パトリック・シュワルツェネッガー、初主演映画で伝えたいメッセージとは? 父アーノルドからのアドバイスも

J-WAVEで放送中の番組『FRUIT MARKET』(ナビゲーター:横山エリカ)のワンコーナー「WEEKLY SUMMARY」。5月12日(土)のオンエアでは、11日(金)から公開中の映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』で主演を務めたパトリック・シュワルツェネッガーさんへのインタビューの模様をお届けしました。

■yui主演映画『タイヨウのうた』をリメイク

2006年に公開された、アーティスト・yui(当時はYUIと表記)さん主演の映画『タイヨウのうた』を、ハリウッドで新たなラブストーリーとして生まれ変わらせた『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』。太陽にあたることができず、夜しか外出ができないケイティと、ケガによって夢を諦めてしまった、水泳部のチャーリーの甘く切ない恋のお話です。

ヒロインのケイティには、ディズニー・チャンネル出身で歌唱力抜群な若手女優、ベラ・ソーンさん。そして、そんな彼女に惹かれるチャーリーを演じているのが、パトリック・シュワルツェネッガーさんです。

横山は、劇中でのふたりのやりとりを観て、相性の良さを感じたと言います。そこで、ベラさんとの仲の良さの秘密を伺いしました。

パトリック:彼女とは、少し前から友だちだったこともあるけど、関係性は撮影をとおしてできていったんだ。最初はぎこちなかったかもしれないけど、2カ月ずっと一緒に海外で仕事をして、オフの日も一緒。同じ作品に関わるパートナーとして、そして友だちとしても、どんどん距離が縮まったと思う。

横山によると、最初に出会ったシーンでは、お互いを知らない初々しさが伝わってくるものの、どんどん仲がよくなっていくのを感じたそう。「ふたりは絵になるキュートなカップルなんです。そこも観ていて、とってもほっこりします」と横山は感想を述べました。

■映画が伝えたいメッセージ

この作品は17歳の甘酸っぱいラブストーリーですが、難病を抱えるケイティの話でもあります。

横山:映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』が伝えたいメッセージとは?
パトリック:美しいラブストーリーだと思います。観る人を笑わせたり、涙させる部分もありますが、最終的には希望を持たせてくれます。僕自身がこの作品で最も学んだことは、「何事も当たり前に思わない」ということ。太陽の光や、外に出掛けるといったシンプルなことを、僕たちは当たり前のようにしているけど、なくなったときに初めて人生の違う側面に気付かされる。この作品はそこに気付かせてくれるし、病気を抱えていても、普通に生活したり、恋をしたりする少女が描かれている。すごくパワフルで美しいストーリーだと思うよ。

ケイティを支える親友や家族の愛情も丁寧に描かれています。特に感動的なのは、ケイティと父親との関係性。父親ひとりでケイティを育てており、父と娘の難しい関係も、ふたりには信頼関係があり、父親の愛をたっぷりと感じられると、横山が解説しました。

■父、アーノルド・シュワルツェネッガーの存在

最後に、今回がメジャー作品の初主演となるパトリックさんに、家族からの反応についてお訊きしました。

横山:父、アーノルド・シュワルツェネッガーからのアドバイスは?
パトリック:自分で道を決めて、切り拓いていくように心掛けてはいるけど、父はいつでもサポートをしてくれる存在。人生のアドバイスはしてくれるけど、僕自身が決めていく姿を見守ってくれている。ときには、アーノルド・シュワルツェネッガーという存在がプレッシャーとなることも、よく理解していると思う。僕が情熱を持って取り組んでいることに対して、どんなときでもサポートして、手をさしのべてくれる存在です。

横山はパトリックさんの印象について、以下のように語りました。

横山:非常にフランクで、取り繕うことも全くなく、ありのままの自分で接してくれました。こういう感じだから、ナチュラルな演技をされるのかなと思いました。

パトリックさんの今後の活躍も楽しみですね!

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【番組情報】
番組名:『FRUIT MARKET』
放送日時:土曜 15時-17時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/fruitmarket/

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