野村訓市、正月の恒例行事は「夜1人静かなときに…」

J-WAVEで放送中の番組「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」(ナビゲーター:野村訓市)。1月28日(日)のオンエアでは、年賀状について、野村が語りました。

「僕は何かを書いてポストに入れるというのがとても苦手で」と切り出した野村。「年賀状も小学校1年生くらいから書いたことがありません」と明かしましたが、年賀メールは毎年書いているそうです。

「どんなことを書くかというと、つらつらと『今年はこうしようかな』とか、去年1年生きて思ったこととか。わりと長く書きます。英語と日本語で作って、BCCで友人に送っています。外国の友人には年賀状の概念がないようで、妙にそれが喜ばれて。毎年楽しみにしていると言われるようになりました」

届くのを待ちきれない海外の友人から「まだ今年は来てないけど、俺はメーリングリストから外されたのか?何かお前の気分を害すことをしたのか?」「まだ書き終わってないのか?」といった催促のメールが来るほどだとか。今年は、「年をとってきていろいろ考えるようにはなったけど、結局何も変わらないぞ、これでいいのだ的な、バカボンのパパのような文面にした」のだそう。

この20年近く正月メールでしかやりとりしていない友人もいると言います。毎年「今年こそ会って、ビールを飲もう」というのが半分恒例のジョークになっている友人も。また、「人生の転機があった」「とうとう引っ越しした」など近況の書かれた年賀状を読んでいると、「なんだか世界中の友だちを主人公にした短編を読んでいるような気分になる」と野村は話します。ゆっくり読んだり返事を書いたりするのが、1月の大事な行事となったそう。

「ニューメキシコの牧場に住んでいる年上の友達は、去年の正月メールから全く連絡がなかったんですが、実は癌になったらしくて。治療しているけど『気分は悪くなくて、毎日をより感謝するようになった』と書いてきました。『進路に迷っているときに能天気に良いメールをありがとう』と返事してくれたオレゴンに住む20歳の友だちもいたかな。すごく読みがいがあります」

手紙を読みながら野村は「そんなみんなといつどうやって出会ったかを思い出しながら、人生の不思議ということについてぼんやり考えてみたりしている」と語っていました。

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【番組情報】
番組名:「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」
放送日時:毎週日曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/

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