人気日本料理店、価格設定はディズニーランドを意識?

J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。8月30日(水)のオンエアでは、“予約がとれない”恵比寿の日本料理店「賛否両論」のオーナー、笠原将弘さんをゲストにお迎えしました。

笠原さんは家庭でも作りやすい和食のレシピや、わかりやすい指導も人気で、メディアでも幅広く活躍中の料理人。そんな笠原さんのお店「賛否両論」は、なかなか予約が取れないことで有名ですが、一体どんな料理がいただけるのでしょうか。

「賛否両論」は2004年にオープン。今年で13年目になります。お店の席数が18席しかないため、すぐに埋まってしまうそう。そもそも「賛否両論」という名前が個性的ですよね。

「たぶん、誰も飲食店につけないだろうなと思いまして。オープンするときは本当にみんなから『真面目な名前にしなさい』って怒られました(笑)」(笠原さん、以下同)

お店のメニューは日本料理1コースのみ。お品書きもないので、お客さんは何が出てくるのかわかりません。「誰が来てもお任せの、僕が今日食べて欲しいっていうコースを出されてしまう(笑)。あと、完全オープンキッチンなんで、目の前で料理人が作ってるんでね、まあガチャガチャうるさいですよ。だから落ち着いてムーディーな会話を楽しみたいカップルの方には向かないかなと(笑)」と笠原さん。

コースの料金は6500円。日本料理の中ではとてもリーズナブルなお値段ですが、「そこを一番意識した」というこの値段設定にはある考えがあったそう。日本料理は高くて、庶民はなかなか気軽に行くことができません。

「みんなに来てもらえる価格設定ってどこかなと思ってた時に、ちょうど東京ディズニーランドに行って。ディズニーランドって若いカップルから、大家族とかも来てるじゃないですか? 『これくらいの値段にしたらみんな来れるんだな』と思って」

今ではそのディズニーランドよりも1000円ほど安いですね(笑)。2週間に1度、献立が変わるそうなので、月に1度はご褒美に行けるのではないでしょうか。しかし、「あんまり安すぎると、デートで誘ってもらった女性もイヤじゃないですか。だから最初はめちゃくちゃ意識しました」とおっしゃいます。さらに「場所を駅から遠くしたのも…10分くらい駅から歩くんでみんな怒るんですよ、『遠い』って。でも僕は、『そこで口説け!』と。『帰りに口説けなかったら、おまえが悪い!』って何度も言いましたよ、男性客に(笑)」と話していらっしゃいました(笑)。

駅から徒歩10分は手を繋ぐのにちょうどいい時間、逆に近すぎると、終わったらすぐにバイバイとなってしまう、という気づかいがあったようですね(笑)。これにはクリスも納得していました(笑)。男性のみなさん、お店の予約が取れた際には、ぜひ参考にしてみてください!

広尾に、甘味処「賛否両論 寄り道」を出されている笠原さん。こちらは甘味はもちろん、おでんなど軽い食事もできるそうなので、こちらもぜひ足を運んでみてください!

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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