J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。2月22日(木)のオンエアは、いきものがかりの水野良樹とお送りしています。日替わりナビゲーターがお送りする「DAILY SESSIONS」のコーナーでは、back numberの清水依与吏さんと水野の対談をお届け。清水さんが語る、曲作りへの意識の変化とは?
■「おれは普通だ」と言い聞かせる曲作り
back numberは収録の日、ファンクラブ限定のライブツアー中。忙しいかと思いきや、「ご褒美期間みたいな感じです」と余裕を見せる清水さん。
水野:前向きに捉えられてますね。back numberに初めて会ったときと、今じゃスケジュールは全然違うだろうし、規模感も違うだろうし、すごく多くの人がback numberを認識してると思うんですけど。
清水:そうですね。でも、スケジュールは序盤から詰め込まれてたんで、そんなに違和感はないですね。
水野:なるほど、規模が大きくなっただけで(笑)。
清水:ありがたいことに、聴いてくれる人が増えて、みたいな感じではありますね。
水野:back numberがどういう曲を作るかとか、依与吏くんがどんな感じで歌うかを、みんな知ってるような状況になったと思うんですけど、なんか変化とか、曲を作る上でそれを意識したりします?
清水:たぶん、無意識のなかでは、いろんなところをシミュレーションしちゃったり、以前よりもライブでやることをチラつかせたりとか、あると思うんですよ。
水野:そうなんだ。
清水:だけど、逆にあんまり意識しないようにっていうのはしてますね。「意識しないぞ、おれは普通だ」みたいな(笑)。
水野:わかるわかる(笑)。
■作詞は「恋愛を切り取る角度も変わってきた」
続いて、歌詞の話題になりました。
水野:最初にback numberがブレイクしたころは、ちょっとダメな男性とかフラれた男性のイメージが強かったんだけど、今回の「瞬き」は、男性とか女性とか関係ない世界観になってて、どんどん広い感じになってるように見えるんですけど。
清水:でも、まあ作ってる人間も演奏してる人間も、歳を重ねているので、結局、同じものは書けないですよね。やっぱり同じものを書きたくないって思いもどっかにあるでしょうし。なので、いまはあんまり意識せずにやれてるんですけど。「前とは違うことを」とかは考えないけど、自然と大人っぽいこと……って33歳にもなって大人っぽいってなんだって話ですけど(笑)。
水野:(笑)。
清水:だから、恋愛のことも書くけど、恋愛を切り取る角度も変わってきてるし……。なんかそれは思いますね。
水野:角度ね。視点が変わっていくんですか?
清水:「自分の歌だって強烈に思えないと嫌」って最初は思ってたような気がするんですよね。
水野:はいはい。
清水:やれ実話だとか。でも、そうじゃなくて作者として、いちおう、音楽家として、もうちょっとちゃんとしたいなって思い始めてから、たぶんここ2、3年なのかな、そのあたりから全く別の角度で、自分が経験していないことも、もっと書きたいって。それをやったとしても、自分がそこにいなかったら、おれはきっと偽物だなとか思いながら、自分を試してるみたいな作り方をよくしてますね。
年齢を重ねるごとに、曲に対する向き合いかたが変化していったと語る清水さんでした。白熱したふたりのトークは次回、3月1日(木)に続きます。お聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■「おれは普通だ」と言い聞かせる曲作り
back numberは収録の日、ファンクラブ限定のライブツアー中。忙しいかと思いきや、「ご褒美期間みたいな感じです」と余裕を見せる清水さん。
水野:前向きに捉えられてますね。back numberに初めて会ったときと、今じゃスケジュールは全然違うだろうし、規模感も違うだろうし、すごく多くの人がback numberを認識してると思うんですけど。
清水:そうですね。でも、スケジュールは序盤から詰め込まれてたんで、そんなに違和感はないですね。
水野:なるほど、規模が大きくなっただけで(笑)。
清水:ありがたいことに、聴いてくれる人が増えて、みたいな感じではありますね。
水野:back numberがどういう曲を作るかとか、依与吏くんがどんな感じで歌うかを、みんな知ってるような状況になったと思うんですけど、なんか変化とか、曲を作る上でそれを意識したりします?
清水:たぶん、無意識のなかでは、いろんなところをシミュレーションしちゃったり、以前よりもライブでやることをチラつかせたりとか、あると思うんですよ。
水野:そうなんだ。
清水:だけど、逆にあんまり意識しないようにっていうのはしてますね。「意識しないぞ、おれは普通だ」みたいな(笑)。
水野:わかるわかる(笑)。
■作詞は「恋愛を切り取る角度も変わってきた」
続いて、歌詞の話題になりました。
水野:最初にback numberがブレイクしたころは、ちょっとダメな男性とかフラれた男性のイメージが強かったんだけど、今回の「瞬き」は、男性とか女性とか関係ない世界観になってて、どんどん広い感じになってるように見えるんですけど。
清水:でも、まあ作ってる人間も演奏してる人間も、歳を重ねているので、結局、同じものは書けないですよね。やっぱり同じものを書きたくないって思いもどっかにあるでしょうし。なので、いまはあんまり意識せずにやれてるんですけど。「前とは違うことを」とかは考えないけど、自然と大人っぽいこと……って33歳にもなって大人っぽいってなんだって話ですけど(笑)。
水野:(笑)。
清水:だから、恋愛のことも書くけど、恋愛を切り取る角度も変わってきてるし……。なんかそれは思いますね。
水野:角度ね。視点が変わっていくんですか?
清水:「自分の歌だって強烈に思えないと嫌」って最初は思ってたような気がするんですよね。
水野:はいはい。
清水:やれ実話だとか。でも、そうじゃなくて作者として、いちおう、音楽家として、もうちょっとちゃんとしたいなって思い始めてから、たぶんここ2、3年なのかな、そのあたりから全く別の角度で、自分が経験していないことも、もっと書きたいって。それをやったとしても、自分がそこにいなかったら、おれはきっと偽物だなとか思いながら、自分を試してるみたいな作り方をよくしてますね。
年齢を重ねるごとに、曲に対する向き合いかたが変化していったと語る清水さんでした。白熱したふたりのトークは次回、3月1日(木)に続きます。お聴き逃しなく!
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