ネバヤンに恋愛ソングがない理由

J-WAVEで放送中の番組「ZOO ZOO ZOO」。この番組では写真家・奥山由之と、never young beachのフロントマン・安部勇磨がゆるいカルチャートークをお送りしています。4月 7日(金)のオンエアは「女の子」をテーマに語り合いました。

「女の子」という今回のテーマですが、never young beachには恋愛を歌う曲が少なく、これは意識していることだと安部は説明します。

「女の子のこととか、恋愛とか…どんな風になってもやっぱり異性を愛することって絶対なくならないし、超良いことなんだけど、そればっかり歌ってても…」と安部。

さらに、第三者が出てくる歌詞は書きやすいそうで、「さらにそれが、女の子とか好きな対象だったりすると、なおさら書きやすくなっちゃうから、そこに甘んじて書くのは、僕はすごくイヤ」と安部。ファースト・アルバムからこのことを意識しているそう。続けて、「そういうものって、誰しもが経験するし、経験していることだから感情移入がしやすいものだけど、それをやってしまうと、ちょっとカンタンすぎるし、おもしろくないなぁって思うから。“君”とか“あなた”が出てきてもいいんだけど、でも“君”以上に、その“君”の周りの言葉とかが、もっと情景が見えたり…“君”に頼ってないくらい、ちゃんとできてたらいいんだけど」と話します。

このような思いもあって、安部は、はっぴいえんどの細野晴臣さんが書く歌詞が好きなのだそう。はっぴいえんどには“ももんが”がサビに出てくる「暗闇坂むささび変化」という曲があるのですが、「あのメロディに“ももんが”をはめることとか、ユーモアとか、そこの技量がおもしろいっていうか。僕は作っているうえで『あぁ、それできちゃうんだ!』って興奮する。そういうので歌詞を埋められるんだっていうのに、作る楽しさを感じる」と歌詞を書く上でのこだわりを語りました。

しかし、そんなnever young beachの曲には「お別れの歌」という恋愛を思わせるナンバーがあるのですが、それについては、「あれも違うんだ、別に。女の子のことも入ってはいるけど、女の子だけでじゃなくて、あれは昔の僕の友人のことも入ってたり」と、意外な事実を明かしました。そして、そこから安部自身が、実際に恋愛ソングをあまり作らない理由を説明。

「恋愛とか女の子の話ってさぁ、もう、キリないじゃん。その日の気分とかもあるしさぁ。そんな責任を負いたくない(笑)」とのこと(笑)。恋人の曲を作っても、明日になったら別れているかもしれないし、そうなったらその後、ツラい気持ちで歌うことになってしまう。また逆に、別れる前や、別れたあとはツラいですが、月日が経てばいろんな人との出会いもあったりしていずれ立ち直るものですよね。「でもそこのツラいときのところを切り取って作品にして出してしまうと、そのあと、僕は歌うのがしんどい」と語りました。

never young beachに恋愛ソングがあまりないのには、安部ならではの理由がちゃんと裏に存在していたのですね。このほか、「女の子」を撮った写真集「君の住む街」を5月2日(火)に発売する奥山が、被写体となる人たちとの距離感の詰め方やなどを語りました。

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【番組情報】
番組名:「ZOO ZOO ZOO」
放送日時:毎週金曜 25時30分-26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/dc2/

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