J-WAVEで放送中の番組『antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING』(ナビゲーター:野村訓市)。8月12日(日)のオンエアでは、8月1日(水) に行った公開収録の模様を放送。いつもの番組進行と同様、リスナーからのメッセージ紹介と音楽をお届けしました。ここでは、その一部を紹介します。
■野村がいつもサングラスをかけている理由
まず野村が、今回の公開収録について以下のように語りました。
野村:今回は800通の応募をいただきまして、その中の50名の選ばれし人たちです。自分がリスナーだったら絶対にそういうことはしないと思うので、かなり奇特な人たちだと思うんですけど、今日は通常の放送をみなさんに感じてもらおうかなと思いまして、そういう感じで進行していきます。
いつもサングラスをかけながらメッセージを読む野村は、その理由を以下のように明かしました。
野村:サングラスをいつもかけてるので、「タモリか?」と言われるんですけど、これは度付きです。僕がバックパッカーをやっているときに、コンタクトレンズをしている人がインドなんかにいると、「洗眼液が切れたからデリーまで戻る」とか、みんな苦労していて、「なんでメガネにしないんだろう、馬鹿なんじゃないのかな」と思い、それ以来、コンタクトレンズはしたことがない。正直に言うと、何度かトライしたんですけど、どうしても自分の眼に指を突っ込めなかったという(笑)。みなさんの顔を見るときはメガネがないとダメなんですけど、めでたく極度の老眼になりまして、みなさんのおハガキを読むときはけっこう大変なんです。もしみなさんが手紙、もしくはメールを送ってくれるときは、ぜひ級数を上げて、大きな文字で書いていただけると、こちらは大変ありがたいです。
■夕陽の思い出
続いて、「訓市さんの心に残る夕陽はありますか?」というリスナーからの質問に答えました。
野村:僕は、バックパッカーの頃に「日の出クラブ」「夕陽クラブ」「台風クラブ」というのを持っていたんですけど、これは意味もなく集まって、日の出をみて大騒ぎしたり、台風が来ると必ず出かけて中心部に行くという、すごく迷惑なことをしていたんです。とにかく夕陽とかが大好きで、「世界中でどこがきれいでしたか?」と言われるんですけど、最近の東京の夕陽なんて、とてもきれいだと思いませんか? 僕は2週間くらい前に仕事で原宿にいたんですけど、打ち合わせが終わって、外に出たら本当にきれいなピンク色の夕陽で、すぐにほかの打ち合わせがあったんですが「打ち合わせが伸びた」と嘘をついて、30分、夕陽を見て帰りました。そこが今日思った一番きれいな夕陽の思い出です。
■カーペンターズと母に関する思い出
続いては、リスナーからカーペンターズをリクエストされたことを受けて、野村は“母とカーペンターズにまつわるエピソード”を語りました。
野村:母親が運転する車のなかは、カセットテープが数本しか入ってなくて、そのうちの1本がカーペンターズ、もう1本が由紀さおり、あとはNHKの『名曲アルバム』というクラシックのテープが入っています。そのなかで何を選ぶかと言ったら、カーペンターズしかないですよね。由紀さおりを選ぶと、みなさんはご存知かどうかわかりませんが、『夜明けのスキャット』というスキャットだけの曲が入っていて、昼間はいいんですけど、夕方になってそれを聴くのがものすごく嫌で、「なんでこんな悲しい音楽を母親は僕に聴かせるんだろう」と。
そして、カーペンターズに関して、こんなエピソードも飛び出しました。
野村:ただ、カーペンターズって、すごくイージーリスニングというか、王道のポップスで、すごく渋い音楽とは思われてなかったと思うんです。なので僕も、ちょっと若い頃は「カーペンターズを聴いて育った」とは、とても人に言えなかったんです。90年代に入って「グランジ」という音楽が流行ったときに、コンピレーションが出ました。それは「もし自分がカーペンターズだったら」というタイトルで、いろんなバンドがカバーしているんですけど、そこに自分が当時聴いていたバンドたちが全員参加していまして、誰もが小さい頃に親がかけていたカーペンターズを聴いて音楽を覚えたというエピソードを語っていて、「強制的に聴かされて今も心に残っているのは僕だけじゃなかったんだ」と。
さらに、カーペンターに関する豆知識も披露。
野村:今聴くと、カレン・カーペンターというボーカルの人は、歌もすごく上手いですけど、実はいろんなプロドラマーが「世界で一番ドラムの上手い人は、カレン・カーペンターだった」と言うくらいドラムが上手い人です。録音を分けて、あとで編集するときに1ミリもずれないというくらいに、メトロノームみたいなドラムを叩くんです。もしカーペンターズの音源を持っている方がいましたら、ぜひカレンがドラムを叩いている曲を聴いてみてください。本当に素晴らしく上手いです。
公開収録でも音楽や旅にまつわる話題を披露した野村。番組後半では「自分の声が聴くのが嫌で、番組を聴いたことがない」と、放送を一切聴いていないことを明かすなど、意外な一面がみられるオンエアとなりました。聞き逃した方はぜひradikoでチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『antenna*TRAVELLING WITHOUT MOVING』
