J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。6月24日(日)のオンエアでは、SuchmosのYONCEさんをお迎えして、近況や新作ミニアルバム『THE ASHTRAY』について訊きました。
■ワールドカップの優勝チームを予想
オンエアが「2018FIFAワールドカップ ロシア」日本のグループリーグ2戦目直前だったということで、冒頭からサッカーの話題に。対コロンビア戦の勝利について、大のサッカー好きのYONCEさんはこのようにコメントしました。
YONCE:下馬評をくつがえすような内容だったし、いろいろな幸運が働いたというのもありますけど。思ったより落ち着いた感じで試合を進めていて、「これはあるぞ」と選手たちも自信を掴むことができたのでは。
スタジオ入りの際もYONCEさんは「寝てません」と語っていたそうで、W杯開催中の寝不足は続きそうです。サッカーの話題で盛り上がったところで、W杯の優勝チームを予想していただきました。
YONCE:2日前の(ブラジル対コスタリカの)試合で、ブラジルが調子を上げてきていたなと。後半、試合終了間際に2得点して、チームの結束がまとまってきたのがあるのと、フランスが徐々にエンジンがかかってきているのと、あとベルギーが。この3チームに注目しているんですけど、サッカー王国ブラジルを応援したいなと思います。
Suchmosは、日本対コロンビア戦のハーフタイムに「2018 NHKサッカーテーマ」曲である『VOLT-AGE』を、地上波初パフォーマンスしました。
YONCE:今まで(テレビで)インタビューとかが流れたことはあるかと思いますけど、本当に自分たちの演奏が放送されるというのは、はじめてだったと思います。何か不思議な感じがしましたね。(瞬間最高視聴率50%と聞いて)やばいですよね。本当にありがたい話ですけど。
■シンパシーを感じる部分がある
その『VOLT-AGE』も収録されている新作ミニアルバム『THE ASHTRAY』が6月20日にリリースされました。アルバム・タイトルの「灰皿」の意味を伺いました。
YONCE:Suchmosはメンバー全員が愛煙家、喫煙者なので。今作それぞれのナンバーを作っていく過程で、悪戦苦闘して何回も灰皿を満杯にして、ああでもない、こうでもないと意見を戦わせたり、いろいろな話し合いを重ねた末にできた作品なので、自分たちとバンドとともにあるものが、タバコだったりとか音楽そのものですけど。自分たちのかけた情熱が灰皿に乗っかったんじゃないかというメッセージがこもったタイトルです。
『VOLT-AGE』は、NHKのテーマ曲として依頼を受け、サッカーをテーマに書き上げた曲です。作詞はYONCEさんが担当しています。
YONCE:僕らバンド、Suchmosもそうだし、バンドミュージックというものと、僕なりにサッカーを観てきてシンパシーを感じる部分がすごいたくさんあって。常日頃プレッシャーと戦っていることだとか、ステージに立つ、ピッチに立つということへの、それぞれ孤独な準備だったり葛藤だったり、戦ってる時間を乗り越えた上でチームとして戦う部分に僕はシンパシーを感じていて。それで僕はサッカーが大好きなんですけど、チャレンジする姿勢とか、ピッチの立つ選手たちサイドで今回は歌のことを考えましたね。サッカーの歴史の悲喜こもごもというか、僕最近チャンピオンズリーグ決勝で、応援しているリバプールが負けちゃって失意を味わったんですけど、そういうのも含めて僕は、サッカーが好きなので。
■『VOLT-AGE』、サウンド的にこだわった部分は?
クリス:リバプールのアンセム『You'll Never Walk Alone』の歌詞も、『VOLT-AGE』の中で引用していたりもしていますが、サウンド的にこだわった部分はありますか?
YONCE:NHKが僕らを起用してくれた意味というのは、NHKにとってのチャレンジだと思うので、いわゆる典型的なパターンとか求められている部分も意識しなければならないですけど。俺たちは俺たちの納得の行く形というか、一番ベストでカッコいいと思うものを聴いてもらえたらいいなという一心だったので。
クリス:サッカーだと「オーオー」が入るけど、入らなかったのがよかったのかと。
YONCE:それが悪いとは思いませんけど、こういう嗜みもあるぜというのは提案していきたいなと。
クリス:タイトルの『VOLT-AGE』はどういうことですか?
