J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。6月9日(土)のオンエアでは、凛として時雨のピエール中野さん、チームしゃちほこの咲良菜緒さんをお迎えし、伝説のギタリスト・hideの魅力を語りました。
■煌びやかで華やかなフロントマン
1964年、神奈川県に生まれたhide。中学生の頃にロックに目覚めたそう。87年にのちのX JAPANにギタリストとして加入しました。89年にメジャー・デビューを果たすと、数多くの名曲を世に送り出し一気にトップバンドへ登りつめます。97年にX JAPANは解散してしまい、hideはhide with Spread Beaver、Zilchという2つのプロジェクトを始動。これから……という98年5月2日、33歳の若さで永眠しました。
ピエール中野さんがhideを知ったきっかけは、Xのライブビデオ『破滅に向かって』。始めてその映像を見たときは「ビックリしました」と言います。
中野:煌びやかで華やかなフロントマンで。すごく目がいくんですよ。
グローバー:ギタリストもいろんなタイプがいますけど、華やかなフロントマン。
中野:そうですね。やっぱりXって特殊なバンドだと思ってるんですけど、ドラムとギターにすごい目がいく。
グローバー・咲良:たしかに。
中野さんの中にあった、バンドで一番目立つポジションといえばボーカルというイメージが覆され、衝撃を受けたそう。「ものすごくかっこいいぞ! という衝撃を、最初に大きく感じました」と語りました。
■hideの曲は「夢の中にいるような音」
X JAPANの曲は、ほとんどをYOSHIKIさんが作詞作曲を手がけていますが、hideさんが作る曲によってまた別の角度からX JAPANが色づき、バンドの深みや魅力をより広げていると、中野さんは言います。
中野:YOSHIKIさんの楽曲は、基本的に美しさ、美学を追求している。生き様だったり、感情というものを追求してるような印象があるんですけど、hideさんに関して言うと、ファンタジー感があって、なんか夢の中にいるような音をそのまま鳴らしてくれる。
■動画を観て、hideが「推しメン」に
一方の咲良さんは、現在二十歳。生前の姿を生で見たことはありません。YouTubeの関連動画にXの『紅』を発見し、その再生数の多さとインパクトのある演奏シーンのサムネイルに興味を持ち、見てみることにしたのだそう。
咲良:なんでこんな格好をしてるんだろう、こんなに支持されているんだろうと、「???」だったんですよ。理由を知りたくなって観ていたら、だんだんハマっていきました。私はアイドルをやってるから、「推しメンを決めよう!」みたいな感覚になって。そのときにhideさんが目についたんですよね。みんな派手な格好をしてるけど、「なんかちょっと違う」みたいな。ちょっとかわいいというか、ちょっと親しみがあるというか、尖りすぎていないというか。そういう感じがして。
そこからhideさんのことを調べるうちに、どんどん好きになったとか。そんな咲良さんがとくに好きな楽曲は、Zilchの『ELECTRIC CUCUMBER』。奇抜でホラーっぽく、ワクワクするような感じがたまらないと話しました。
■hideのキャッチコピーは?
そんなおふたりに、hideにキャッチコピーをつけてもらいました。まずは中野さんから。
中野:hideとは「ロックスターの教科書」。hideさんって、ずっとロックスターに憧れてた人なんですよ。作ってたんですよ。「hide」っていう像を。表に出てることっていうのは、僕は下の世代は見習うべきところであるから。
情報の広め方、破天荒な部分……おもしろい要素が詰まっていて、「こういう人が魅力的だよな」と思える、と語りました。
続いて咲良さんは……。
咲良:hideとは「生きるおもちゃ箱」。
グローバー・中野:おー!
中野:すばらしい!
咲良:hideさんって、小さい頃に遊んでたおもちゃを思い出させる感覚があったんですよ、私には。ライブ観てたり、曲聴いてたり、仕草だったり、ファッションもそうですし、すごいワクワクするし。積み木とかもそうですけど、いろんな形が生まれるじゃないですか。それを生み出してくれるおもちゃ箱っていうか。なんでも出てくる。でも何が出てくるかわからない。
このキャッチコピーに思わず唸ったグローバーと中野さん。まだこの「おもちゃ箱」を開けてない人は、ぜひ開けてみてください!
