料理家・長谷川あかりが、食人生を大きく変えた海外での思い出や、旅先で無性に食べたくなる麺料理などについて語った。
長谷川が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を訊く、J-WAVEの番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。ここでは、5月16日(土)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
番組は、Spotifyなどのポッドキャストでも聴くことができる。
・ポッドキャストページ
長谷川は海外旅の醍醐味として「グルメ」を挙げ、「食べるために海外に行っている」と話す。
葉加瀬:作るだけじゃなくて食べるのも好きなんですよね。
長谷川:もう大好きです! レシピを見たり、考えたりするのはすごく好きなんですけど、「料理そのものが好きか」と言われると、やっぱり食べるほうが好きですね(笑)。
葉加瀬:正直者(笑)。
長谷川:以前、パリに行ったときなんて、ルーブル美術館を飛ばしてパン屋さん巡りをしようとして、家族に怒られました(笑)。
葉加瀬:そっかあ(笑)。「ルーブルはここでしか見られないんだから」ってご家族は思ったんだろうけど、いやいや、パリのパン屋さんもパリでしか食べられないんだと。
長谷川:本当にそうなんですよ。1年くらいいられるなら全部回りたいんですけど、1週間くらいの滞在だと食べたいものが渋滞してしまって。もちろん、ルーブルは行きました!
葉加瀬:おいしいパンも食べられた?
長谷川:たくさん食べました。新しい味を知って、その記憶を重ねていくのがすごく楽しいんです。それをそのまま再現するわけではないんですけど、レシピを考えるときに「あのとき、どこかで食べた味だな」と思い出して、「身近な食材で表現するならこうかな」と記憶をつなげていく作業が楽しくて。だから私は、味を知るために旅をしている感覚ですね。
葉加瀬:いいねえ。今日はあかりさんの味を知るための旅について、いろいろ伺っていこうと思います。
長谷川:夫が出張で何度かシカゴへ行っていて、「街並みもきれいだし、食がおいしい」とすごく推していたんです。それで私も行ってみたいなと思って一緒に行きました。
葉加瀬:それまでにアメリカの他の街には?
長谷川:けっこう行ってます。ハワイ、ラスベガス、ロサンゼルス、シアトルにも行きましたね。
葉加瀬:そのうえでシカゴはどうでした?
長谷川:本当に「ごはんを食べるための旅」でした(笑)。シカゴはイタリア系移民の方が多いので、イタリアンがすごくおいしくて。「このお店が家の近くにあったらいいのにな」と思うような、大衆的なイタリア食堂がたくさんありましたね。それから「シカゴドッグ」も印象的でした。ケチャップに頼らず、ピクルスの味で食べさせるような、素朴なホットドッグなんですよ。
葉加瀬:ケチャップやマスタードはかけないの?
長谷川:マスタードは少し入っていたかもしれません。でも、とにかくソーセージと太いピクルスがドンと入ってました。
葉加瀬:ピクルスがドンと1本?
長谷川:そうです。長いのが1本入っていて、「これで食べてくれ」みたいな感じでした。素朴なんですけど、すごくおいしかったです。
長谷川は、シカゴについて「街並みがとてもきれいだった」と振り返る。レンガ造りのクラシックな景観が広がり、ロサンゼルスやシアトルのような海沿いの都市とは異なる、上品な空気感が印象的だったという。
葉加瀬:ほかには、どんなものを食べました?
長谷川:シカゴには「アリニア」という、北米ナンバーワンとも言われる三つ星レストランがあって、そこを予約して行きました。もう、食事というよりも舞台を観ている感覚でしたね。
葉加瀬:料理のプレゼンテーションが?
