SHISHAMO、カルピスのCMソングを担当するのが夢で「勝手に曲を送りつけてました」

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。7月1日(日)のオンエアでは、3ピースバンド・SHISHAMOをお迎えして、デビュー5周年を迎えた心境や、CMソングの制作秘話などをお訊きしました。

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■アルバムに「1」がないのは?

SHISHAMOのみなさんは、ボーカル・ギターの宮崎と、ドラムの吉川が高校を卒業した年の11月にデビューアルバム『SHISHAMO』を発売。晴れてデビュー5周年を迎えました。
クリス:高校卒業してすぐにデビューだったもんね。あっという間でしたか?
宮崎:あっという間ですね。全部のことが、ついこの間のことみたいに感じられます。
クリス:ライブは何本ぐらいやったんだっけ?
宮崎:全国ツアーは1年に2回まわっていて、5年ぐらい続けてることになります。この間の春のツアーは20本をまわりました。あとはフェスやイベントに出ているので……。
クリス:(年間で50本ぐらいとして)250回ぐらいはやってるっていうことだもんね。
宮崎:確かに。
クリス:そう考えると、5年やってきた感じがするよね。アルバムもけっこう出してるし。先日はアルバム『SHISHAMO5』もリリースされましたが、(タイトルに番号がついてないのは)1枚目だけだよね。
宮崎:次のCDが出るかさえわからなかったので(笑)。
クリス:デビュー当時から曲作りは変わったと思います?
宮崎:作り方は変わらないんですけど、作ってる時に聴く人の顔を思い浮かべるようになりました。自分が作りたいものというわけではなく。
クリス:昔はどんな感じで作ってたの?
宮崎:何も考えてなかったですね。
クリス:そうなの?! 昔はどんな感じの曲でした? 
宮崎:高校生の頃から作っていたので、その頃は身近なテーマというか、宿題の話だったり、修学旅行の話だったり……というところから、自分たちも少しずつ大人になってきて、聴く人も一緒に成長しているので、曲の内容がちょっとずつ大人っぽくなってきたりはしてるかなと思います。
クリス:なるほど! コードも複雑になってきましたよね。
宮崎:そういえばそうですよね。昔の曲を聴くと、けっこう違和感がありますね。コードの使い方とかが変わってきたので。

今回のアルバムは、前作の『SHISHAMO4』が自分たちの中ですごく良い作品になったという手応えがあったため、それを超えることだけを考えて作ったのだそうです。

■「カルピス・ウォーター」のCMソングが大好きで…

放送では『ねぇ、』をお届けしました。『水色の日々』とともに「カルピス・ウォーター」のCMソングになっています。

クリス:2曲もCMソングになるなんて、すごいじゃないですか。 昔から「カルピス」のCMを担当するのが夢だったんでしょ?
宮崎:高校を卒業してきちんと活動するようになってから、本当にやりたくて。勝手に作って、勝手に送りつけてました。
クリス:どこに送ってたの?
宮崎:「カルピス・ウォーター」の方に勝手に送ってたんです。今思ったら使ってくれるわけがないんですけど(笑)。
クリス:すごい行動力だよね! 見上げた根性ですよ。あまりにも夢だったから、いっぱい作ったんでしょ? それはどんな曲でした?
宮崎:全部、別のタイトルでリリースしてます。
クリス:そうなの。 SHISHAMOが思う、「カルピス・ウォーター」の定義は何?
宮崎:もともと、「カルピス・ウォーター」のCMソングが大好きで、独特な青春感というか、透明感みたいなものが本当に溢れてるCMだと思ってたんです。曲もそうじゃないといけないんじゃないか、って思って作りました。
クリス:念願が叶ってみてどうですか?
宮崎:すごく嬉しかったです。意外にも今まで私たちが勝手に作ってたものとは違うものを求められたりして、それが新鮮でした。絵コンテを見て曲を作ったんですけど、今回のCMソングだと「ロックな感じ」を求められて、それが意外でした。「今まで書いてきたのは何だったんだ」っていう(笑)。 今回作った曲がCMとすごく合っていて、いいと思いました。
クリス:映像と全く同じよりも、”距離”があったほうが深みが出ますもんね。


■3人に質問!

後半は、番組が用意した質問にこたえていただきました。

ベースの松岡さんへの質問:自分にとってのアイドル、ヒーロー、ヒロインは?

松岡:お姉ちゃんかもしれないです。お姉ちゃんのことがすごく好きで、憧れてるというか、いつも追いかけてました。
クリス:お姉ちゃんはどんな人なの?
松岡:可愛くて、勉強もできて、絵もうまくて、モテます。一歳上なんですけど、いろんなことに対して憧れてます。
クリス:お姉ちゃんは妹のことに憧れていて「ウチの妹、今をときめくSHISHAMOよ!」って言ってるかもしれないよ。
松岡:そう思ってくれてたら、相思相愛です(笑)。

宮崎さんへの質問:最近、ハマってるものは?

宮崎:海外ドラマは好きで、一番ハマってるのは『ウォーキング・デッド』です。ホラーとかはダメなんですけど、ゾンビが好きで。
クリス:わかる! ゾンビは別物ですよね。
宮崎:そうですよね。みんなにわかってもらえなくて。
クリス:『ウォーキング・デッド』で本当に怖いのは人間ですもんね。
宮崎:人間ドラマなんです。ゾンビはだんだん背景になっていくんです。
クリス:いわゆる”究極の選択ドラマ”ですよ。厳しい選択を強いられるというか。
宮崎:こういう世界で、どれだけ人間らしくいられるかっていう問題なんです。
クリス:阿修羅のような世界で、どうやって人間性を保つかっていう。
宮崎:保てなくなっちゃう人もいるんです。

ドラムの吉川さんへの質問:住んでみたい場所は?

吉川:伊勢。春のツアーで初めて行って、すごく良いところだったんですよ。「おかげ横丁」とか、伊勢うどんも生まれて初めて食べて、すごく美味しくて、私たちが知ってるうどんではなかったですね。街の雰囲気もとっても良くて、いつか住みたいと思って。

そのほか、ライブの前にやるゲン担ぎ、タイムマシンがあったらいってみたい時代、部屋の中でリラックスできる場所についてお訊きしました。ぜひradikoでチェックしてみてください。

SHISHAMOは、7月28日(土)に川崎の等々力陸上競技場で『SHISHAMO NO 夏MATSURI!!!~ ただいま川崎2018~』を開催します。さらに、7月7日(土)〜7月29日(日)の間『 SHISHAMO展~5Years Thank You~ [2013-2018] 』を川崎市民ミュージアムで開催。写真や衣装の展示のほか、幼少期の頃の写真も展示されます。こちらも要チェック!

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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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