「地球儀を蹴る織田信長」を観て生まれた! AR搭載『ほぼ日のアースボール』はここがスゴイ

J-WAVEで放送中の番組『TRUME TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰)。7月7日(土)のオンエアでは、「ほぼ日のアースボール」開発チームのリーダー、古謝将史さんをゲストにお迎えしました。

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■「そのへんに転がしておける」地球儀!

「ほぼ日のアースボール」は、直径27センチほどで世界地図が描かれた地球儀。一般的にイメージする机の上にどっしりと置かれているような地球儀ではありません。

古謝:机の上に置いて立派に存在しているものではなくて。柔らかくて軽くて、そのへんにごろんと転がしておいて、いつでも気軽に見れるような地球儀です。
市川:地球儀なのに軸がないですもんね。
古謝:そうなんですよ。だから、北極や南極など、軸がないことでみられる地域とかもあって。テレビを観てて気になるところがあったら、パッと見られるような地球儀ですね。



AR技術も搭載! 専用のアプリと組み合わせることで、より世界を知ることができる仕組みになってます。アプリはカメラになっていて、地球儀にかざすとその地域の国に国旗が出現。画面上の国旗をタップすると、その国がどんな国なのか、面責や首都・人口・通貨などデータが表示されます。その中には、サッカーのFIFAランキングも! 情報はデジタルなので、なるべく最新の情報に更新されるようになっています。


■開発のきっかけは、糸井重里が映画を観て…

『ほぼ日のアースボール』が開発されることになったきっかけは「ほぼ日」の社長・糸井重里さんが観た、ある映画のワンシーンだそうです。

古謝:映画の中に織田信長が出てきて、バテレンから地球儀を献上されるシーンがあったと。織田信長は何を思ったか、それを空に向かって蹴るシーンがあったらしいんですよ。それを見て、糸井はすごく衝撃を受けたそうで。

その自由すぎる地球儀の扱い方に、「蹴ったり投げたりできる地球儀が各家庭にあれば、世界の捉え方が変わるんじゃないか?」と思い、『ほぼ日のアースボール』の開発がスタートしたそう。

古謝:昨年12月に正式販売がスタートして、まだまだ、たくさんの人に手にとって欲しいという思いがありますね。大人も子供も、学校だったり会社だったり、いろんなところに地球儀が転がっているというのは、ひとつの夢のカタチとしてありまして。そういうふうになるよう、もうちょっとがんばっていきたいなと思っています。

『ほぼ日のアースボール』には今後、もっとコンテンツが増える予定です。「より世界が楽しめるようになる」と古謝さん。市川は、古謝さんにこんな追加コンテンツのリクエストをしました。

市川:領土の変化が見たいです。年数を入れたら、「その当時はこんな大きさだった」とわかる。けっこう国別や地域別で勉強するじゃないですか。ヨーロッパの国は今こういう形でこれくらいの大きさのときに、実は中国はこうなってたとかって、同時に見ることはなかなかないけど、見られたらいいなあって。
古謝:絶対それはおもしろいですよね。時間っていうキーワードが入ってきたりすると、確実におもしろい。今の話でいくと、その裏側では何が起こっていたのかがわかると、ちゃんと物がある意味がすごく出てくるだろうなぁと思っていて。

「ぜひ実現したい」と古謝さんの太鼓判をもらった、市川のこのアイデア。『ほぼ日のアースボール』の今後に期待です!



この他、古謝さんが「ほぼ日」に入社する前に勤めていた文具メーカー「パイロット」で開発に関わっていた大ヒット商品「フリクション・ボール」について、当時のエピソードをお話してくれました。ぜひradikoでチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時:毎週土曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/

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