夜の本気ダンス米田 心に宿るアジカン後藤の言葉

J-WAVEで放送中の番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。5月13日(土)のオンエアは、同じくJ-WAVEで放送中の番組「THE KINGS PLACE」で月曜深夜を盛り上げているバンド「夜の本気ダンス」から、ギター&ボーカル米田貴紀さんをお招きしました。

米田さんが意識して音楽に触れるようになったのは中学生のときだそうです。CDショップで思わずジャケ買いしてしまったASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)の「崩壊アンプリファー」がきっかけとのこと。今まで聴いたことのない演奏に惹かれるとともに、米田さんの心に強く残ったのは、ボーカルの後藤正文さんがインタビューで語っていたという「僕らはロックの架け橋になりたい」という言葉。

「アジカンを通してロックをもっと知ってほしい」というこのメッセージに米田さんは、「『俺を見てくれ』じゃなくて、ロックを紹介するみたいなスタンスでやってはるんやなっていうのがなんか新しい」と感じたそう。「ロックスターといえば、そういう人(自己主張の強い人)だと思ってたんですけど、そうじゃなくてもバンドってやれるんだな、かっこいいことができるんやなっていうのを知って、自分もそういう人になりたいなって思って」と音楽の道へ進むきっかけになったことを話してくれました。

その後も、影響を受けたアーティストとして「Arctic Monkeys」「Sparta Locals」「Deep Purple」などについて語る米田さん。ステージ衣装のストライプについては「Franz Ferdinand」を意識している、と屈託なく明かすその姿勢に、クリスも「ネタ元をバンバン言うところは素晴らしいですね!」と絶賛していました。また、ライブではオープンからスタートまでの時間に米田さんが選曲したBGMなどを流すそうで、「それはもう自分のルーツ。そこでお客さんも反応してくれたりしてそういうのが楽しい」と米田さん。アジカンの後藤さんの言葉は今もしっかり米田さんの心に刻まれているようです。

続いて、米田さんの印象に残った対バンの相手について伺いました。米田さんが挙げたのは「髭」「HINTO」「フルカワユタカ」ら、いずれも米田さんが本格的に音楽の道に進む前から憧れていたアーティストたち。対バンをしたときは「自分の好きな人たちとやれたな、ということでライブを観ながらホント感動しちゃって泣きそうな気持ちになりましたね」と、感激のあまり、内心穏やかでなかった様子です。今の自分たちを振り返って「昔の自分に『頑張れば一緒にできるんやぞ!』と話してやりたいですね」と嬉々としてその喜びを語っていました。

ただ、米田さんにとってスーパースターだという岡村靖幸さんとはまだ共演がないとのこと。クリスが次の目標として「(岡村靖幸と)共作なんかいいですね!」と提案すると、「なんかもう、どうなっちゃうんだろうと思いますね…」といちファンのようにドギマギする米田さん(笑)。どうやら当面の目標が決まったみたいです。

そんな米田さんが所属する夜の本気ダンスは、7月からツアー「No rain, new days o' scene」を開催予定。普段、対バンツアーは少ないという彼らですが、今回は各地でさまざまなアーティストとの共演を予定しています。特に横浜で共演するPOLYSICSは、夜の本気ダンスのドラム、マイケル憧れのアーティストとのことです。

共演者に憧れのアーティストを迎えることも増え、音楽活動に確かな手応えを感じつつある夜の本気ダンスの今後に注目です!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SAPPORO BEER OTOAJITO」
放送日時:毎週土曜 18時-18時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/

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