長谷川:そうです。「上を見てください」と言われて見上げたら、ずっと照明だと思っていたものが真っ二つに割れて、なかから生ハムが出てくるとか、謎の仕掛けがすごかったです(笑)。最後のデザートはテーブルクロスを外して、パティシエの方がテーブルをキャンバスみたいに使って、直接ソースやチョコレートで絵を描いていくんです。それを「そのまま食べてください」と言われました(笑)。さすがエンターテインメントの国だなと思いましたね。
葉加瀬:なるほどねえ。
長谷川:本当に、最初から最後まで何が起こるかわからなくて。味ももちろんおいしかったんですけど、食の体験としてかなり異質でした。
長谷川:ナポリで食べたマリナーラが、私の食人生の価値観を大きく変えました。
葉加瀬:ナポリはピザの聖地だけど、マリナーラっていちばんシンプルなピザだよね。
長谷川:そうなんです。夫が「メニューで迷ったら、いちばん上に書いてあるものを選ぶといい」と言っていて、それで頼んだのがマリナーラだったんです。でもトッピングの欄を見ると、トマトソース、ニンニク、バジル、オリーブオイルしか書いてなくって。他のピザにはチーズや具材がたくさん載っていて、周りのテーブルに運ばれていくピザも豪華で、本当においしそうだったんですよ(笑)。
トッピングが4種類だけのマリナーラを選んだ長谷川は、最初は「失敗したかもしれない」と後悔したという。しかし、ひと口食べた瞬間、そのおいしさに衝撃を受けた。
長谷川:食べたら「私は今まで料理に余計なことをしすぎていたのかもしれない」と思えたんですよ。トマトの旨味、オイルのコク、ニンニクとバジルの香り、そして生地のおいしさ。たったそれだけで、信じられないくらいおいしかったんです。そこから自分のレシピ作りもかなり変わりました。「調味料は必要最小限でいい」という感覚を、体で理解した気がします。
葉加瀬:やっぱり本場ナポリで食べるピッツァだからこそ、というのもあるんだろうね。いちばんシンプルなものを食べたからこそわかる、食の価値観ということでしょうか?
長谷川:そうですね。余計なものを入れずとも、食材の味を引き出せばここまでおいしくなってくるんだと思いました。そのほうが楽だし、幸せだなと感じましたね。
葉加瀬:チーズやオリーブオイルもそうだけど、素材そのもののクオリティーが問われる料理だよね。
長谷川:本当にそう思います。特にオリーブオイルはただの油じゃなくて、香水みたいに香りを足していく調味料なんだなと感じました。ナポリ以降、私もそういう感覚でオリーブオイルを使うようになって、シンプルな料理でもすごく満足度が高くなったんです。本当に生活が変わるくらい衝撃的な体験でした。
長谷川:それまでは基本的に夫と海外へ行くことが多かったんですけど、初めて女の子の友だちと海外旅行に行ったのが韓国で。テーマは「とにかく韓国料理を食べまくる」でした(笑)。
葉加瀬:いつごろ行ったんですか?
長谷川:2、3年くらい前ですかね。韓国は器がすごく素敵で、真っ白なんだけど少しニュアンスのある、上品な陶器が本当に美しいんですよ。
葉加瀬:ミルクみたいな色してるよね。
長谷川:そうなんですよ! 何をのせてもおいしそうに見えるというか。私、完全にハマってしまって。帰りはスーツケースに入れるのが怖かったので、自分の荷物をなるべくスーツケースに詰め込んで、器を手荷物で抱えながら持ち帰りました(笑)。
葉加瀬:どんな料理でも映えるんですよね、その気持ちわかるなあ。ちなみに、韓国ではどんなものを食べたんですか?
長谷川:サムギョプサルみたいな定番も食べましたし、あと鶏とじゃがいも、トッポギを煮たタッカンマリを有名なお店で食べました。
長谷川は、旅に出るたびに感じることがあると話す。それは、海外の料理は日本に入ってくる際に「派手な味」として広まることが多いのではないか、ということだ。「海外料理イコール味が濃い」というイメージを持たれがちだが、実際に現地で食べてみると印象は大きく異なるという。韓国料理の場合も、現地では意外なほどやさしい味わいのものが多かったと振り返った。
長谷川:タッカンマリも鶏を塩だけでじっくり煮て、じゃがいもがほくっとしていて。そこに、ニラの甘酸っぱいタレを好みでかけたり、からしを添えたりして、少しずつ味を変えながら食べるんです。現地の方が毎日食べている料理って、実はすごく素朴なんだなって感じました。それも、ナポリでピザを食べたときと同じような気づきでしたね。旅をすればするほど、素朴な味が心に残るんだなと思いました。
長谷川:以前、パリへ行ったときに「すごくおいしいフォーのお店がある」と聞いて行ったんです。
葉加瀬:パリって、ベトナム料理がおいしい店多いんだよね。
長谷川:そうなんですよね。私も最初は「パリでベトナム料理?」って思ったんですけど、食べてみたら本当においしくて。フォーにミントをちぎってたっぷり入れて食べるんですけど、それがすごくおいしくて感動しました。それで、「本場のベトナムでも食べてみたい」と思うようになったんです。
葉加瀬:フォーって東京でも世界中でも食べられると思うんだけど、旅しているときに無性に汁のある麺が食べたくなる瞬間ってあるじゃない? そういうときに、そっと寄り添ってくれるのがフォーなんだよね。
長谷川:めちゃくちゃわかります! 特にヨーロッパやアメリカって、サラッとした汁物になかなか出会えないじゃないですか。
葉加瀬:そうなんだよね。
長谷川:フォーって出汁の感じもあって、ちょっと祖国っぽい感覚もあるし、すごく落ち着く味なんですよね。
葉加瀬:しかも自分でカスタムできるじゃない。チリソース入れたり、ライム絞ったり、バジルやレモングラス、ネギとかをわーっと入れたりしてね。
長谷川:うわあ、食べたい……(笑)。
葉加瀬:僕ね、セリーヌ・ディオンさんの全米ツアーをやっていた時期があって、2~3カ月間アメリカを回ったんだけど、何度もフォーに助けられてたんだよね(笑)。
長谷川:フォーは救いですね(笑)!
