俳優・淵上泰史が天狗だった鼻を折られた瞬間

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。8月30日(水)の「Cosme Kitchen ORGANIC CONCIERGE」では、俳優の淵上泰史さんにお話を伺いました。

映画、舞台、と幅広く活躍している淵上さん。今は、TVドラマ「わにとかげぎす」(TBSテレビ)に出演中です。

淵上さんが生まれ育ったのは、和歌山県の熊野川河口の街、新宮市。世界遺産、熊野古道の入り口の街としても知られています。淵上さんはいったいどんな少年時代を過ごしていたのか、聞いてみました。

保育園の頃は一番やんちゃだったそうで、「暴れてる子」だったそうです(笑)。一方で、喧嘩している友達を止めに入って、その衝撃で転んで頭を打って泣く…みたいなこともあったとか。

小学校にあがるとだんだん落ち着いていき、この頃、サッカーにも目覚めたそう。

「同級生のお兄さんがサッカーをやっているのをみて、僕もサッカーをやりたくなって、でも月謝が790円で、当時お小遣いは100円だったので到底無理で…。同級生がサッカーチームに入っていたので『おいでよ』なんて言われて、ランニングしている中に月謝も払わずにそっと入る…みたいな(笑)。部員の人数も多くてコーチも全然把握してないし、バレませんでしたね(笑)」

そこからサッカーにのめりこんでいったという淵上さん。練習もたくさんして、地元では点取り屋としてけっこう名が通るまでになったそうです。そんなある日、フォワードの淵上さんが監督にディフェンスをやらされたときがあったそうで…

「小3だったかな。なんで点を取る僕がディフェンスなんてやらなきゃいけないんだってふてくされながらやっていたのを、たまたま父親が見に来てて、ハーフタイムにバッチバチに殴られて…。『1人でやってるんじゃないだろ、11人でやってるんだろ。ふてくされずにやれ』と言われて…その時、天狗のような鼻が見事に折られて、そこで改心しましたね」

「あそこで折られてなかったら、どういう男になってたのかなと…。お父さん、怖いなと(笑)」と淵上さんは笑いながら回想していました。

「サッカーは連動しているので、その中でいろんなことが起きますし、練習でできたことが試合でできなかったり、予期しなかったことが起こるのがおもしろいんですよね。役者もそうだと思っていて、向きあって芝居をしていたときに予期しなかった反応が起きて、こういう感情が出たとか、こういう芝居になったとか、たまに覚えていないこともあったり、そういうことが面白かったりしますね」

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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