YONCE:これは今回の日本代表もそうなんですけど、だいたい僕らと歳の変わらない世代が中心になって活躍しているので。「これから先の世の中を牽引していくのは絶対俺たちだ」という自覚が最近できてきたし、選手たちもそうだと思うし、きっとピッチを離れてテレビで応援している人たちもそうだと思うので、自分たちの世代感というか、この先のことをちゃんと考えていくぞというのも含めたタイトルになっています。
■最近ハマっていることは?
後半は、番組があらかじめ用意したピンポンボックスの質問に、ランダムに答えていただきました。
Q:最近ハマっていることは?
YONCE:お茶ですかね。ノドにいいお茶とか、1年くらいツアーが立て込んだりとかで体に負担がかかることが多いので。
クリス:どんなお茶がノドにいいですか?
YONCE:結果的に白湯とかがいい気がして。27歳で言うべきことかわからないですけど(笑)。
クリス:まだ27で言うべきことじゃないな。俺もちょっと前にツイートで「白湯がはじめておいしく感じた」と、やっぱりジジイの証かなと。
YONCE:体にすぐ入るような気がするので。
現在絶賛発売中のミニアルバム『THE ASHTRAY』。7月3日(火)には、アナログ盤も発売されます。さらにこの夏は「FUJI ROCK FESTIVAL '18」をはじめ、多くの夏フェスにも出演。さらには音楽とサッカーの融合をコンセプトにした自主レーベル企画イベント「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」も開催。
そして長年の夢だった地元・横浜アリーナでのライブ「“Suchmos THE LIVE YOKOHAMA”@神奈川 横浜アリーナ」も11月24日(土)、25(日)に控えています。YONCEさんは現在の心境を「もう日にちまで具体的に決まってくると、逆に肩の力を抜いて自分たちのベストパフォーマンスを見せるだけなので、いい意味でまたこの次に自分たちの視点は向かいつつあるのかな」と明かしました。
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
■ワールドカップの優勝チームを予想
オンエアが「2018FIFAワールドカップ ロシア」日本のグループリーグ2戦目直前だったということで、冒頭からサッカーの話題に。対コロンビア戦の勝利について、大のサッカー好きのYONCEさんはこのようにコメントしました。
YONCE:下馬評をくつがえすような内容だったし、いろいろな幸運が働いたというのもありますけど。思ったより落ち着いた感じで試合を進めていて、「これはあるぞ」と選手たちも自信を掴むことができたのでは。
スタジオ入りの際もYONCEさんは「寝てません」と語っていたそうで、W杯開催中の寝不足は続きそうです。サッカーの話題で盛り上がったところで、W杯の優勝チームを予想していただきました。
YONCE:2日前の(ブラジル対コスタリカの)試合で、ブラジルが調子を上げてきていたなと。後半、試合終了間際に2得点して、チームの結束がまとまってきたのがあるのと、フランスが徐々にエンジンがかかってきているのと、あとベルギーが。この3チームに注目しているんですけど、サッカー王国ブラジルを応援したいなと思います。
Suchmosは、日本対コロンビア戦のハーフタイムに「2018 NHKサッカーテーマ」曲である『VOLT-AGE』を、地上波初パフォーマンスしました。
YONCE:今まで(テレビで)インタビューとかが流れたことはあるかと思いますけど、本当に自分たちの演奏が放送されるというのは、はじめてだったと思います。何か不思議な感じがしましたね。(瞬間最高視聴率50%と聞いて)やばいですよね。本当にありがたい話ですけど。
■シンパシーを感じる部分がある
その『VOLT-AGE』も収録されている新作ミニアルバム『THE ASHTRAY』が6月20日にリリースされました。アルバム・タイトルの「灰皿」の意味を伺いました。
YONCE:Suchmosはメンバー全員が愛煙家、喫煙者なので。今作それぞれのナンバーを作っていく過程で、悪戦苦闘して何回も灰皿を満杯にして、ああでもない、こうでもないと意見を戦わせたり、いろいろな話し合いを重ねた末にできた作品なので、自分たちとバンドとともにあるものが、タバコだったりとか音楽そのものですけど。自分たちのかけた情熱が灰皿に乗っかったんじゃないかというメッセージがこもったタイトルです。