放送日時:毎週日曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/travelling/
■野村がいつもサングラスをかけている理由
まず野村が、今回の公開収録について以下のように語りました。
野村:今回は800通の応募をいただきまして、その中の50名の選ばれし人たちです。自分がリスナーだったら絶対にそういうことはしないと思うので、かなり奇特な人たちだと思うんですけど、今日は通常の放送をみなさんに感じてもらおうかなと思いまして、そういう感じで進行していきます。
いつもサングラスをかけながらメッセージを読む野村は、その理由を以下のように明かしました。
野村:サングラスをいつもかけてるので、「タモリか?」と言われるんですけど、これは度付きです。僕がバックパッカーをやっているときに、コンタクトレンズをしている人がインドなんかにいると、「洗眼液が切れたからデリーまで戻る」とか、みんな苦労していて、「なんでメガネにしないんだろう、馬鹿なんじゃないのかな」と思い、それ以来、コンタクトレンズはしたことがない。正直に言うと、何度かトライしたんですけど、どうしても自分の眼に指を突っ込めなかったという(笑)。みなさんの顔を見るときはメガネがないとダメなんですけど、めでたく極度の老眼になりまして、みなさんのおハガキを読むときはけっこう大変なんです。もしみなさんが手紙、もしくはメールを送ってくれるときは、ぜひ級数を上げて、大きな文字で書いていただけると、こちらは大変ありがたいです。
■夕陽の思い出
続いて、「訓市さんの心に残る夕陽はありますか?」というリスナーからの質問に答えました。
野村:僕は、バックパッカーの頃に「日の出クラブ」「夕陽クラブ」「台風クラブ」というのを持っていたんですけど、これは意味もなく集まって、日の出をみて大騒ぎしたり、台風が来ると必ず出かけて中心部に行くという、すごく迷惑なことをしていたんです。とにかく夕陽とかが大好きで、「世界中でどこがきれいでしたか?」と言われるんですけど、最近の東京の夕陽なんて、とてもきれいだと思いませんか? 僕は2週間くらい前に仕事で原宿にいたんですけど、打ち合わせが終わって、外に出たら本当にきれいなピンク色の夕陽で、すぐにほかの打ち合わせがあったんですが「打ち合わせが伸びた」と嘘をついて、30分、夕陽を見て帰りました。そこが今日思った一番きれいな夕陽の思い出です。
■カーペンターズと母に関する思い出
続いては、リスナーからカーペンターズをリクエストされたことを受けて、野村は“母とカーペンターズにまつわるエピソード”を語りました。
野村:母親が運転する車のなかは、カセットテープが数本しか入ってなくて、そのうちの1本がカーペンターズ、もう1本が由紀さおり、あとはNHKの『名曲アルバム』というクラシックのテープが入っています。そのなかで何を選ぶかと言ったら、カーペンターズしかないですよね。由紀さおりを選ぶと、みなさんはご存知かどうかわかりませんが、『夜明けのスキャット』というスキャットだけの曲が入っていて、昼間はいいんですけど、夕方になってそれを聴くのがものすごく嫌で、「なんでこんな悲しい音楽を母親は僕に聴かせるんだろう」と。
そして、カーペンターズに関して、こんなエピソードも飛び出しました。
野村:ただ、カーペンターズって、すごくイージーリスニングというか、王道のポップスで、すごく渋い音楽とは思われてなかったと思うんです。なので僕も、ちょっと若い頃は「カーペンターズを聴いて育った」とは、とても人に言えなかったんです。90年代に入って「グランジ」という音楽が流行ったときに、コンピレーションが出ました。それは「もし自分がカーペンターズだったら」というタイトルで、いろんなバンドがカバーしているんですけど、そこに自分が当時聴いていたバンドたちが全員参加していまして、誰もが小さい頃に親がかけていたカーペンターズを聴いて音楽を覚えたというエピソードを語っていて、「強制的に聴かされて今も心に残っているのは僕だけじゃなかったんだ」と。
さらに、カーペンターに関する豆知識も披露。
野村:今聴くと、カレン・カーペンターというボーカルの人は、歌もすごく上手いですけど、実はいろんなプロドラマーが「世界で一番ドラムの上手い人は、カレン・カーペンターだった」と言うくらいドラムが上手い人です。録音を分けて、あとで編集するときに1ミリもずれないというくらいに、メトロノームみたいなドラムを叩くんです。もしカーペンターズの音源を持っている方がいましたら、ぜひカレンがドラムを叩いている曲を聴いてみてください。本当に素晴らしく上手いです。
公開収録でも音楽や旅にまつわる話題を披露した野村。番組後半では「自分の声が聴くのが嫌で、番組を聴いたことがない」と、放送を一切聴いていないことを明かすなど、意外な一面がみられるオンエアとなりました。聞き逃した方はぜひradikoでチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『antenna*TRAVELLING WITHOUT MOVING』
放送日時:毎週日曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/travelling/