DAOKOがメロディセンスを大絶賛! 新世代ボカロP「有機酸」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。火曜日はDAOKOとのコンビでお送りしています。5月15日(火)の『DAILY SESSIONS』のコーナーでは、DAOKOの『なんじゃこりゃー』&『エモクリニック』をお届けしました。


■ ボカロってやっぱ最高!と思った曲
古今東西、新旧、洋邦を問わず世界中の音楽から、テーマに沿った1曲をDAOKOがセレクトする『なんじゃこりゃー』。今週は『ボカロってやっぱ最高だな!って思った曲』をテーマにお送りしました。

今をときめく米津玄師など人気アーティストを世に送り出し、若い世代に音楽を始めるきっかけを与えるなど、J-POPに大きな役割を果たしてきたボカロ。DAOKOにとっても音楽ルーツのひとつなのですが、最近は少し遠のいていたそう。

しかし、改めて自分のルーツを辿ってみようと思い、最近、またボカロでどんなアーティストがいるか原点回帰の意味を持ってチェックし始めました。

DAOKO:またちょっと数年前と違って、おもしろい人が出て来てるんだなっていう。シーンとして米津玄師さんとかwowakaさんを経ての今っぽさみたいなのが、なんとなく感じられて「あ、おもしろい!」って思って。

DAOKOがよく聴いていた頃は、あまりボカロP自身が歌うことはなかったそうですが、米津玄師、wowaka以降、自分自身で歌う人が増えているようです。

その中で今回、DAOKOが紹介したのは、有機酸の『ウエンディ』。有機酸はボーカロイドで作るだけでなく、自分自身でも歌うボカロPです。

【放送はこちら】有機酸『ウエンディ』を聴く

DAOKO:絶妙なんですよね。メロディーセンスがすごい。これはJ-POPにもないし、今まで聴いた中でも群を抜いたメロディーセンスだなと思って。

ボカロの魅力は、ロボットならではの無機質なところ。その無機質さが、逆に自分の感情を反映させられると言います。この曲は無機質さをうまく活かしていて、「寂しいんだけど、少し暖かい」と感じたDAOKO。ぜひ歌詞にも注目して聴いてみてください!


■ 主婦はすごい! 身を削ってやっているのが家事
続いてお送りしたのは、『エモクリニック』。エモ研究家のDAOKO先生が、今週もリスナーのお悩みに対して、エモい音楽を処方してくれました! この日の相談者は主婦1年目というリスナー。

パートで週3、4回は働いているものの、はじめましての場で「仕事は何してますか?」と聞かれて「主婦をしています」と答えるのがとても恥ずかしい、というお悩み。

今のゆるい生活が性に合っているので、「人からどう思われようと関係ない」と思いたいけど、きっぱり割り切れないようです。

DAOKO:でも主婦はすごくないですか? 主婦スゴすぎって思いますけどね。
藤田:主婦が楽していると思ったら大間違いだし、「やってみろ」って話ですよ。
DAOKO:ホントに。洗い物とかお皿洗うのだって、ヌルヌルするし(笑)。生ゴミも出るし、手を汚さなきゃいけないこともあるし。身を削ってやってるのが家事だなと思いますしね。

その上、相談者はパートで働いているので、「プロ主婦ですよ!」と尊敬するDAOKO。逆に、はじめましての場で仕事を聞いてくる人のほうがイヤだとも。そこでDAOKOが出したアドバイスがこちら。

DAOKO:「内緒(ハートマーク)。」みたいなのはどうですか? キツいか(笑)。でも主婦はすごい! なので、そのままで、自分のペースで、人生にゆとりを持った生活ができているのは、すごく素晴らしいことだと思うので、そのままでいいと思います。



そして、モヤモヤを解消するために、スカッとするナンバーとしてTENDOUJIの『Kids in the dark』をオススメしました! サウンドも気持ちいいですが、できればMVもチェックしてほしいとDAOKO。スカッとしたい人はぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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