長谷川あかりの最新情報はX公式アカウント(@akari_hasegawa)まで。
葉加瀬太郎がゲストの旅のエピソードを聞くJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』は、毎週土曜の19時からオンエア。
長谷川が登場したのは、ゲストにさまざまな国での旅の思い出を訊く、J-WAVEの番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。ここでは、5月16日(土)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
この日の放送は5月23日(土)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。
・ポッドキャストページ
ルーブル美術館よりも「パリのパン」に興味津々!?
長谷川あかりは1996年生まれ、埼玉県出身。10歳から20歳まで子役・タレントとして活動。活動引退後に大学で栄養学を学び、管理栄養士の資格を取得。SNSでのレシピ投稿が話題を集め、現在は書籍、雑誌、WEBなどで幅広く活躍中だ。これまでに数多くのレシピ本を生み出し、2025年12月には初のごはん本『のせごはんとかけごはん』(主婦と生活社)を発売した。【12/19新刊発売のお知らせ】
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) November 11, 2025
「のせごはんとかけごはん」が発売されます。なるべく手をかけず、手をかけたような満足感だけを味わえる食事をできる範囲でつくることが私の心の支え。そして、私にとってそれがまさに「のせごはん」や「かけごはん」であることが多いのです。https://t.co/9DTdJk5elX pic.twitter.com/r1Zdd1devd
葉加瀬:作るだけじゃなくて食べるのも好きなんですよね。
長谷川:もう大好きです! レシピを見たり、考えたりするのはすごく好きなんですけど、「料理そのものが好きか」と言われると、やっぱり食べるほうが好きですね(笑)。
葉加瀬:正直者(笑)。
長谷川:以前、パリに行ったときなんて、ルーブル美術館を飛ばしてパン屋さん巡りをしようとして、家族に怒られました(笑)。
葉加瀬:そっかあ(笑)。「ルーブルはここでしか見られないんだから」ってご家族は思ったんだろうけど、いやいや、パリのパン屋さんもパリでしか食べられないんだと。
長谷川:本当にそうなんですよ。1年くらいいられるなら全部回りたいんですけど、1週間くらいの滞在だと食べたいものが渋滞してしまって。もちろん、ルーブルは行きました!
葉加瀬:おいしいパンも食べられた?
長谷川:たくさん食べました。新しい味を知って、その記憶を重ねていくのがすごく楽しいんです。それをそのまま再現するわけではないんですけど、レシピを考えるときに「あのとき、どこかで食べた味だな」と思い出して、「身近な食材で表現するならこうかな」と記憶をつなげていく作業が楽しくて。だから私は、味を知るために旅をしている感覚ですね。
初めてのパリ旅行。石造りの街並みが美しく、多くの人がこの街に惹かれる理由がわかった気がしました。そして、なんといってもバゲット。これが想像以上。人生の最後に食べたいものはおにぎりと味噌汁、あるいは寿司か鰻かと思っていたけれど、バゲットも捨てがたい。それくらい美味しかった。 pic.twitter.com/Z6KeqwczIF
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) June 23, 2025
シカゴサンドのインパクトに衝撃
長谷川は印象的な海外旅として、アメリカ・シカゴの思い出を振り返る。長谷川:夫が出張で何度かシカゴへ行っていて、「街並みもきれいだし、食がおいしい」とすごく推していたんです。それで私も行ってみたいなと思って一緒に行きました。
実は先週シカゴに行っていました。美食、建築、そして芸術の都。目に映るもの全てが美しかった。ひと足先に秋の空気を感じられたのも嬉しくて、ついジャケットを買ってしまった。 pic.twitter.com/2kl6IsR5V7
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) September 13, 2024
長谷川:けっこう行ってます。ハワイ、ラスベガス、ロサンゼルス、シアトルにも行きましたね。
葉加瀬:そのうえでシカゴはどうでした?
