Jazztronik・野崎良太がエストニアで体験した、意外なライブ体験

J-WAVEで放送中の番組「ANA WORLD AIR CURRENT」(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。1月27日(土)のオンエアでは、Jazztronik・野崎良太さんをゲストにお迎えしました。

野崎さんは1976年生まれで、日本大学芸術学部在学中から本格的に音楽活動をスタートし、ピアニスト、作・編曲家、リミキサー、DJとしてクラシックやジャズ、クラブミュージックまで、ジャンルにとらわれないさまざまな活動をされています。

そんな野崎さんが率いるJazztronikは、特定のメンバーを持たない自由なプロジェクトで、世界各国でライブをおこない、今年デビュー20周年を迎えます。

今回、野崎さんが紹介してくれた国は、バルト三国のひとつエストニア。番組が始まって18年目ですが、エストニアを紹介するのは初めてのこと。あまり聞き馴染みのない国ですが、一体どんな国なのでしょうか。

エストニアでライブをおこなった野崎さんですが、行くまではどこにある国かも知らなかったと言います。「フィンランドでのライブの次にエストニアって組まれてて。フィンランドが終わってから、フェリーでバルト海を渡ったんです。」(野崎さん、以下同)

「豪華フェリー」と聞いていたそうですが、全然豪華ではなく、ロシアの屈強なトラック運転手たちが乗るフェリーだったそうで…。「もう、すんごい怖いんです! 酒場みたいになってるんですよ、フェリーの中が(笑)!」

到着したのはエストニアの首都・タリン。「降り立つとまず、旧市街が見えてくるんですが、これがもうホントに映画に出てくるような…!スコットランドの雰囲気に似てるなって最初思ったんです。ただ、それよりもうちょっとメルヘンチックなんですよ。」

街の景色を一目見ると、これまでの恐怖はどこへやら。バンドメンバーは「うわー! すごい!」と全員が興奮したそうです。実は、タリンの旧市街は世界遺産にもなっているそう。

そんなエストニアにもJazztronikファンがいることに驚いたそうで、さらに日本文化もよく知っていて、ファンの方からはなんと日本語の手紙までもらったそう! しかし、ライブではさらに予想だにしない驚きの展開が待っていたそう…。

「あるインストの曲を演奏したんですね。その当時の演目にはだいたい入っていた曲だったんですけど。そしたら、お客さんが、そのメロディを歌い始めたんですよ…!」

一体どうして皆がこのメロディが歌えるのか気になった野崎さんが、ライブ後に日本語ができるエストニア人に聞いてみると、「実は僕たちが日本語を勉強しているドラマがあって、野崎さんが音楽を担当してるんです。今日それをやってくれたので、みんなあんなに大盛り上がりしたんです」と教えてくれたそう。

野崎さんはほかにも、2017年12月にリリースされたJazztronikの最新アルバム「BB1」について語ってくれました。

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【番組情報】
番組名:「ANA WORLD AIR CURRENT」
放送日時:土曜19時-19時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/

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