若木信吾、写真家としてのはじまりを語る

J-WAVEで放送中の番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「Cosme Kitchen ORGANIC CONCIERGE」。5月21日(月)は、写真家の若木信吾さんに、カメラとの出合い、写真を撮ることの興味のはじまりをお聞きしました。

若木さんは静岡県浜松市生まれ。写真家として、さらには映像作家・映画監督や、インディペンデントの出版社Youngtree Press主宰、故郷の浜松にBOOKS AND PRINTSという書店もオープンするなど、幅広く活躍しています。

「子供の頃、家族写真ブームがあって。まだ一家に一台カメラがない時代で、自分たちの家族写真は自分たちで撮ろうっていう、そんなブームにうちも乗せられて、おじいちゃんが一台買ってきたんです(笑)。それで買ったはいいけど誰も撮らない。でも子供はシャッター押すだけでおもしろいから、それから自分が撮る側になりました」(若木さん、以下同)

小学校の時、小さいお城や花を撮って、撮ったときは自分がファインダーをのぞいてシャッターを押すというおもしろさがあったそうですが、しばらくして母親が現像して見せてくれた時に、「あの時のことが今ここに出てきてもうどこにも行かないっていう体験が、すごく自分の中ではまった」のだそう。

中高生の時は、田舎暮らしだった若木さんは周りの友人や自分のおじいちゃんを撮りながら、想像力を自分の中で掻き立てていたそうです。そうやってずっと撮り続けていくうちに、人が変わっていくとか変わっていかないとかいうことが「いいなあ」と思い始めたと語ります。

「写真はその区切りをつけられるから。人に興味をもち始めたのもそれが理由かもしれないです」

若木さんのお話は、25日(木)まで続きますので、どうぞお聴き逃しなく。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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