気になる…「変態アニメーションナイト」今年も開催

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」。8月10日(木)のオンエアはクリス智子がお休み。代わりに、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトがナビゲーターを担当しました。 「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」のコーナーでは、12日(土)を皮切りに全国で開催される「変態アニメーションナイト2017」に注目しました。

このイベントは、見た人が戸惑いを覚えたり、ショックを受けるような短編のアニメーションを世界中から集めて上映するものです。

今回、お話を伺ったアニメーション配給会社ニューディアーの土居伸彰さんは、大学院で、アーティスティックなアニメーションを表現として作っている人々の研究をしていて、今も世界中のアニメーションの映画祭を飛び回っています。そんな中、映画祭では賞を獲る作品ばかりが注目され、現場では話題になるものの、賞は穫らない作品があることに気づき、それを広めたいとの思いで「変態アニメーションナイト2017」を企画したそうです。

副タイトルに「ポップに狂ってる」とありますが、土居さんによると「これまでは、例えば粘土がぐちゃぐちゃに変容し続けるだけとか、グロテスクなものが多かったのですが、今回は家族でも楽しめるような…Eテレでかかっていてもおかしくないような、単純に笑えるポップでライトな作品をたくさん選んでみました。それでいて、笑ったあとで『あれ? おかしなことが起きてた』と思うような、戸惑いが生まれてくるような作品を選んでいます」とのこと。

短い作品は1~2分、長いもので14~15分。トータルで19本、100分の作品が上映されます。中でもハマが気になったのは『おかあさんにないしょ』という作品。今年、アヌシー国際アニメーション映画祭で日本人初の快挙(学生部門受賞)を成し遂げた冠木佐和子さんの作品です。「ちょっとエッチでかなり変態」と気になる紹介をしていました。そのほか、上映される作品について、「普通に生活をしていたら、目にしないようなアニメーション」とハマ。

さらに、土居さんにおすすめの作品を教えてもらいました。

「『ウィンク・ラビット』は、可愛いウサギがウィンクをしていて、仲間たちと一緒にはしゃぐんですけど、ウサギが尋常ではない数のウィンクをするんです。物語があるのかと思いきや、逸脱したりして、カエルとか犬とかも出てくるんですけど、とにかくウィンクをして、それで終わるんです。『ウィンクしたな~』と思う作品です(笑)」(土居さん)

世界広しといえども、ウサギがウィンクをしっぱなしにしている映画はないのではないでしょうか(笑)。説明を聞いただけで、すでに軽い戸惑いを覚えてしまう「変態アニメーションナイト2017」、ぜひチェックしてみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/index.html

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