広尾で見たい「日本画の教科書」

J-WAVEで放送中の番組「ZAPPA」(金曜ナビゲーター:山中タイキ)。1月13日(金)のオンエアでは、広尾にある山種美術館で開催中の「日本画の教科書 京都編」に注目しました。

近代日本画界において、東の大観(横山大観)、西の栖鳳(竹内栖鳳)という巨匠がいました。展覧会の会場に入ると、まず竹内栖鳳の代表作「班猫」が展示してあります。エメラルドグリーンのクリッとした目の猫が、毛繕いをしている絵です。

初めて同作品を目にした山中は、「思っていた以上に大きな作品で、毛が細く描写されていて、ふさふさした毛が本当にあるんじゃないかと思うほどでした。しかも、色気も感じるので見とれちゃいました」と感激していました。

京都画壇の日本画は人物よりも花鳥画が多いらしく、鴨の雛鳥を描いた栖鳳の「鴨雛」、西村五雲が描いた迫力のある「白熊」なども展示してあります。さまざまな作品を鑑賞した山中は「色の変化も印象的で、時代を経ていくにつれて、徐々に色が鮮やかになっていきます。中でも、小野竹喬の作品『沖の灯』は、藍色の海にピンク色の雲が描かれてるんです!」と、驚いていました。伝統を重んじながらも、新しいものを取り入れていこうとする芸術家の気概も感じられます。まさに、日本画の新しい時代の到来、日本画の多様性を感じる作品展です。

美術館に併設されている「Cafe 椿」では、作品をモチーフにした特製和菓子もいただけます。山中が「見た目が美しくて…食べるのがもったいない!」と躊躇するほど。「日本画の教科書 京都編」は2月5日(日)までの開催です。ちなみに山種美術館では、「東京編」も開催が予定されているとか…あわせて足を運んでみたいですね!

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【番組情報】
番組名:「ZAPPA」
放送日時:毎日 5時ー6時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/zappa/

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