デザイナー・KEISUKE YOSHIDA「イケてる奴になりたくて」、ファッションに目覚めたきっかけ

J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTÉE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。3月17日(土)のオンエアでは、ファッションデザイナー・ケイスケ ヨシダさんを迎えて、ファッションに目覚めたきっかけや、ショーへのこだわりを伺いました。


■全く新しいものを作りたい

ヨシダさんは、1991年生まれの27歳。大学に通いながら「ここのがっこう(coconogacco)」でファッションを勉強し、24歳でブランドを立ち上げ、ショーを行うようになります。

ヨシダ:すごくラッキーで。ブランドを立ち上げる前に渋谷パルコで、僕と同じ時期にブランドデビューを果たした、AKIKOAOKIやRYOTA MURAKAMIなどのブランドと一緒に大きな展覧会に出展したんです。彼らと5ブランド合同でファッションショーをするところから始めました。3シーズンみんなで一緒にやって、今はひとりでやってます。

マリエは、ヨシダさんの若くして活動を始めようとした勇気や、ファッションへの探究心に感心。ヨシダさんは、自分が新鮮に思ったものと素直に向き合いながら、コレクションを作り上げていくことを大事にしていると言います。「年に2回という短いサイクルですが、見ている人からすると、年に2回しかないので、全く新しいものを作ろうという意識があります」と語りました。


■ファッションに衝撃を受ける

ヨシダさんがファッションを好きになったのは中学生のとき。男子校に通い、運動も勉強も苦手だったため「イケてる奴になりたい」と思ったことがきっかけだそう。

ヨシダ:イケてるグループに入るには、どうすればいいのかを考えたところ、ファッションがあったんです。まだみんなオシャレに興味を持ってなくて。原宿に行くうちに、コレクションに出会うようになって。ファッションって今まで“着る服”としか考えてなかったんですけど、「こんなものがあるんだ」って、すごく衝撃だったんですよね。そういうところからデザイナーに興味を持って、いい出会いがあって、今があります。

最後に、ヨシダさんに「明日を美しくするために心がけていること」をお聞きしたところ「気付き、みたいなことかもしれない」と語りました。  

ヨシダ:テレビを見ていて「あ!」と思うことや、日常の中で、ちょっとした面白いことがあったら、それと向き合うことを大事にしています。「何をどう思うか」というところが「その人らしさ」かもしれない。

ヨシダさんは、21日(水・祝)に「Amazon Fashion Week TOKYO」でショーを開催します。今回は、個人的な感情を視点に、空虚みたいな感情や、抽象的な感情を抽象的なフォルムのまま表現したいと考えていると明かしました。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

関連記事