マリエ感動! 82年ぶり襲名・立花家橘之助の浮世節

J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。1月6日(土)のオンエアでは、女流三味線漫談家・二代 立花家橘之助さんをゲストにお迎えしました。

二代 立花家橘之助さんは1980年に落語家・三代目三遊亭圓歌に入門し、三遊亭あす歌、三遊亭小円歌の名で女流三味線漫談家としてご活躍され、2017年11月に立花家橘之助を襲名。寄席の世界で大きな話題となりました。

初代立花家橘之助さんは、明治から昭和にかけて活躍した女性音曲師で、当時の男社会の寄席のなかでは、その美貌と三味線の腕前で「女大名」の異名を持つほど人気で、伝説的な女芸人だったそうです。

「昔の下町の方って、三味線とか踊りとか、『なんかやらせよう』ってことで、初代の近くに義太夫のお師匠さんが住んでいたそうで、そこに通っているうちに義太夫を1段(1曲)歌えるようになっちゃったみたいで。それで、3歳の時にそれをやっていたら『お前やってみないか』ってことで当時、神様と言われた三遊亭圓朝という落語家のお弟子さんが引っこ抜いて、5歳の時に入門、8歳で真打になったという、すごい経歴なんですよ」(二代 立花家橘之助さん、以下同)

そんな偉大な経歴を持つ「立花家橘之助」を82年ぶりに襲名したのが、二代 立花家橘之助さんです。

「売れた名前をすぐ継ぐと、その人のイメージが付いちゃってるので比べられたりするでしょ。ところが、私は82年ぶりだから、比べようがないというか、知ってる人がいないという(笑)。でも、これだけ大きな名前を継がせていただくってことだから、なんか言う人はいるんです(笑)。それを覚悟でね。最初は緊張しましたけど、なんとか50日間の襲名披露興行を終えました」

この度の襲名により二代 立花家橘之助さんは、三味線漫談から浮世節を披露されているそうで…。

「洋楽でもジャズ、フュージョン、ニューミュージックとかいろいろあるじゃないですか。それと同じで、三味線でも長唄、小唄、端唄…など、いろいろあるんですけど、それを初代は全てでできたんです。全てのいいところだけを、ちょっとずつ取って1曲に仕上げたものが浮世節。だからいろんなテイストが入ってるんですよ」

浮世節は、1曲のなかに全く違う曲が入り、ストーリー性もあるそうで、番組ではスタジオで、二代 立花家橘之助さんに浮世節を披露していただきました! 生の浮世節を聴いたマリエは「カッコいいー! 感動しました!」と大興奮していました。

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【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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