J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。9月9日(日)のオンエアでは、コメディアン、俳優、アーティストとして活躍する片桐 仁さんをゲストにお招きし、幼少期から現在までのお話を伺いました。
■とにかく落ち着きがなかった幼少期
はじめに、片桐さんの幼少期について伺いました。
片桐:落ち着きがなくて、座っていられない子でした。高校くらいまでそうでしたね。
吉岡:その衝動は何でしょう?
片桐:わからないんですよね。
吉岡:授業中やご飯を食べていても?
片桐:ご飯も食べるのが一番遅くて、お昼休みになっても食べ終わらなかったんです。おかずだけ食べちゃって、ご飯だけ丸々残っているんですよ。息子ふたりともそうで、最後までお弁当を食べています。
吉岡:習い事をたくさんされていたと聞きました。
片桐:そうですね。うちの実家が「公文式」なんですよ。両親が寝る和室の6畳間で、10人くらいの子どもたちが低い机の前で正座して勉強しているんです。俺は襖を挟んだ向こう側からテレビを観ようとするんだけど、テレビの音で怒られちゃうから小さい音で観ていて、イヤホンで聴けないテレビでね。そんな状況で「外に出ろ!」って言われて、書道、絵画教室、英会話、少年野球、水泳、ピアノを習っていました。
吉岡:何が一番楽しかったですか?
片桐:絵画教室だけは「行かせてくれ」と自分から言ったんです。あとは全部嫌いでしたね(笑)。
■ドラマで話題になったスマホケース
片桐:これは亀虫のスマホケースです。
吉岡:これは『片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」』でも出されていた作品の派生ですかね?
片桐:そうです。今もイオンモールで出させてもらっているんですけど、ガラケーのころからカバーを作っています。iPhone 7 Plusのカバーケースなので、ポケットには入らないですね。首から下げるか斜めがけで持ち運んでいます(笑)。
吉岡:これは、何虫ですか?
片桐:ニシキキンカメムシです。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士』(TBS)用に作っています。「SEASON I」が「カレイ」で、香川照之さんが「『SEASON II』は虫だな」とおっしゃるので、本当は違うのを作ろうと思っていたんですけど、四角いから「カメムシ」を作ったら、香川さんから「なんでカマキリじゃないんだ!」ってね、「カマキリ先生」(『香川照之の昆虫すごいぜ!』<NHK>)に言われましたね(笑)。
吉岡:最高に素敵です。カバーを付けていい人と付けちゃだめな人を選びますね。
片桐:外国の空港に行くと、黒人のでかい警備員に囲まれて「これはなんだ?」って言われて、「My phone!」って言ったら爆笑されました。外国の人は反応してくれるんですよね。
最近では、各地のご当地作品を作っていると片桐さんは話します。
片桐:ちょっと前に三重県の鈴鹿で、カメレオンの形をした「鈴カメレオン」を作っていました。
吉岡:すごく綺麗。クレオパトラが持ってそう。高貴な感じがします。
片桐:ほかにも、福島県では70年代後半に見つかったフタバスズキリュウの恐竜の骨があって、プレシオサウルスの仲間なんですけど、それの無線イヤホンケースを作りました。
吉岡:唯一無二ですね。
片桐:もっとみんなに「すごい!」って言われたいんですけど、「不便」と言われちゃうんですよ。
吉岡:利便性を考え出すと面白いものは作れないですよね。
片桐:おっしゃる通りです。
■父としての片桐さん
14歳と7歳の息子をもつ片桐さんは、家でどんな“お父さん”なのでしょうか。
片桐:僕が長男みたいな感じで、一緒に怒られていますよ。
吉岡:奥さまはどんな方ですか?
片桐:全部を管理していますね(笑)。嫁の怒りが頂点に達したら誰も余計なことをするなと。「沈まれ」と。
吉岡:どういうときに怒られますか?
片桐:片付けられない。僕の部屋に取材が来るときに、大急ぎで片付けるんですけど、片付いたことがないんです。嫁に「なんでこれを出しておくの?」って訊かれて、「どこにしまえばいいかわからないから……」って答えるんです。
吉岡:子どもだ(笑)。
片桐:「あなたの部屋なのになんでわからないの」って怒られちゃう。僕、収納したら忘れちゃうんです。「リス」なんですよ。
吉岡:可愛い(笑)。
片桐:おんぶに抱っこで、「自分で考えろー!」って嫁に言われます。それ、子どもに言うやつじゃないですか(笑)。
■笑いは「思いもしないことをする」のがポイント
「“笑い”はどうしたら生まれるの?」という吉岡の質問に、片桐さんは「日常で思いもしないことをする」と答えます。
片桐:夏の暑い日に、うちの子がお気に入りのスコップでトイレの水をガブガブ飲んでいたんですよ。「どうして!?」っていう(笑)。
吉岡:やばいやばい(笑)。このラジオは2年半くらいになるんですけど、変なところから笑っちゃいました。
片桐:間違った意識がないときに、「いや違うでしょ!」っていうのが面白いですよね。ズボンを上着みたいに着ちゃったりしますからね。顔を通す穴がないのに、「あれ、着られない」って。もう笑っちゃいますよね。
吉岡:笑いますね。片桐家族、大好きになりますね(笑)。
他にも、最近家族と訪れた街や自宅のことなどを伺い、片桐さんのお話に始終笑いっぱなしの吉岡でした。
【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜18時ー18時54分
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/
■とにかく落ち着きがなかった幼少期
はじめに、片桐さんの幼少期について伺いました。
片桐:落ち着きがなくて、座っていられない子でした。高校くらいまでそうでしたね。
吉岡:その衝動は何でしょう?
片桐:わからないんですよね。
吉岡:授業中やご飯を食べていても?
