人の顔の覚え方、日本人と欧米人でどう違う?

J-WAVEで放送中の番組「RADIOFAST」(ナビゲーター:安藤桃子)。3月10日(金)のオンエアは「記憶」をテーマにお届け。今回は特に「目撃の記憶」について取り上げました。

突然ですが、今日街ですれ違った人、電車で向かいに座っていた人など、一度見ただけの人の顔を思い出せますか?

たとえば犯罪捜査の現場において、目撃証言はかなり重要な証拠になります。しかし、人の記憶というものはかなり曖昧で、その後の状況から判断して記憶を補填して作り変えてしまうことがあるそうです。聞き取り捜査の過程で「~でしたよね?」と誘導質問をした場合、目撃者がそちらの意見に傾いてしまうことも。目撃証言の間違いのせいで冤罪が生まれるケースもあり、捜査の際は実験のように中立な立場で聞き取りをすることが求められます。

ちなみに安藤は、自身の子どもの胎内記憶に興味があるそうで、いつかそのときの記憶を聞き出すために、「お母さんから生まれてきたんだよね~」などの情報を与えないようにしているのだとか。数年後、「どこから生まれてきたの?」と質問したときに、どんな答えが返ってくるのか楽しみにしているそうですよ!

人が他人の顔をチェックするとき、どの部位をチェックするかは人種によって大きく変わるそうです。私たち日本人の場合は、まず目が一重か二重かをチェックしますが、一方で欧米人の場合、ほとんどの人が二重のため、そこではなく、瞳や髪の色をチェックするとか。

さらに、はじめて見る人の顔を認識するとき、まずは顔の輪郭に目が行きがちで、初見の人の顔の形や髪型が一番大きな印象を与えるそうです。たしかに髪型が変わると印象がかなり変わりますよね。

というわけで、目撃の記憶を追求したオンエアになりました。みなさんは人の顔を覚えるときはどこに注目していますか? 意識してみると人の顔をより覚えやすくなるかもしれませんよ。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIOFAST」
放送日時:毎週金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiofast/pc/

関連記事