never young beachが伝授! ベース&ドラムの「耳コピ方法」

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当:never young beach)。5月30日(水)のオンエアでは、巽 啓伍(B)と鈴木健人(D)のふたりでお送りしました。


■ベースを耳コピする方法

番組では、ネバヤンも出演したフェス「METROCK 2018」を観たというリスナーからの以下の質問に答えました。

私もベースを弾いているのですが、上手く“耳コピ”ができません。コツがあったら教えてください。また、ネバヤンの曲でベースを弾いていて一番楽しい曲は何ですか?

:どうやって練習しているんだろうね。普通に音楽を聴きながら、ベースを弾いてたら聴こえへんやん。ベースは音が低いし、弦楽器みたいに「ジャン」と生音が大きいわけじゃないから。僕も「何かいい方法がないかな」と思って、「イヤホンを着けます。耳コピしたい音楽を流す。そしてベースを持つ」で、普通にいったら、たとえば、その曲のキーとかがわかっていれば、そこからルートみたいに出せる音が決まっているから、そこから探ればいいんだけど。もっとアナログな方法として、「顎をベースの本体に当てて音楽を流す。聴きながら弾いて音を探す」。そうすると、弾いた音がボディと顎の骨を伝って……。
鈴木:骨伝導だね。
:「アンプにつながって、イヤモニをしているんじゃないか」ってくらい聴こえてくるから。今ならiPhoneとかで聴いているのかもしれないけど、気になったらすぐに巻き戻せるじゃん。それで同じフレーズを聴いて、顎を当てながらそこを何回も練習するわけ。
鈴木:相当、屈みながらやってるわけだ。
:すごく肩がこるんだけど、夢中になってるから気にならないよね。それでやってみると、ハッとする。僕も初めて顎をつけたときに「こんなに鳴るんや!」という感動があったから、ぜひ試してほしい。
鈴木:あと、僕らの曲で弾いてて楽しい曲は?
:たくさんあるけど、練習しやすいといったら『SUNDAYS BEST』かな。『SUNDAYS BEST』は、だいたい同じフレーズの繰り返しで、そこでアレンジしているから。だから、すごく練習し甲斐があるんじゃないですか。音も拾いやすいし、同じポジションでちょっと低い位置に変えてるだけだから。(手の動きは)そんなにないから、コピーしやすいんじゃないですか。
鈴木:顎をつけて『SUNDAYS BEST』を弾く。


■ドラムの耳コピ方法も伝授!

ベーシストならではの耳コピ方法を伝授してくれた巽。さらに、鈴木がドラムの耳コピ方法を教えてくれました。

鈴木:ドラムの場合はビート。8ビートとか、テンポの早い遅いとか、難しいことをやっている、やっていないはあるけど、基本的には「ドン・パン・ドン・パン」で、だいたい曲のビートは成立するから、耳コピ自体は簡単なんだ。この音がバスドラムとかスネアとか、判別できるようになったら、わりと簡単だと思う。ドラムをやっている人で、耳コピが大変だと思っている人は、いろいろな曲をコピーすると思うんだけど、最初にテンポだけ合わせて、シンプルなビートをやっちゃっていいと思うんです。たとえば、「ドン・パ・ドン・ド・パ」みたいなビートがあるとしたら、どんどん簡略化して「ドン・パン・ドン・パン」ぐらいまでシンプルにしていいと思うんですよね。基本のところは何が鳴っているのか、バスドラ、スネア、タムとかがわかるようになれば、簡単。
:いろいろな曲で、ドラムとかベースとか、それぞれの楽器に集中して聴いていると、自然と聴き分けられるようになる。だから、そのコピーしたいベースとかドラムにフォーカスして聴くのがいいんじゃないですかね。

楽器演奏をする人は、ぜひ参考にしてみてください! 放送では他にも、「KINGS MEETING」のコーナーで、月曜担当・CHAIとの対談模様などをお送りしました。ぜひradikoでチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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