片桐:ご飯も食べるのが一番遅くて、お昼休みになっても食べ終わらなかったんです。おかずだけ食べちゃって、ご飯だけ丸々残っているんですよ。息子ふたりともそうで、最後までお弁当を食べています。
吉岡:習い事をたくさんされていたと聞きました。
片桐:そうですね。うちの実家が「公文式」なんですよ。両親が寝る和室の6畳間で、10人くらいの子どもたちが低い机の前で正座して勉強しているんです。俺は襖を挟んだ向こう側からテレビを観ようとするんだけど、テレビの音で怒られちゃうから小さい音で観ていて、イヤホンで聴けないテレビでね。そんな状況で「外に出ろ!」って言われて、書道、絵画教室、英会話、少年野球、水泳、ピアノを習っていました。
吉岡:何が一番楽しかったですか?
片桐:絵画教室だけは「行かせてくれ」と自分から言ったんです。あとは全部嫌いでしたね(笑)。
■ドラマで話題になったスマホケース
この日、彫刻作品を持参してくれた片桐さん。作品を見た吉岡は興味津々です。
片桐:これは亀虫のスマホケースです。
吉岡:これは『片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」』でも出されていた作品の派生ですかね?
片桐:そうです。今もイオンモールで出させてもらっているんですけど、ガラケーのころからカバーを作っています。iPhone 7 Plusのカバーケースなので、ポケットには入らないですね。首から下げるか斜めがけで持ち運んでいます(笑)。
吉岡:これは、何虫ですか?
片桐:ニシキキンカメムシです。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士』(TBS)用に作っています。「SEASON I」が「カレイ」で、香川照之さんが「『SEASON II』は虫だな」とおっしゃるので、本当は違うのを作ろうと思っていたんですけど、四角いから「カメムシ」を作ったら、香川さんから「なんでカマキリじゃないんだ!」ってね、「カマキリ先生」(『香川照之の昆虫すごいぜ!』<NHK>)に言われましたね(笑)。
吉岡:最高に素敵です。カバーを付けていい人と付けちゃだめな人を選びますね。
片桐:外国の空港に行くと、黒人のでかい警備員に囲まれて「これはなんだ?」って言われて、「My phone!」って言ったら爆笑されました。外国の人は反応してくれるんですよね。
最近では、各地のご当地作品を作っていると片桐さんは話します。
こーからのこー、からのこー!
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2018年7月18日
塗った!鈴付けた!完成!
『鈴カメレオン』何とか間に合った…。
『ギリ展AEON MALL鈴鹿』は、金曜日7/20から!!#ギリ展 pic.twitter.com/j6dyDZKSxD
片桐:ちょっと前に三重県の鈴鹿で、カメレオンの形をした「鈴カメレオン」を作っていました。
吉岡:すごく綺麗。クレオパトラが持ってそう。高貴な感じがします。
色塗ったー! なんかものすご〜く福島感出たー! もう家出まーす!! さてネーミングどうしよ…。#ギリ展 pic.twitter.com/B5PXICzxnk
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2018年8月11日
片桐:ほかにも、福島県では70年代後半に見つかったフタバスズキリュウの恐竜の骨があって、プレシオサウルスの仲間なんですけど、それの無線イヤホンケースを作りました。
吉岡:唯一無二ですね。
片桐:もっとみんなに「すごい!」って言われたいんですけど、「不便」と言われちゃうんですよ。
吉岡:利便性を考え出すと面白いものは作れないですよね。
片桐:おっしゃる通りです。
■父としての片桐さん
家族で東京03のコントライブ『不自然体』観に行ったー!
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2018年7月5日
好きだわ〜。この3人。
長男はず〜っと笑ってた!成長を感じた。誘ってくれてありがとう豊本!#東京03 #グッズがオシャレ pic.twitter.com/fNbaoo28Nn
14歳と7歳の息子をもつ片桐さんは、家でどんな“お父さん”なのでしょうか。
片桐:僕が長男みたいな感じで、一緒に怒られていますよ。
吉岡:奥さまはどんな方ですか?
片桐:全部を管理していますね(笑)。嫁の怒りが頂点に達したら誰も余計なことをするなと。「沈まれ」と。
吉岡:どういうときに怒られますか?
片桐:片付けられない。僕の部屋に取材が来るときに、大急ぎで片付けるんですけど、片付いたことがないんです。嫁に「なんでこれを出しておくの?」って訊かれて、「どこにしまえばいいかわからないから……」って答えるんです。
吉岡:子どもだ(笑)。
片桐:「あなたの部屋なのになんでわからないの」って怒られちゃう。僕、収納したら忘れちゃうんです。「リス」なんですよ。
吉岡:可愛い(笑)。
片桐:おんぶに抱っこで、「自分で考えろー!」って嫁に言われます。それ、子どもに言うやつじゃないですか(笑)。
■笑いは「思いもしないことをする」のがポイント
「“笑い”はどうしたら生まれるの?」という吉岡の質問に、片桐さんは「日常で思いもしないことをする」と答えます。
片桐:夏の暑い日に、うちの子がお気に入りのスコップでトイレの水をガブガブ飲んでいたんですよ。「どうして!?」っていう(笑)。
吉岡:やばいやばい(笑)。このラジオは2年半くらいになるんですけど、変なところから笑っちゃいました。
片桐:間違った意識がないときに、「いや違うでしょ!」っていうのが面白いですよね。ズボンを上着みたいに着ちゃったりしますからね。顔を通す穴がないのに、「あれ、着られない」って。もう笑っちゃいますよね。
吉岡:笑いますね。片桐家族、大好きになりますね(笑)。
他にも、最近家族と訪れた街や自宅のことなどを伺い、片桐さんのお話に始終笑いっぱなしの吉岡でした。
【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜18時ー18時54分
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/