J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：藤田琢己）。木曜日は、いきものがかり・水野良樹とお届けしています。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。今週は、2015年に活動を休止したOne Direction（以下、1D）を特集しました。
■世の批判を一蹴
2015年3月、メンバーのゼイン・マリクが脱退を表明。残りのメンバー4人（ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン）で、活動を続けていましたが、年内いっぱいでの活動休止を発表。それぞれソロの道を歩むことになりました。
ゼインは2016年1月、脱退して1年が経ち、メンバーで最も早くソロとしてのキャリアをスタート。『PILLOWTALK』を配信リリースしたあと、アルバム『Mind Of Mine』を3月にリリース。「1Dは素晴らしい経験だったよ。あの5年間、僕は楽しかったし、みんな一番いいときを過ごしていたと思うんだ。でも、今やっているのは僕自身の音楽。自分が影響を受けていたサウンドで、僕が伝えたいと思っている音楽なんだ」と本人も語っているように、ややアダルトでクール、『PILLOWTALK』に関してはスローな音楽性です。ゼインは、新たなファンを開拓していきます。
「ひとりで売れるはずがない。1Dを捨てた裏切り者」という世の中の批判も、このヒットで一蹴しました。『PILLOWTALK』は、イギリスやアメリカでも1位を記録し、大ヒット。「ゼインはやれる」ということを証明しました。
■続々とソロ・デビュー
続いて2016年9月、ナイルが『This Town』でデビュー。得意のギターで歌い上げています。1D時代から弾き語りで歌っており、さらにスタイルを突き詰めて、自分の音楽的なスタイルを改めて示してくれました。 そして、ソロアルバム『Flicker』を10月にリリース。これもビルボード1位を獲得し、ヒットしました。
その次に、ルイが2016年12月にデビューを飾ります。スティーヴ・アオキとのコラボナンバー『Just Hold On』をリリース。EDMなダンスポップナンバーです。続く、ビービー・レクサとのシングルも100万枚を超える大ヒット。今年、念願のファースト・アルバムをリリースすることを発表しました。
ルイのデビューから4カ月後の2017年4月に、ハリーがデビュー。1Dメンバーの中でも特にファンが多かったハリー。ピンク・フロイドやザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、フリートウッド・マックを聴きながら育ったと本人が語るように、自分の名前を冠したアルバムは、ロックテイストになりました。
ハリーのリリースから1カ月後に、リアムがデビュー。『Strip That Down（feat. Quavo）』は、リアムとエド・シーラン、音楽プロデューサーのスティーヴ・マックの3人によって製作されました。米・アトランタ出身の3人組ラップグループのミーゴスからクエイヴォを客演に迎えたナンバーです。リアムは、リタ・オラやゼッドなど、名だたるミュージシャンともコラボして、ヒットを飛ばし続けています。
水野：4人、全然違うんですね。
藤田：周りを見て、あえて違う音楽性で自分の好きなものを。色を分けたという狙いもあったと思います。メンバーそれぞれのスタイルを見つけて、きちんとヒットにつながっているのはさすがです。逆にいえば、バラバラな人たちが集まってきたということも、ハッキリしてきます。
水野：戻ったらどうなるんだろうって、見たくなりますね。
■活動再開に前向きなメンバー
順調にソロを歩み始めている彼ら。活動休止を発表をした当初は、「少なくとも1年は休みたいと」語っていました。あれから2年、世界中のファンが活動再開を待ち望んでいます。メンバー再結成について、ナイルとリアムは以下のように語っています。
ナイル：僕たちは戻ってくるよ。そうでなかったらおかしいだろ？ バカバカしい。
リアム：活動再開は将来どこかで実現すると思う。実現したら素晴らしいショーになると思うよ。夢のようだよね。
「いつ」とは言っていませんが、前向きであることが伺えます。10代からキャリアをスタートさせ、世界中を熱狂させた1D。「One Direction（ひとつの方向）」に向かって人生の物語は交差していくのでしょう。
