星野源、新曲でJ-POPに欠かせないアレを封印?

J-WAVEで放送中の番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。8月13日(日)のオンエアは、星野源さんをゲストにお迎えしました。

歌、芝居、執筆とさまざまなジャンルで引っ張りだこの星野さん。なかでも昨年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBSテレビ)の主題歌「恋」では、「恋ダンス」が社会現象にまでなりましたよね。なんと、元アメリカ大使のキャロライン・ケネディさんも踊っています。

そんな事態に、「本当にびっくりしました。たまたま映像をみんなで…ちょうど撮影が全部終わったぐらいだったんですけど、仰天しました。ホントすごいことになってるって」と星野さん。ダンスは星野さんがミュージックビデオのために振付師のMIKIKOさんにお願いし、「MIKIKOさんとただ楽しんで作ったダンスで、曲も自分たちの好きなように作ったら、ドラマのお力もあり、みなさんが真似してくれてありがたかったです」と話します。

そんな星野さんが今一番楽しいという時間は「何もしないこと」だそう(笑)。かなりお忙しそうですからね。なんでも今、Netflixで放送中の「マスター・オブ・ゼロ」という海外ドラマにハマっているとか…。

そして星野さんは、8月16日(水)にニューシングル「Family Song」をリリースします。こちらは放送中のドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ)の書き下ろし主題歌。「ドラマが家族を扱っているので、やっぱり主題歌も家族をテーマにしたいなぁと思って。いわゆる家族をテーマにした曲っていっぱいあるじゃないですか…そのなかで、幸せな感じの家族の歌で、MVとかで家族がいっぱいいる、みたいな。そういうの見て『いい歌だな』ってすごい思うんですけど、でも、いつもふと心の中で思うのが『これ見たときに、家族いない人ってどうしたらいんだろう』って」と星野さん。

そのため、「これからの家族の歌を作りたいなと思って。これからもっと、多様化っていうか、いろんな家族のカタチがあると思うので。たとえば犬も家族だったり、自分の友だちや仕事仲間のことをファミリーって言ったりするじゃないですか。そういう意味も含めて血のつながりだけじゃなくて、もっと広い意味でのファミリー。そこに愛があればファミリーなんじゃないかっていうテーマで書いてみたいなと思って作りました」と制作エピソードを明かしてくれました。

広い意味でのファミリーソングであれば、世代も性別も関係なくどんな人にも共感できそうですね! そしてサウンド面についてのこだわりもお聞きしました。今回は60年代末から70年代前半くらいまでのソウルをモチーフにしているそう。

「シンバルを一回も使ってないんです。ハイハットはあるんですけど。当時もそうですし、割と最近のR&Bとかもシンバルを使ってない曲って洋楽ではたまにあるんですよ。でも、J-POPでシンバル使ってない曲って、たぶん一曲もないくらいなんじゃないかなって。打ち込みなら違うと思うんですけど」(星野さん)

シンバルを使わない曲をずっと作ってみたかったそうで、今回やってみたとのこと。「すごくいい感じになった」と手応えを感じているようです。実際、シンバルが入っていないと印象はどう変わるものなのでしょうか?

「僕も一番最初にやった楽器がドラムなんですけど、何かと小節の間に入れたくなるんです。入れないとリセットされないんですよね。AメロとBメロが自然とつながるっていうか…サビもつながって。物足りない気持ちにはなるんですけど、それをアレンジで工夫して」と解説してくれました。このこだわり、気付いていた方いますか? そしてミュージックビデオもかなり話題になっています。公開からたった14時間でなんと100万回再生を記録。これは、星野さんのこれまでの作品の中でも最速だそう。その映像では星野さんがサザエさん風のお母さんを演じています。まだチェックされていない方は、音源とあわせてぜひご覧ください!

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【番組情報】
番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送日時:毎週日曜 13時-17時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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