吉岡里帆が思うセクシーさとは? 写真家・篠山紀信と対談!

J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。7月29日(日)のオンエアでは、写真家の篠山紀信さんをゲストにお招きしました。


■写真は時代の写し鏡



吉岡は昨年、篠山さんの連載『UOMO 美女標本箱』に呼ばれて以来、会うのは2度目です。

吉岡:篠山さんと言えば、女性の綺麗な写真やヌード写真を撮っているイメージがありますが、実は面白い写真集も出していますよね。『現場紀信』を覚えていらっしゃいますか?(※編注:篠山さんが土木・建築の現場を撮影した写真集)
篠山:覚えてますよ(笑)。
吉原:これを見たときは衝撃でした! こんな写真を撮られるんだと。都内での撮影が多いんですか?
篠山:都内が多いですね。東京でトンネルが掘られたり建物が建てられたりしていて。まだ見たことがない面白い場所に行くと、建築の写真家や土木専門の写真家とは違う見方を僕はするんです。
吉岡:それは私も感じました。説明が掲載されている写真資料とは格段に違っています。私が面白いと感じたのは「東京23区ゴミ最終埋立地」で、とにかく見たことがないんですよね。なかなか行かない現場の写真ばかり。これを見たとき、篠山さんはどこを見ているんだろう……と不思議な気持ちになりました。撮影で女性の構図を考えるときと、人がいない無機質なものを撮るときは、見方って違いますか?
篠山:無機質といっても人間が作っているわけで、人間の何かの用途のために作っていて、人間との関係の中で出来てくるわけだから、その関係を面白く撮っています。僕は、写真は時代の写し鏡だと思っているんですよ。だから時代に起こったおもしろい出来事、人気のある人々、事件といった、「ヒト・コト・モノ」に寄せて、いいタイミングで一番いい角度で撮ります。


■吉岡がセクシーさを感じるのは「肌の質感」

1991年に発売された宮沢りえさんのヌード写真集『Santa Fe』を、吉岡は小学生のときに見ました。当時の印象は……。

吉岡:子どもながらに見てはいけないものだと感じたんですけど、綺麗すぎて見てしまって……。いやらししくなく、女心として「こんなふうになりたい」「こんなきれいになりたい」という女性の姿がありました。
篠山:いいですね。
吉岡:紀信さんが思う、ヌードを撮る理由はありますか?
篠山:まぁ、事務所から頼まれるから(笑)。
吉岡:(笑)。

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