長谷川:本当に「ごはんを食べるための旅」でした(笑)。シカゴはイタリア系移民の方が多いので、イタリアンがすごくおいしくて。「このお店が家の近くにあったらいいのにな」と思うような、大衆的なイタリア食堂がたくさんありましたね。それから「シカゴドッグ」も印象的でした。ケチャップに頼らず、ピクルスの味で食べさせるような、素朴なホットドッグなんですよ。
葉加瀬:ケチャップやマスタードはかけないの?
長谷川:マスタードは少し入っていたかもしれません。でも、とにかくソーセージと太いピクルスがドンと入ってました。
葉加瀬:ピクルスがドンと1本?
長谷川:そうです。長いのが1本入っていて、「これで食べてくれ」みたいな感じでした。素朴なんですけど、すごくおいしかったです。
長谷川は、シカゴについて「街並みがとてもきれいだった」と振り返る。レンガ造りのクラシックな景観が広がり、ロサンゼルスやシアトルのような海沿いの都市とは異なる、上品な空気感が印象的だったという。
葉加瀬:ほかには、どんなものを食べました?
長谷川:シカゴには「アリニア」という、北米ナンバーワンとも言われる三つ星レストランがあって、そこを予約して行きました。もう、食事というよりも舞台を観ている感覚でしたね。
葉加瀬:料理のプレゼンテーションが?
長谷川:そうです。「上を見てください」と言われて見上げたら、ずっと照明だと思っていたものが真っ二つに割れて、なかから生ハムが出てくるとか、謎の仕掛けがすごかったです(笑)。最後のデザートはテーブルクロスを外して、パティシエの方がテーブルをキャンバスみたいに使って、直接ソースやチョコレートで絵を描いていくんです。それを「そのまま食べてください」と言われました(笑)。さすがエンターテインメントの国だなと思いましたね。
葉加瀬:なるほどねえ。
長谷川:本当に、最初から最後まで何が起こるかわからなくて。味ももちろんおいしかったんですけど、食の体験としてかなり異質でした。
レシピ作成に多大な影響を与えたナポリのピザ
長谷川が新婚旅行で訪れたイタリア・ナポリでは、食人生のターニングポイントとなる、衝撃的な体験をしたという。長谷川:ナポリで食べたマリナーラが、私の食人生の価値観を大きく変えました。
葉加瀬:ナポリはピザの聖地だけど、マリナーラっていちばんシンプルなピザだよね。
長谷川:そうなんです。夫が「メニューで迷ったら、いちばん上に書いてあるものを選ぶといい」と言っていて、それで頼んだのがマリナーラだったんです。でもトッピングの欄を見ると、トマトソース、ニンニク、バジル、オリーブオイルしか書いてなくって。他のピザにはチーズや具材がたくさん載っていて、周りのテーブルに運ばれていくピザも豪華で、本当においしそうだったんですよ(笑)。
トッピングが4種類だけのマリナーラを選んだ長谷川は、最初は「失敗したかもしれない」と後悔したという。しかし、ひと口食べた瞬間、そのおいしさに衝撃を受けた。
長谷川:食べたら「私は今まで料理に余計なことをしすぎていたのかもしれない」と思えたんですよ。トマトの旨味、オイルのコク、ニンニクとバジルの香り、そして生地のおいしさ。たったそれだけで、信じられないくらいおいしかったんです。そこから自分のレシピ作りもかなり変わりました。「調味料は必要最小限でいい」という感覚を、体で理解した気がします。
葉加瀬:やっぱり本場ナポリで食べるピッツァだからこそ、というのもあるんだろうね。いちばんシンプルなものを食べたからこそわかる、食の価値観ということでしょうか?
