SALU、街角のラップバトルに「負けたらコワい」

J-WAVEで放送中の番組「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。5月30日(火)のオンエアでは、火曜日担当のDAOKOが登場しました。

今週は「ソナミュー!スタジオライブウィーク」と題して、毎日ゲストミュージシャンが登場しています。生放送でスタジオライブを披露してくれるヘッドフォン必須の1週間です! 2日目は、ラッパーのSALUさんが登場しました。

14歳でラップを書き始め、2012年にアルバム「IN MY SHOES」でニュータイプ・ラッパーとして衝撃のデビュー。独特のワードセンスと胸にささるリリック、様々な音楽を取り込んだサウンドで、日本語ラップシーンだけでなく、幅広い音楽シーンでアツい注目を集めています。また、4枚目のアルバム「INDIGO」には、多彩な客演やトラックメーカーを迎え、SALUさん自身がセルフプロデュースとして関わっています。

この日のスタジオライブはボーカル、キーボード、ドラムの3人編成で、音源とは違うアコースティックな雰囲気で聴かせてくれました。披露したのは「First Dates」「Dear My Friend」「ハローダーリン」の3曲。

お客さんがいない、いつもとは違うライブだったため、いろんな人のことを考えてしまったというSALUさん、一瞬、歌詞がトンでしまいそうになったとか(笑)。いつもとは違う感情が出ていたという貴重なスタジオライブでした。

そして最新アルバム「INDIGO」についてのお話に。このタイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか?

「デニムなどに使われる“インディゴ染め”という染め方がありますが、何度も何度も染めるみたいなんですよ。そういう感じで徐々に僕の『INDIGO』を聞いてくれた方の生活と心に、僕の心が染み込んでくれたらなって」と語ってくれたSALUさん。聴けば聴くほど染み込んでいく作品なのですね。

最近ではフリースタイルラップなど、ヒップホップシーンが注目され、盛り上がっていますが、そのことについてSALUさんも「どう思いますか?」とよく聴かれるそうです。

「本当に内心、めっちゃ嬉しいです。いろんなところでラップやっていて、この間も、駅の前でラッパーっぽくない、サラリーマンっぽい人たちがサイファーしてて、『マジか、めっちゃいいじゃん!』って思って『混ざりてー』って思ったけど、『負けたらコワいからなぁ』って出さなかったけど(笑)、すごい嬉しくて」(SALUさん)

アルバムについてはもちろん、日本のヒップホップシーンについての思いなど、いろんなことを語ってくれました。

さて、残りの「ソナミュー!スタジオライブウィーク」は、6月1日(水)がtricot、2日(木)はYogee New Wavesがスタジオライブを披露してくれるので、こちらもお聴き逃しなく!

■今回のオンエア曲
The Cheserasera「I Hate Love Song」
Kero Kero Bonito「Forever Summer Holiday」
nano「Eye of the Beholder」
おさかなぷりん「ひとりパーティータイム」
GRAPEVINE「Arma」
edda「半魚人」
Paramore「Hard Times」
andymori「君はダイヤモンドの輝き」
SALU「First Dates」/「Dear My Friend」/「ハローダーリン」(以上 スタジオライブ)
SALU「TOKYO」
tricot「TOKYO VAMPIRE HOTEL」
学生気分「小説家みたいなあなたになりたい」

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 23時30分-25時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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