にいて、「なんでみんなあんなに肌がきれいで、体型がきれいなのに自分はそうじゃないんだろう」と、彼女たちにあって自分にないものは何だろうと比較してしまうことなんです。自分に厳しいタイプなので、人のいいところは見えてしまう。具合が悪いときの醜い自分を知っていて、たとえばポテトチップスを一袋食べちゃう自分が嫌になるけれど、その自分は相手には見えません。だから、人と比較してしまい、気分が落ちてしまうんです。ある時から、比較することをやめて、自分のあり方を受け入れたり自分自身を認めることができてから、変わることができました。
また、ホールジーさんの新曲『Without Me』についても訊きました。
ホールジー:ハッピーであり悲しい曲。聴くと踊りたくなるビートですが、内容を聴くとを涙してしまうような内容です。
最後に社会で頑張る女性にメッセージを伝えていただきました。
大屋:楽しんでもらいたいなと。色々なルールとか常識とか、文化のこともあるとは思いますが、自分らしく心地よく楽しんでもらえたらいいなと思います。
植野:時代的にも女性が活躍できる場も増えていると思うので、それを活かして、人に影響を与えて人にも影響されて上手に生きていただければと思います。
ホールジー:若い女性に伝えたいのは、もし自分で「これはできないかも」と思うことがあったら、必ずそれを初めてやった女性がいることを忘れないでほしいということです。今、普通にやっていることも、それを最初にやってのけた人がいるんです。だから、あなたが今度は初めてやってのける人になってもいいんです。今日のステージでは、登壇者全員がパンツルックですが、初めてズボンを履いた女性もいるんです。そのように自分が何かの初めてになることも可能なんです。
今それぞれの分野で輝いている3人の女性たち。女性だけでなく、多く人たちに勇気やインスピレーション与える言葉や体験談を聞かせていただきました。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
10月18日(木)のオンエアでは、ザ・チェインスモーカーズとのコラボで知られるシンガーソングライターのホールジーさん、モデル・DJの植野有砂さん、モデルの大屋夏南さんの3人をお迎えし、YouTube Space Tokyoにて行われたトークイベント「GIRLS TALK SESSION」の模様をお届けしました。
まずは女性であることで苦労したことを訊きました。
大屋:モデルは女の子が多く働く環境です。普通にオフィスで働いている人よりは少ないかもしれないですが、表に出ているということで、世間のみなさんが持っている女性像とか、「女性はこうあるべきだ」という考えにフィットしないときに起きる摩擦を自分で感じて苦しいなと感じることはあります。今は色々な人がいて特徴を活かしたやり方でやっていけばいいと思いますが、17歳ではじめた若いときはちょっと気になっていました。今は女性であることは素晴らしいなと思い仕事をやっています。
ホールジー:女性アーティストだと、レコーディングのときに「技術的なことを言われてもわからないでしょ? 大丈夫、ミックスとか僕がやるから」と言わることが。だけど「私も自分でやるから、わかる」っていうことがあります。ミュージックビデオを撮るときには「歌って演技してくれれば、僕がディレクターやるから」と男性のディレクターが言うので「私もミュージックビデオを撮るから」と思うことも。実際に契約するときだって「心配しないで大丈夫だから」といわれても、「私の人生だからちゃんと契約の内容をみたい」ってことがあります。このように先入観でみられることが多いんです。私は、美しい女性アーティストでありながらも、会社のCEOであってもいいんじゃないかと思うんです。
続いて、今まで仕事・キャリアで最もつらかったこと、そしてそれを乗り越えた方法を伺いました。
植野:ブランドをやる前に、大阪のフェス会場でビラ配りをしなければならなかったのがつらくて。誰も悪くないんですけど、ブランドデビューもしてなかったので、みんな怒ってるように見えて不安しかなかった。フェスで紙を配られても邪魔でしかないし、自分がお客さんなら取らないと思うんですよ。その時は、その場で大泣きして東京に帰りました。その後、お店は無事にオープンできて結果オーライでしたが、そのことはトラウマになるぐらい覚えていることですね。その経験があって今があると思います。
ホールジー:自分がつらいのは、みんながコンサートをやっていたり、レッドカーペットを歩いていたり、他の女性アーティストをみたときに家にいて、「なんでみんなあんなに肌がきれいで、体型がきれいなのに自分はそうじゃないんだろう」と、彼女たちにあって自分にないものは何だろうと比較してしまうことなんです。自分に厳しいタイプなので、人のいいところは見えてしまう。具合が悪いときの醜い自分を知っていて、たとえばポテトチップスを一袋食べちゃう自分が嫌になるけれど、その自分は相手には見えません。だから、人と比較してしまい、気分が落ちてしまうんです。ある時から、比較することをやめて、自分のあり方を受け入れたり自分自身を認めることができてから、変わることができました。
また、ホールジーさんの新曲『Without Me』についても訊きました。
ホールジー:ハッピーであり悲しい曲。聴くと踊りたくなるビートですが、内容を聴くとを涙してしまうような内容です。
最後に社会で頑張る女性にメッセージを伝えていただきました。
大屋:楽しんでもらいたいなと。色々なルールとか常識とか、文化のこともあるとは思いますが、自分らしく心地よく楽しんでもらえたらいいなと思います。
植野:時代的にも女性が活躍できる場も増えていると思うので、それを活かして、人に影響を与えて人にも影響されて上手に生きていただければと思います。
ホールジー:若い女性に伝えたいのは、もし自分で「これはできないかも」と思うことがあったら、必ずそれを初めてやった女性がいることを忘れないでほしいということです。今、普通にやっていることも、それを最初にやってのけた人がいるんです。だから、あなたが今度は初めてやってのける人になってもいいんです。今日のステージでは、登壇者全員がパンツルックですが、初めてズボンを履いた女性もいるんです。そのように自分が何かの初めてになることも可能なんです。
今それぞれの分野で輝いている3人の女性たち。女性だけでなく、多く人たちに勇気やインスピレーション与える言葉や体験談を聞かせていただきました。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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