J-WAVEで放送中の番組「BOOK BAR」(ナビゲーター:大倉眞一郎・杏)。6月17日(土)のオンエアでは、「いま読むべきマンガ」をテーマにお送りしました。
この日、大倉眞一郎が紹介したのは柳本光晴の「響~小説家になる方法~」。そして、杏が選んだのが、死刑制度をテーマにした郷田マモラの「モリのアサガオ」。こちらは2007年まで連載されていた、番外編を含めた全8巻完結の漫画です。
私たちが普段、知りうることのない死刑囚と刑務官の世界を描いたこちらの作品。一般の囚人とは違い、服装や食べるものなど自由に選ぶことができる死刑囚たちの生活に衝撃を受けたという杏。今作では、彼らを一番近くで見つめる新人刑務官の目線で描かれています。
二児の母親でもある杏は、「もし自分の大切な人がひどい目にあったら(犯人にも)同じ目にあってほしいと思っちゃうんじゃないか」と思うと共に、世界的に見ると死刑制度が少なくなっている現代において、どう向き合っていくか、この漫画を読んで考えさせられたようです。
普通の漫画だと1日4~5冊は漫画を読めるという杏も、「モリのアサガオ」は1日1冊ずつしか読み進められなかったそう。
ちなみに今作は絵柄も独特で、シンプルで書き込みの少ない登場人物たちが、より物語の重みを増しているのだとか。人物の感情が高ぶるシーンでは歌舞伎の隈取(くまどり)が顔に表れたり…と独特な表現も見どころの一つです。
作者の郷田さんはかなり密な取材をして物語を描いているようで、今作の文字の多さに大倉も「伝えたいことがたくさんあるんだろうな」とコメントしていました。
読む人の心にグサリと刺さる衝撃作「モリのアサガオ」。気になった方はぜひ読んでみてください。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/
この日、大倉眞一郎が紹介したのは柳本光晴の「響~小説家になる方法~」。そして、杏が選んだのが、死刑制度をテーマにした郷田マモラの「モリのアサガオ」。こちらは2007年まで連載されていた、番外編を含めた全8巻完結の漫画です。
私たちが普段、知りうることのない死刑囚と刑務官の世界を描いたこちらの作品。一般の囚人とは違い、服装や食べるものなど自由に選ぶことができる死刑囚たちの生活に衝撃を受けたという杏。今作では、彼らを一番近くで見つめる新人刑務官の目線で描かれています。
二児の母親でもある杏は、「もし自分の大切な人がひどい目にあったら(犯人にも)同じ目にあってほしいと思っちゃうんじゃないか」と思うと共に、世界的に見ると死刑制度が少なくなっている現代において、どう向き合っていくか、この漫画を読んで考えさせられたようです。
普通の漫画だと1日4~5冊は漫画を読めるという杏も、「モリのアサガオ」は1日1冊ずつしか読み進められなかったそう。
ちなみに今作は絵柄も独特で、シンプルで書き込みの少ない登場人物たちが、より物語の重みを増しているのだとか。人物の感情が高ぶるシーンでは歌舞伎の隈取(くまどり)が顔に表れたり…と独特な表現も見どころの一つです。
作者の郷田さんはかなり密な取材をして物語を描いているようで、今作の文字の多さに大倉も「伝えたいことがたくさんあるんだろうな」とコメントしていました。
読む人の心にグサリと刺さる衝撃作「モリのアサガオ」。気になった方はぜひ読んでみてください。
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【番組情報】
番組名:「BOOK BAR」
放送日時:毎週土曜 22時-22時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/bookbar/