パスピエ、あの曲のMVは通販番組!?

J-WAVEで放送中の番組「THE KINGS PLACE」(火曜担当ナビゲーター:パスピエ)。2月7日のオンエアでは、大胡田(Vo)、成田(Key)、三澤(Gt)の3人が出演。さらに、パスピエがナビゲーターを担当してから2年半目にして初めてゲストが登場しました!

そのゲストとは、パスピエのミュージックビデオの多くを手がけてきた松本剛監督。

パスピエとは、「トロイメライ」や「フィーバー」の時からの関係で、ライブ中の映像も担当されているそう。1月に発売されたばかりのアルバム「&DNA」の初回盤には、これまでのミュージックビデオが収録されたDVDが同梱されていますが、その中の10作品以上が、松本さんが監督されたものだそうです。

パスピエの変遷を松本さんはどう映像で表現してきたか聞いてみると、「顔が出てる/出てない」というのは気にしていなかったそうですが、「見えない角度がかっこいいみたいな…光と影があれば影の方がかっこいい、みたいな部分で考えてて」とのこと。顔を隠していた頃のミュージックビデオも「見えてるといえば見えてる」という感覚があったそうです。同時に、「課題があればあるほどクリアしがいがある」「どうやってずっと見せないでやっていこう」と、おもしろがりながら作っていたと明かしてくれました。

そんなふうにミュージックビデオは楽しんで作っていたと言う松本さんですが、パスピエは完璧な覆面バンドでは無かったため、ライブに来たお客さんにはメンバーの顔が見えるのに、そのライブ映像をDVD化するときは顔を隠さなければいけなかったため、こちらは難易度が高かったそうです。

「ライブ映像は、家で会場を疑似体験できるものであるべきだから…。会場で顔は見えているけど、MVとかこれまで作ってきた文脈に則ってライブ映像を編集してみようってなった時の緊張度は高かったです」(松本さん)

そんな松本さんが一番思い出に残っている曲は「S.S」だそう。本人も「いろんな意味でめちゃくちゃ」と語るように、戦隊ヒーローが登場したり、CDアルバムが置いてあったり…とネットでも話題になりました。そして「ネタバレになるかも」と前置きをしつつ、「あのMVは通販」と狙いを明かしてくれました。「商品が置いてあって、そこに解説するいろんな人が出てきて…そういう意味であれは通販番組です」と話す松本さん。これは誰にも言っていなかったそうで、パスピエの3人も納得しながら感心していました。気になる方はぜひ一度観てみてください。

この日の放送では他にも、インフルエンザから回復したばかりの大胡田を交えて「風邪の時に食べる物」トークや、露崎と「夜の本気ダンス」マイケルさんの謎のラップ対決も行われていました(笑)。

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【番組情報】
番組名:「THE KINGS PLACE」
放送日時:月・火・水・木曜 26時-27時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

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