『VOLT-AGE』は、NHKのテーマ曲として依頼を受け、サッカーをテーマに書き上げた曲です。作詞はYONCEさんが担当しています。
YONCE:僕らバンド、Suchmosもそうだし、バンドミュージックというものと、僕なりにサッカーを観てきてシンパシーを感じる部分がすごいたくさんあって。常日頃プレッシャーと戦っていることだとか、ステージに立つ、ピッチに立つということへの、それぞれ孤独な準備だったり葛藤だったり、戦ってる時間を乗り越えた上でチームとして戦う部分に僕はシンパシーを感じていて。それで僕はサッカーが大好きなんですけど、チャレンジする姿勢とか、ピッチの立つ選手たちサイドで今回は歌のことを考えましたね。サッカーの歴史の悲喜こもごもというか、僕最近チャンピオンズリーグ決勝で、応援しているリバプールが負けちゃって失意を味わったんですけど、そういうのも含めて僕は、サッカーが好きなので。
■『VOLT-AGE』、サウンド的にこだわった部分は?
クリス:リバプールのアンセム『You'll Never Walk Alone』の歌詞も、『VOLT-AGE』の中で引用していたりもしていますが、サウンド的にこだわった部分はありますか?
YONCE:NHKが僕らを起用してくれた意味というのは、NHKにとってのチャレンジだと思うので、いわゆる典型的なパターンとか求められている部分も意識しなければならないですけど。俺たちは俺たちの納得の行く形というか、一番ベストでカッコいいと思うものを聴いてもらえたらいいなという一心だったので。
クリス:サッカーだと「オーオー」が入るけど、入らなかったのがよかったのかと。
YONCE:それが悪いとは思いませんけど、こういう嗜みもあるぜというのは提案していきたいなと。
クリス:タイトルの『VOLT-AGE』はどういうことですか?
YONCE:これは今回の日本代表もそうなんですけど、だいたい僕らと歳の変わらない世代が中心になって活躍しているので。「これから先の世の中を牽引していくのは絶対俺たちだ」という自覚が最近できてきたし、選手たちもそうだと思うし、きっとピッチを離れてテレビで応援している人たちもそうだと思うので、自分たちの世代感というか、この先のことをちゃんと考えていくぞというのも含めたタイトルになっています。
■最近ハマっていることは?
後半は、番組があらかじめ用意したピンポンボックスの質問に、ランダムに答えていただきました。
Q:最近ハマっていることは?
YONCE:お茶ですかね。ノドにいいお茶とか、1年くらいツアーが立て込んだりとかで体に負担がかかることが多いので。
クリス:どんなお茶がノドにいいですか?
YONCE:結果的に白湯とかがいい気がして。27歳で言うべきことかわからないですけど(笑)。
クリス:まだ27で言うべきことじゃないな。俺もちょっと前にツイートで「白湯がはじめておいしく感じた」と、やっぱりジジイの証かなと。
YONCE:体にすぐ入るような気がするので。
現在絶賛発売中のミニアルバム『THE ASHTRAY』。7月3日(火)には、アナログ盤も発売されます。さらにこの夏は「FUJI ROCK FESTIVAL '18」をはじめ、多くの夏フェスにも出演。さらには音楽とサッカーの融合をコンセプトにした自主レーベル企画イベント「F.C.L.S. Presents Suchmos the Experience Supported by adidas」も開催。
そして長年の夢だった地元・横浜アリーナでのライブ「“Suchmos THE LIVE YOKOHAMA”@神奈川 横浜アリーナ」も11月24日(土)、25(日)に控えています。YONCEさんは現在の心境を「もう日にちまで具体的に決まってくると、逆に肩の力を抜いて自分たちのベストパフォーマンスを見せるだけなので、いい意味でまたこの次に自分たちの視点は向かいつつあるのかな」と明かしました。
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/