J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。木曜はいきものがかりの水野良樹とお送りしています。12月28日(木)のオンエアでは、水野がこの一年の自身の音楽活動を振り返りました。
今年の1月5日の「放牧宣言」以来、楽曲提供を中心に多忙だった水野。新曲として作った曲は41曲。そのうち、およそ20曲は歌詞も書いたそうです。
ちなみに、いきものがかりとして発表した曲は10年間で120曲。水野が書いた曲は60曲で、いかにこの一年で多く書いたかがよく分かります。
水野:いろいろなアーティストの皆さんの現場に立ち会うことがあったり、アーティストの皆さんと相談して「どんな曲を作りますか?」というやりとりをして、アーティストの数だけやり方があったり、アーティストの皆さんとファンの皆さんとの関係性もそれぞれあるんだということがよく分かりました。
藤田:そうなんですね!
水野:歌入れの仕方にしても、仮歌を歌ってきちんと構成してから歌う人もいれば、ぶっつけ本番の人もいたりして、いろいろな現場を見ることができて、素晴らしい体験ができました。
ほかにも、歌い手は“歌う姿”も大事だということが分かったそうです。
水野:関ジャニ∞の「青春のすべて」を書かせていただいたんですけど、「映像先行」という特殊な方法だったんです。ミュージックビデオの元になった映像を見て、曲ができてから、歌うシーンを撮ってミュージックビデオが完成するというものでした。関ジャニ∞の皆さんは、“どう見られるかのプロフェッショナル”だから、彼らが表情をつけて歌うと、僕が書いたものより言葉がどんどん力をもつんです!
藤田:なるほど~。
関ジャニ∞の皆さん以外に、大原櫻子さんがミュージックビデオで歌う姿や、横山だいすけさんの子どもたちの前で見せる笑顔などを見ていて、「歌って、音声だけではないのかな」と思ったそうです。
また、「詞先行」も初めて経験したという水野。阿久悠さんの詞に曲をつけた「愛せよ」のように、言葉数が決まっているところにメロディを組むと、自分では思いつかない展開になってくるそうです。
こうして、たくさんの楽曲作りを通して、技術や蓄積の大切さを実感したり、数多く作っていくことで、一つでも技術が加わると地平が開くような経験を何度もしたそうです。
「毎週、締め切りに“追われる”んじゃなくて、白紙に“向き合う”ことが一番大事なんです」と水野。表に出ることと作ることは違っていて、同じ文脈ではいかないため、今年は作ることを淡々と繰り返すことができたことが、作り手としては幸せな時間だったと語りました。
さらに、水野は対談もよく行いました。「SONAR MUSIC」で行った対談以外のものも含めると、およそ20組と対談をしたそうです。
睡眠時間がとれずに、体力の限界を感じることが何度もありつつも、「助けてくれた人や、自分にチャンスをくれた人のことは忘れません。あとは痩せないと(笑)」と言って締めくくりました。
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【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
今年の1月5日の「放牧宣言」以来、楽曲提供を中心に多忙だった水野。新曲として作った曲は41曲。そのうち、およそ20曲は歌詞も書いたそうです。
ちなみに、いきものがかりとして発表した曲は10年間で120曲。水野が書いた曲は60曲で、いかにこの一年で多く書いたかがよく分かります。
水野:いろいろなアーティストの皆さんの現場に立ち会うことがあったり、アーティストの皆さんと相談して「どんな曲を作りますか?」というやりとりをして、アーティストの数だけやり方があったり、アーティストの皆さんとファンの皆さんとの関係性もそれぞれあるんだということがよく分かりました。
藤田:そうなんですね!
水野:歌入れの仕方にしても、仮歌を歌ってきちんと構成してから歌う人もいれば、ぶっつけ本番の人もいたりして、いろいろな現場を見ることができて、素晴らしい体験ができました。
ほかにも、歌い手は“歌う姿”も大事だということが分かったそうです。
水野:関ジャニ∞の「青春のすべて」を書かせていただいたんですけど、「映像先行」という特殊な方法だったんです。ミュージックビデオの元になった映像を見て、曲ができてから、歌うシーンを撮ってミュージックビデオが完成するというものでした。関ジャニ∞の皆さんは、“どう見られるかのプロフェッショナル”だから、彼らが表情をつけて歌うと、僕が書いたものより言葉がどんどん力をもつんです!
藤田:なるほど~。
関ジャニ∞の皆さん以外に、大原櫻子さんがミュージックビデオで歌う姿や、横山だいすけさんの子どもたちの前で見せる笑顔などを見ていて、「歌って、音声だけではないのかな」と思ったそうです。
また、「詞先行」も初めて経験したという水野。阿久悠さんの詞に曲をつけた「愛せよ」のように、言葉数が決まっているところにメロディを組むと、自分では思いつかない展開になってくるそうです。
こうして、たくさんの楽曲作りを通して、技術や蓄積の大切さを実感したり、数多く作っていくことで、一つでも技術が加わると地平が開くような経験を何度もしたそうです。
「毎週、締め切りに“追われる”んじゃなくて、白紙に“向き合う”ことが一番大事なんです」と水野。表に出ることと作ることは違っていて、同じ文脈ではいかないため、今年は作ることを淡々と繰り返すことができたことが、作り手としては幸せな時間だったと語りました。
さらに、水野は対談もよく行いました。「SONAR MUSIC」で行った対談以外のものも含めると、およそ20組と対談をしたそうです。
睡眠時間がとれずに、体力の限界を感じることが何度もありつつも、「助けてくれた人や、自分にチャンスをくれた人のことは忘れません。あとは痩せないと(笑)」と言って締めくくりました。
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