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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■世の批判を一蹴
2015年3月、メンバーのゼイン・マリクが脱退を表明。残りのメンバー4人（ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン）で、活動を続けていましたが、年内いっぱいでの活動休止を発表。それぞれソロの道を歩むことになりました。
ゼインは2016年1月、脱退して1年が経ち、メンバーで最も早くソロとしてのキャリアをスタート。『PILLOWTALK』を配信リリースしたあと、アルバム『Mind Of Mine』を3月にリリース。「1Dは素晴らしい経験だったよ。あの5年間、僕は楽しかったし、みんな一番いいときを過ごしていたと思うんだ。でも、今やっているのは僕自身の音楽。自分が影響を受けていたサウンドで、僕が伝えたいと思っている音楽なんだ」と本人も語っているように、ややアダルトでクール、『PILLOWTALK』に関してはスローな音楽性です。ゼインは、新たなファンを開拓していきます。
「ひとりで売れるはずがない。1Dを捨てた裏切り者」という世の中の批判も、このヒットで一蹴しました。『PILLOWTALK』は、イギリスやアメリカでも1位を記録し、大ヒット。「ゼインはやれる」ということを証明しました。
■続々とソロ・デビュー
続いて2016年9月、ナイルが『This Town』でデビュー。得意のギターで歌い上げています。1D時代から弾き語りで歌っており、さらにスタイルを突き詰めて、自分の音楽的なスタイルを改めて示してくれました。 そして、ソロアルバム『Flicker』を10月にリリース。これもビルボード1位を獲得し、ヒットしました。
その次に、ルイが2016年12月にデビューを飾ります。スティーヴ・アオキとのコラボナンバー『Just Hold On』をリリース。EDMなダンスポップナンバーです。続く、ビービー・レクサとのシングルも100万枚を超える大ヒット。今年、念願のファースト・アルバムをリリースすることを発表しました。
ルイのデビューから4カ月後の2017年4月に、ハリーがデビュー。1Dメンバーの中でも特にファンが多かったハリー。ピンク・フロイドやザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、フリートウッド・マックを聴きながら育ったと本人が語るように、自分の名前を冠したアルバムは、ロックテイストになりました。
ハリーのリリースから1カ月後に、リアムがデビュー。『Strip That Down（feat. Quavo）』は、リアムとエド・シーラン、音楽プロデューサーのスティーヴ・マックの3人によって製作されました。米・アトランタ出身の3人組ラップグループのミーゴスからクエイヴォを客演に迎えたナンバーです。リアムは、リタ・オラやゼッドなど、名だたるミュージシャンともコラボして、ヒットを飛ばし続けています。
水野：4人、全然違うんですね。
藤田：周りを見て、あえて違う音楽性で自分の好きなものを。色を分けたという狙いもあったと思います。メンバーそれぞれのスタイルを見つけて、きちんとヒットにつながっているのはさすがです。逆にいえば、バラバラな人たちが集まってきたということも、ハッキリしてきます。
水野：戻ったらどうなるんだろうって、見たくなりますね。
■活動再開に前向きなメンバー
順調にソロを歩み始めている彼ら。活動休止を発表をした当初は、「少なくとも1年は休みたいと」語っていました。あれから2年、世界中のファンが活動再開を待ち望んでいます。メンバー再結成について、ナイルとリアムは以下のように語っています。
ナイル：僕たちは戻ってくるよ。そうでなかったらおかしいだろ？ バカバカしい。
リアム：活動再開は将来どこかで実現すると思う。実現したら素晴らしいショーになると思うよ。夢のようだよね。
「いつ」とは言っていませんが、前向きであることが伺えます。10代からキャリアをスタートさせ、世界中を熱狂させた1D。「One Direction（ひとつの方向）」に向かって人生の物語は交差していくのでしょう。
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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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