金属と火を操る魔法のよう…“ろう付け”で作られるアクセサリー

J-WAVEで放送中の番組「SUNRISE FUNRISE」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「CRAFT MARKET」。3月18日(日)のオンエアでは、職人の技が生み出すモダンなアクセサリーブランド「builderino(ビルダリーノ)」に注目しました。

■職人にしかできない“ろう付け”

「builderino」は、株式会社アクセサリーマルタカの、誕生したばかりのブランド。推薦してくれたのは、工芸とのコラボで可愛い商品を生み出している、株式会社Y2企画の有井ゆまさんと有井ユカさんです。マルタカは1925年創業の老舗で、東京の下町でかんざしの飾り職にルーツを持ち、コスチュームジュエリーの制作を続けています。 

推薦ポイントは、現会長の一番弟子をしている職人の“ろう付け”技術。非常に繊細な、気が遠くなるほど地道な作業で、「金属と火を操る魔法のよう」だと有井さんたちはオススメします。レイチェルも実物のアクセサリーを見て「金属部分のうねりが丁寧で繊細」と感激していました。 

「builderino」のブランドマネージャーに、金属と金属をろうで付ける技法について伺いました。

ブランドマネージャー:鎖をつなげるときや、ピアスのポスト(針の部分)をくっつけるときに、ろう付け加工をします。「ろう」と呼んでいますが、実は金属なんです。まず、くっつけるもの同士に、バーナーの火を真っ赤になるまで当てます。次に、くっつける箇所にろうを付ける。すると、ろうが溶けて流れて、金属と金属がくっつくんです。「builderino」は、ろう付け加工だけでモチーフの形を作っている、職人の手間と技を生かしたアクセサリーです。

職人の世界で後継者が不足している中で、ブランドマネージャーは「『builderino』をきっかけに、ろう付けに興味を持ってもらって、日本の技術や職人の技を未来につなげていきたい」と思いを語りました。「builderino」のアクセサリーは、5月頃に購入できるようになるそうです。詳しくは「builderino」のホームページをご覧ください。

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【番組情報】
番組名:「SUNRISE FUNRISE」
放送日時:日曜 7時40分-8時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/

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