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いきものがかり水野がミスチルに褒められた曲は?

いきものがかり水野がミスチルに褒められた曲は?

タイムフリー

J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。木曜はいきものがかりの水野良樹とお届けしています。10月19日のオンエアでは、音楽に関する質問に水野が次々と答えました。その中からいくつかを紹介します。

Q:歌詞を書く時は、楽器を使う? それともパソコン?
「パソコンです。パソコンの画面があって、鍵盤があって、曲作り用のデモセッションが作ってあって、自分が作りやすいようにテンプレートが作ってあります」(水野、以下同)

Q:作詞は、練習したらうまくなる?
「多分、うまくなると思うよ。自分も歌詞を書き始めた頃と比べると、絶対に今の方がうまいと思う。それが良いことなのかどうかは、聞き手によると思うけど…うまくなってるとは思います。センスや才能のことを言いがちだけど、作詞は技術論なので、それはすごく大事です」

Q:ボキャブラリーを増やす方法は?
「まず、ボキャブラリーを増やすことが、作詞にとって良いことなのかどうか…。例えば『好きだよ』っていう言葉を違う種類の言葉にしたことで、分りやすいのかどうかっていうところはあるし、伝わらないといけないので、特別な言葉を使えば良いっていう訳でもないと思います」とのことでした。

ただし、水野は「類語辞典」「辞書」は参照しているそうです。「三文字でハマるようなメロディーがある時に、三文字で収まらない場合は類語でヒントを得ることあります」と、明かしました。藤田は、水野の話を聞いて「水野さんは、気分や思いつきではない部分を大事にしているのでは」と指摘。水野は「確かに大事な気がします。あと、自分の才能をそこまで信じていないというか…技術論がきちんとあった上で、そこにセンスが加わると、掛け算のようになっていくと思います」と答えました。

Q:いろいろな人に楽曲を提供していますが、いきものがかりの曲と、曲作りは同じ?
こちらは非常に多かった質問だそうです。水野によると、アーティスト本人のことを考えるのはもちろんですが、その先(出口)にいる人が、どんな顔をするかを考えるそうです。「例えば、矢沢永吉さんのファンが矢沢さんに求める世界観と、松浦亜弥さんのファンが松浦さんに求める世界観とでは違うから…。いきものがかりの出口にはいろいろな人がいるので、どの人にも分かりやすいように書いています」と、解説しました。

Q:人生で一番よくできたと思う曲は?
「『帰りたくなったよ』です。このフレーズのコピー感というか、『帰りたくなったよ』という言葉だけで広がる感情があって、想像できる画がそれぞれの人たちにあるということ。あとは、Bメロがすごくよく書けたんです。人生で最高のBメロです」と答えました。

水野は、Mr.Childrenの桜井さんに「ハーフディミニッシュコードの使い方がうまい」と言われて、感激したことがあるそうです。

そのほか、「いきものがかりが鼻濁音を意識して使われているのは、水野さんからの提案? 吉岡さんから?」といった質問に、じっくりと答えました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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