長谷川:そうですね。余計なものを入れずとも、食材の味を引き出せばここまでおいしくなってくるんだと思いました。そのほうが楽だし、幸せだなと感じましたね。
葉加瀬:チーズやオリーブオイルもそうだけど、素材そのもののクオリティーが問われる料理だよね。
長谷川:本当にそう思います。特にオリーブオイルはただの油じゃなくて、香水みたいに香りを足していく調味料なんだなと感じました。ナポリ以降、私もそういう感覚でオリーブオイルを使うようになって、シンプルな料理でもすごく満足度が高くなったんです。本当に生活が変わるくらい衝撃的な体験でした。
韓国の現地グルメで感じた「素朴さ」
友人と行った韓国旅行では、グルメはもちろん、料理の器にも心を奪われたと長谷川は語る。長谷川:それまでは基本的に夫と海外へ行くことが多かったんですけど、初めて女の子の友だちと海外旅行に行ったのが韓国で。テーマは「とにかく韓国料理を食べまくる」でした(笑)。
少しお休みをいただいて、韓国に行ってきました(初渡韓…!)。美味しいものと、器の旅。憧れていたシルバーのスッカラとお箸と出会えて、本当に良かった。オーバルに平皿、鉢…本当に美しい…!また作りたい料理が増えました。おしゃれスポットの多さに感動。 pic.twitter.com/BLsph1UwmC
— 長谷川あかり (@akari_hasegawa) June 18, 2023
長谷川:2、3年くらい前ですかね。韓国は器がすごく素敵で、真っ白なんだけど少しニュアンスのある、上品な陶器が本当に美しいんですよ。
葉加瀬:ミルクみたいな色してるよね。
長谷川:そうなんですよ! 何をのせてもおいしそうに見えるというか。私、完全にハマってしまって。帰りはスーツケースに入れるのが怖かったので、自分の荷物をなるべくスーツケースに詰め込んで、器を手荷物で抱えながら持ち帰りました(笑)。
葉加瀬:どんな料理でも映えるんですよね、その気持ちわかるなあ。ちなみに、韓国ではどんなものを食べたんですか?
長谷川:サムギョプサルみたいな定番も食べましたし、あと鶏とじゃがいも、トッポギを煮たタッカンマリを有名なお店で食べました。
長谷川は、旅に出るたびに感じることがあると話す。それは、海外の料理は日本に入ってくる際に「派手な味」として広まることが多いのではないか、ということだ。「海外料理イコール味が濃い」というイメージを持たれがちだが、実際に現地で食べてみると印象は大きく異なるという。韓国料理の場合も、現地では意外なほどやさしい味わいのものが多かったと振り返った。
長谷川:タッカンマリも鶏を塩だけでじっくり煮て、じゃがいもがほくっとしていて。そこに、ニラの甘酸っぱいタレを好みでかけたり、からしを添えたりして、少しずつ味を変えながら食べるんです。現地の方が毎日食べている料理って、実はすごく素朴なんだなって感じました。それも、ナポリでピザを食べたときと同じような気づきでしたね。旅をすればするほど、素朴な味が心に残るんだなと思いました。
海外滞在中に無性に食べたくなる「フォー」の魅力
長谷川は今後行ってみたい海外旅としてベトナムを挙げる。現地グルメのなかでも、特に本場のフォーを食べてみたいと語る。長谷川:以前、パリへ行ったときに「すごくおいしいフォーのお店がある」と聞いて行ったんです。
葉加瀬:パリって、ベトナム料理がおいしい店多いんだよね。
長谷川:そうなんですよね。私も最初は「パリでベトナム料理?」って思ったんですけど、食べてみたら本当においしくて。フォーにミントをちぎってたっぷり入れて食べるんですけど、それがすごくおいしくて感動しました。それで、「本場のベトナムでも食べてみたい」と思うようになったんです。
葉加瀬:フォーって東京でも世界中でも食べられると思うんだけど、旅しているときに無性に汁のある麺が食べたくなる瞬間ってあるじゃない? そういうときに、そっと寄り添ってくれるのがフォーなんだよね。
長谷川:めちゃくちゃわかります! 特にヨーロッパやアメリカって、サラッとした汁物になかなか出会えないじゃないですか。
葉加瀬:そうなんだよね。
長谷川:フォーって出汁の感じもあって、ちょっと祖国っぽい感覚もあるし、すごく落ち着く味なんですよね。
葉加瀬:しかも自分でカスタムできるじゃない。チリソース入れたり、ライム絞ったり、バジルやレモングラス、ネギとかをわーっと入れたりしてね。
長谷川:うわあ、食べたい……(笑)。
葉加瀬:僕ね、セリーヌ・ディオンさんの全米ツアーをやっていた時期があって、2~3カ月間アメリカを回ったんだけど、何度もフォーに助けられてたんだよね(笑)。
長谷川:フォーは救いですね(笑)!
長谷川あかりの最新情報はX公式アカウント(@akari_hasegawa)まで。
葉加瀬太郎がゲストの旅のエピソードを聞くJ-WAVE『ANA WORLD AIR CURRENT』は、毎週土曜の19時からオンエア。
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