J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」。お休み中のナビゲーター・別所哲也に代わり、3月30日(水)は平井理央と、音楽プロデューサー・多保孝一がナビゲート。「MORNING INSIGHT」のコーナーでは、現在の音楽シーンとこれからの未来について多保が語りました。
多保が、プロデューサーとして注目しているのは、「co-write(共同作曲)」という制作手法。メロディメイカー、トラックメイカー、ビートメイカーなど複数の作曲家が分業で、一緒に一つの曲を作る手法で、海外では主流になっています。海外同様、クラブミュージックの分野では日本でも普及しているそうですが、ロック系などではまだ浸透していないのだそうです。
この「共同作曲」のメリットは、作曲家同士の得意分野を生かせて量産しやすいこと。自身を例にとり、「僕はメロディを書くのは早いけど、アレンジは少し時間がかかるタイプで、得意な部分だけ先鋭化するとスピードが上がるかもしれませんね」と語りました。「共同作曲」では、多いときには5人以上の作曲家が参加しており、ある曲のクレジットに複数の作曲家の名前が連なっているのことも海外では少なくないのだとか。
番組では、多保が「共同作曲」で携わっているDAOKOの 「拝啓グッバイさようなら」をオンエアしました。この曲で多保は、全て出来上がったトラックにサビのメロディだけ作るという初めての経験をしたそうです。
制作する側の変化に加え、音楽を聴く環境も変わりつつありますが、多保は「CDから配信と、形は変わっても作るものは一緒だし、人間が根源的に持っている音楽を聴きたいという欲求は変わらない。僕たちは真摯に長く残る音楽を作っていくだけですね」と語りました。また、配信中心になることで、よりライブに重点が置かれるなど、本質は変わらないと話し、今後の抱負として「ロック畑やシンガーソングライターの人たちとも共同作曲をやったり広めたりしたいですね」と明かしました。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
多保が、プロデューサーとして注目しているのは、「co-write(共同作曲)」という制作手法。メロディメイカー、トラックメイカー、ビートメイカーなど複数の作曲家が分業で、一緒に一つの曲を作る手法で、海外では主流になっています。海外同様、クラブミュージックの分野では日本でも普及しているそうですが、ロック系などではまだ浸透していないのだそうです。
この「共同作曲」のメリットは、作曲家同士の得意分野を生かせて量産しやすいこと。自身を例にとり、「僕はメロディを書くのは早いけど、アレンジは少し時間がかかるタイプで、得意な部分だけ先鋭化するとスピードが上がるかもしれませんね」と語りました。「共同作曲」では、多いときには5人以上の作曲家が参加しており、ある曲のクレジットに複数の作曲家の名前が連なっているのことも海外では少なくないのだとか。
番組では、多保が「共同作曲」で携わっているDAOKOの 「拝啓グッバイさようなら」をオンエアしました。この曲で多保は、全て出来上がったトラックにサビのメロディだけ作るという初めての経験をしたそうです。
制作する側の変化に加え、音楽を聴く環境も変わりつつありますが、多保は「CDから配信と、形は変わっても作るものは一緒だし、人間が根源的に持っている音楽を聴きたいという欲求は変わらない。僕たちは真摯に長く残る音楽を作っていくだけですね」と語りました。また、配信中心になることで、よりライブに重点が置かれるなど、本質は変わらないと話し、今後の抱負として「ロック畑やシンガーソングライターの人たちとも共同作曲をやったり広めたりしたいですね」と明かしました。
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番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
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