次週、6月16日は、ゴスペラーズの黒沢薫さんと、女性ダンサーのユーコ・スミダ・ジャクソンさんをお迎えし、マイケル・ジャクソンを特集します。音楽界を代表するレジェンドが残した数々の伝説や功績を振り返りつつ、数え切れない名曲の中から厳選してオンエアします。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
放送日時:土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/musicology/
■煌びやかで華やかなフロントマン
1964年、神奈川県に生まれたhide。中学生の頃にロックに目覚めたそう。87年にのちのX JAPANにギタリストとして加入しました。89年にメジャー・デビューを果たすと、数多くの名曲を世に送り出し一気にトップバンドへ登りつめます。97年にX JAPANは解散してしまい、hideはhide with Spread Beaver、Zilchという2つのプロジェクトを始動。これから……という98年5月2日、33歳の若さで永眠しました。
ピエール中野さんがhideを知ったきっかけは、Xのライブビデオ『破滅に向かって』。始めてその映像を見たときは「ビックリしました」と言います。
中野:煌びやかで華やかなフロントマンで。すごく目がいくんですよ。
グローバー:ギタリストもいろんなタイプがいますけど、華やかなフロントマン。
中野:そうですね。やっぱりXって特殊なバンドだと思ってるんですけど、ドラムとギターにすごい目がいく。
グローバー・咲良:たしかに。
中野さんの中にあった、バンドで一番目立つポジションといえばボーカルというイメージが覆され、衝撃を受けたそう。「ものすごくかっこいいぞ! という衝撃を、最初に大きく感じました」と語りました。
■hideの曲は「夢の中にいるような音」
X JAPANの曲は、ほとんどをYOSHIKIさんが作詞作曲を手がけていますが、hideさんが作る曲によってまた別の角度からX JAPANが色づき、バンドの深みや魅力をより広げていると、中野さんは言います。
中野:YOSHIKIさんの楽曲は、基本的に美しさ、美学を追求している。生き様だったり、感情というものを追求してるような印象があるんですけど、hideさんに関して言うと、ファンタジー感があって、なんか夢の中にいるような音をそのまま鳴らしてくれる。
■動画を観て、hideが「推しメン」に
一方の咲良さんは、現在二十歳。生前の姿を生で見たことはありません。YouTubeの関連動画にXの『紅』を発見し、その再生数の多さとインパクトのある演奏シーンのサムネイルに興味を持ち、見てみることにしたのだそう。
咲良:なんでこんな格好をしてるんだろう、こんなに支持されているんだろうと、「???」だったんですよ。理由を知りたくなって観ていたら、だんだんハマっていきました。私はアイドルをやってるから、「推しメンを決めよう!」みたいな感覚になって。そのときにhideさんが目についたんですよね。みんな派手な格好をしてるけど、「なんかちょっと違う」みたいな。ちょっとかわいいというか、ちょっと親しみがあるというか、尖りすぎていないというか。そういう感じがして。
そこからhideさんのことを調べるうちに、どんどん好きになったとか。そんな咲良さんがとくに好きな楽曲は、Zilchの『ELECTRIC CUCUMBER』。奇抜でホラーっぽく、ワクワクするような感じがたまらないと話しました。
■hideのキャッチコピーは?
そんなおふたりに、hideにキャッチコピーをつけてもらいました。まずは中野さんから。
中野:hideとは「ロックスターの教科書」。hideさんって、ずっとロックスターに憧れてた人なんですよ。作ってたんですよ。「hide」っていう像を。表に出てることっていうのは、僕は下の世代は見習うべきところであるから。
情報の広め方、破天荒な部分……おもしろい要素が詰まっていて、「こういう人が魅力的だよな」と思える、と語りました。
続いて咲良さんは……。
咲良:hideとは「生きるおもちゃ箱」。
グローバー・中野:おー!
中野:すばらしい!
咲良:hideさんって、小さい頃に遊んでたおもちゃを思い出させる感覚があったんですよ、私には。ライブ観てたり、曲聴いてたり、仕草だったり、ファッションもそうですし、すごいワクワクするし。積み木とかもそうですけど、いろんな形が生まれるじゃないですか。それを生み出してくれるおもちゃ箱っていうか。なんでも出てくる。でも何が出てくるかわからない。
このキャッチコピーに思わず唸ったグローバーと中野さん。まだこの「おもちゃ箱」を開けてない人は、ぜひ開けてみてください!
次週、6月16日は、ゴスペラーズの黒沢薫さんと、女性ダンサーのユーコ・スミダ・ジャクソンさんをお迎えし、マイケル・ジャクソンを特集します。音楽界を代表するレジェンドが残した数々の伝説や功績を振り返りつつ、数え切れない名曲の中から厳選してオンエアします。お楽しみに!
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【番組情報】
番組名:『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
放送日時:土曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/musicology/