「睡眠のゴールデンタイム」はウソ!? “質のいい睡眠”のために心がけたいこと

J-WAVEで放送中の番組『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー、旬なトピックスを専門家が解説する「CURIOUSCOPE」。5月11日(金)のオンエアでは、東京家政大学・岡島 義さんをお招きし、「質の良い睡眠」について伺いました。

■質のいい睡眠とは…

オンエアではまず渡部が、「質のいい睡眠とは?」と質問しました。

岡島:日中に支障がないことが一番だと思います。
渡部:「何時間寝る」や「途中で起きる、起きない」ではなく、日中に支障がなければ大丈夫ということですね。ベストな睡眠時間はありますか?
岡島:人によってまちまちです。だいたい7~8時間が平均だと言われてるんですけど、「5時間でも大丈夫」というショートスリーパーの人もいれば、「10時間は寝なきゃいけない」というロングスリーパーの人もいるので、一概には言えないですね。
渡部:昼間に眠くならなければ、それがその人にとっての適正時間ということですね。

渡部は、ラジオが始まる5分前まで15~30分ほど寝ていると言います。これがいい睡眠なのかずっと気になっていたそうで、岡島さんにお訊きしました。

岡島:20分以上長く寝ちゃうと、深い睡眠が出てきて、夜に眠れなくなるんですけど、5分くらいだと、眠気だけが飛ぶので。
渡部:僕は20分以上いっちゃう場合もあるんです。
岡島:そうすると、夜の睡眠の質がちょっと悪くなるかもしれないですね。
渡部:でも、夜も寝られるんですよ。
岡島:じゃあ、もしかすると「睡眠負債(睡眠不足が負債のように積み重なること)」かもしれないですね。
渡部:睡眠負債たまってる!?

岡島さんは「昼寝や仮眠は15分以内にしたほうがよい」とアドバイスしました。

■睡眠のウソ・ホント

「睡眠のゴールデンタイム」という情報について、岡島さんは「あれはウソです」とキッパリと言います。人が眠ると、最初に深い睡眠に入り、そのときに成長ホルモンが分泌されるため、明け方に寝ても深い睡眠に入れば問題ないと岡島さん。そのため、眠る時間帯よりも眠りの深さが重要とのこと。

また、「眠る前のスマホ」について、「ブルーライトはあまり関係ない」と、岡島さんは以下のように話します。

岡島:動揺するような、「えっ」って思うような内容を見ちゃう人が多い。学生であれば、LINEを見て「なんでこんな連絡が来たんだろう」となると、気持ちが動揺するので、それで目が覚めちゃうことのほうが多いです。

番組では他にも、寝るときに適した服装、夢、寝る前のお酒、睡眠導入剤についても触れ、内容の濃いトークになりました。詳しくはradikoのタイムフリーでチェックしてみて、これを機に質のいい睡眠を取れるように心掛けてみてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:金曜16時30分-20時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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