J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。9月25日(月)のオンエアでは、眠らないアートの祭典「六本木アートナイト2017」に注目しました。
六本木で夜通し行われるアートの祭典「六本木アートナイト」は、2009年にスタートし、今回が8回目の開催となります。会場は六本木界隈ということで、六本木ヒルズ、国立新美術館、六本木エリアの商業施設、公共施設などいろんな場所にアートが展示され、街全体で宝探しをするうような楽しい一夜となります。
今年のテーマは「未来ノマツリ」。いったいどんな意味が込められているのか、実行委員長の、森美術館館長・南條史生さんにお話を伺いました。
「祭りは本来、神社などでやっていた宗教的なもの。でも最近思うのが、日本人は祭り好きということです。あちこちで夏祭りも行われますし、最近は、ビエンナーレとかトリエンナーレなどの定期的な展覧会も、“祭り”という名前に変化してきています。これまで考えられてきた欧米の現代美術が、日本では夏祭りに変化しているんじゃないか、と思ったんです。その筆頭がこの『六本木アートナイト』じゃないかと。お祭り感があって、皆が集まって、楽しみながら現代美術を観る。しかも屋外の作品が多いので、そぞろ歩きしながら観て、疲れたら近くのお店に入る。そういうきわめて敷居が低いイベントになってきているのではないかと思います」(南條さん、以下同)
六本木アートナイトは毎年メインプログラムアーティストが選ばれ、その年のアートナイトを象徴する作品が作られるのですが、今年のメインプログラムアーティストは蜷川実花さん。南條さんは、蜷川さんのどんなところに期待しているのでしょう?
「蜷川さんはもともと写真家で、彼女の作品の特徴は色にありました。ものすごく強烈な、独特の色合いが出る写真を撮っていた。我々が“お祭り”ということで蜷川さんに期待するのは、まさにその色彩の鮮やかさ、多様さです。そういうものでアートナイトを彩ってほしいし、蜷川さんはパフォーマンスも考えていまして、花魁道中をやる予定です。そうなるとますます動きのあるカラフルな演出になるはず。まさに江戸文化を象徴するような、そしてそれが今の東京とつながってくるような、独特なアートナイトになるのではないかと期待しています」
花魁道中は六本木ヒルズアリーナで、30日(土)18時から予定されています。蜷川さんの監督した映画「さくらん」のライブ版のようなかたちになるのでしょうか? 楽しみですね。
「六本木アートナイト2017」では、2日間に80以上の作品やプログラムが展開されます。9月30日(土)朝10時にスタートし、10月1日(日)18時まで。
その中でも土曜日の日没(17時27分)から、日曜日の日の出(5時36分)までが“コアタイム”といって、様々なインスタレーションやイベントが開催される時間帯となるそうです。夜通し行われるライブペインティングがあったり、盆踊りパフォーマンスなど参加可能なイベントもあるので、皆さんもぜひこの週末は、六本木に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。森美術館も9月30日(土)は、翌朝6時までオールナイトで開館しているそうです!
ちなみにJ-WAVEではこの六本木アートナイト当日、DJ TAROが毎週土曜深夜にお送りしている「SATURDAY NIGHT VIBES」を“六本木アートナイトスペシャル”として生放送します!
番組では一夜限りのスペシャルなステッカーもプレゼント! アートナイトの見どころ&会場の盛り上がりもレポートします。PC・スマホアプリ「radiko.jp」を使えば、会場を回りながら番組を聴くこともできます。どうぞお聴き逃しなく。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
六本木で夜通し行われるアートの祭典「六本木アートナイト」は、2009年にスタートし、今回が8回目の開催となります。会場は六本木界隈ということで、六本木ヒルズ、国立新美術館、六本木エリアの商業施設、公共施設などいろんな場所にアートが展示され、街全体で宝探しをするうような楽しい一夜となります。
今年のテーマは「未来ノマツリ」。いったいどんな意味が込められているのか、実行委員長の、森美術館館長・南條史生さんにお話を伺いました。
「祭りは本来、神社などでやっていた宗教的なもの。でも最近思うのが、日本人は祭り好きということです。あちこちで夏祭りも行われますし、最近は、ビエンナーレとかトリエンナーレなどの定期的な展覧会も、“祭り”という名前に変化してきています。これまで考えられてきた欧米の現代美術が、日本では夏祭りに変化しているんじゃないか、と思ったんです。その筆頭がこの『六本木アートナイト』じゃないかと。お祭り感があって、皆が集まって、楽しみながら現代美術を観る。しかも屋外の作品が多いので、そぞろ歩きしながら観て、疲れたら近くのお店に入る。そういうきわめて敷居が低いイベントになってきているのではないかと思います」(南條さん、以下同)
六本木アートナイトは毎年メインプログラムアーティストが選ばれ、その年のアートナイトを象徴する作品が作られるのですが、今年のメインプログラムアーティストは蜷川実花さん。南條さんは、蜷川さんのどんなところに期待しているのでしょう?
「蜷川さんはもともと写真家で、彼女の作品の特徴は色にありました。ものすごく強烈な、独特の色合いが出る写真を撮っていた。我々が“お祭り”ということで蜷川さんに期待するのは、まさにその色彩の鮮やかさ、多様さです。そういうものでアートナイトを彩ってほしいし、蜷川さんはパフォーマンスも考えていまして、花魁道中をやる予定です。そうなるとますます動きのあるカラフルな演出になるはず。まさに江戸文化を象徴するような、そしてそれが今の東京とつながってくるような、独特なアートナイトになるのではないかと期待しています」
花魁道中は六本木ヒルズアリーナで、30日(土)18時から予定されています。蜷川さんの監督した映画「さくらん」のライブ版のようなかたちになるのでしょうか? 楽しみですね。
「六本木アートナイト2017」では、2日間に80以上の作品やプログラムが展開されます。9月30日(土)朝10時にスタートし、10月1日(日)18時まで。
その中でも土曜日の日没(17時27分)から、日曜日の日の出(5時36分)までが“コアタイム”といって、様々なインスタレーションやイベントが開催される時間帯となるそうです。夜通し行われるライブペインティングがあったり、盆踊りパフォーマンスなど参加可能なイベントもあるので、皆さんもぜひこの週末は、六本木に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。森美術館も9月30日(土)は、翌朝6時までオールナイトで開館しているそうです!
ちなみにJ-WAVEではこの六本木アートナイト当日、DJ TAROが毎週土曜深夜にお送りしている「SATURDAY NIGHT VIBES」を“六本木アートナイトスペシャル”として生放送します!
番組では一夜限りのスペシャルなステッカーもプレゼント! アートナイトの見どころ&会場の盛り上がりもレポートします。PC・スマホアプリ「radiko.jp」を使えば、会場を回りながら番組を聴くこともできます。どうぞお聴き逃しなく。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/